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ESPERANZAさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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41.  祇園の姉妹(1936) 《ネタバレ》 
DVD特典で新藤兼人氏が監督溝口健二について語っていた。「祇園の芸妓を人間としてありのままを描いている。彼の作品の根底はこの映画で確立し、溝口流リアリズムとして高く評価された」と。 姉が生まれながらの昔風芸妓だったのに対し、妹は学校出のハイカラな芸妓、姉妹は性格も考え方も好対照だった。義理と人情を大切にするか、お金のためと割り切って上手に振る舞うかは、今日でも問題になるところだ。 妹は自分だけでなく姉のためと思っていろいろ画策したあげく、大けがをする羽目になってしまう。私の心の中には、自業自得だと攻められぬ悲しさが残った。 19歳の山田五十鈴は美しく、この頃から大器を予感させるものがあった。
[DVD(邦画)] 8点(2011-06-24 07:22:33)
42.  金田一少年の事件簿 雪夜叉伝説殺人事件<TVM>
息子が子どもの時、一緒に見た。原作は漫画だが、見てる側を引きつける力はなかなかである。十分楽しめた。 トリックについてはよく考えたなと感心できる。しかし動機はとなると・・・。
[地上波(邦画)] 5点(2011-05-20 04:57:46)
43.  紀ノ川 《ネタバレ》 
途中ものすごい駆け足という感じもあったが、よくぞ明治から大正、昭和と50余年の物語を映画にしたと思う。私自身学生の時見たこの映画をDVDで40余年ぶりに再鑑賞することができた。またに感慨ひとしおである。 この映画は明治・大正・昭和の親・子・孫三代の女性の歴史でもあるが、全編を通しての主人公は司葉子の花であろう。ハナでなく花であることがいかにも格調高いものを感じる。 花はまさに良妻賢母、夫に仕え夫を立て家を守る、そして古きものを大切にする。そうなると当然のごとく、娘は反発し新しきものを求める。この母と娘の対立は圧巻であり、岩下志麻の演技力が際だっている。孫娘はどうかというと、母親が家というものに固執しなかったおかげで、やさしい穏やかな娘へと成長する。 この映画の男たちは添え物でしかない。良妻に恵まれた敬策ですら、花の手の中で踊らされているようだ。敬策の急逝後生きる力を失ったかに見えた花であったが、孫娘華子の成長を見届けることが生き甲斐になる。ところでこの華子役、いくら新人を起用したとは言え、存在感が薄い。いうなれば作者有吉佐和子さん自身なのだから、もっと存在感を示してほしかった。逆に年老いてからの司葉子さんはすごい、特に孫娘を叱るシーン。そしてあれだけ家を守り古きものを大切にしていたのに、先祖伝来の宝を一切合切売り払ってしまう。 人間の歴史は変わっても、紀ノ川の流れは変わらない。それが大自然の営みを感じさせてくれる。人間がどう変わり、どれだけ進歩しても、大自然の中に存在するちっぽけな存在だということを。
[映画館(邦画)] 7点(2011-05-04 00:57:22)
44.  鬼畜 《ネタバレ》 
横溝正史「八つ墓村」で怖い女を演じた小川真由美が、今度は松本清張「鬼畜」に・・・。子ども3人を押しつけ、さぞ怖い女かと思いきや、押しつけられた岩下志摩はそれ以上に怖い女。この二人の間に挟まれれば、緒方拳ならずともどんな男だって形なしである。よくぞこれほど怖い女を二人も相手にしたものだ。 しかし元はといえば、この印刷屋のおやじのふがいなさである。二人の女性は元はこういう怖い女ではなかったろう。それがこっなったのは「あんたがだらしがないからさ。この甲斐性なし」という二人の女性の声が聞こえてくるようだ。 それと反対に、何度も捨てられそうに必死についてくる男の子のいじらしさ・・・。しかし自分が崖から突き落とされ、九死に一生を得た後は、「この人は父ちゃんじゃない」と永遠の決別をする・・・。まさにいたたれない瞬間であった。 映画の好きずきは別として、良くできていると思うし松本清張映画では「砂の器」と並ぶ名作だと思う。緒方拳はともかくとして、岩下志麻と小川真由美の二人の女優は迫力のある核心の演技と言えるだろう。
[映画館(邦画)] 9点(2011-03-19 05:49:08)
45.  球形の荒野
松本清張映画「砂の器」が大変良かったので、続いて映画化された「球形の荒野」も期待して見た。ところが見ていてだんだんおもしろくなくなり、後半は内容もわからなくなった。すっきりしなかった映画である。 ヒロイン役の島田陽子さんは、「砂の器」に続いての出演で大変輝いていたのに・・・。
[映画館(邦画)] 5点(2011-02-15 22:58:48)
46.  霧の旗(1965) 《ネタバレ》 
松本清張の推理小説は学生の頃よく読んだ。「点と線」「眼の壁」「ゼロの焦点」「霧の旗」「砂の器」など、それらの多くは映画化された。中でも「霧の旗」は私が最初に見た松本清張映画として、鮮烈に記憶に残っている。 松本清張の推理小説は、奇抜なトリックや犯人捜しをするいわゆるミステリーものとは違って、社会派推理小説と言われるもので心情面を特に重視している。犯人の動機に重点を置くことによって、現実社会の矛盾や非条理を追求している。 この「霧の旗」はそういう社会派推理小説の代表みたいなもので、殺人容疑の兄の無罪を信じて奔走する妹が主役となる。 両親を早く亡くし貧乏な生活の中で、どうやって兄を救うことができるのか、また、汚名を着せられたまま死んでいった兄の無念をどうやって晴らせばいいのかを、私たちに投げかけている。 この桐子を演じた倍賞智恵子は本当に素晴らしい女優である。
[映画館(邦画)] 8点(2011-02-11 12:26:29)
47.  キサラギ
ストーリーの展開が実におもしろく、良くできていると思います。しかし如月ミキは最後まで姿を見せなかった方が良かったのでは・・・。あまりにもC級いやD級すぎる。
[DVD(邦画)] 7点(2011-01-25 20:40:04)
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