1. 御法度
優作ジュニアの役って掘られる方なワケでしょう・・・。あんなにされてしまうのが好きという事は・・・女っぽくなってしまって、太刀筋なんか悪くなってしまうと思うのは、オレが男色家ではないからかしら?ラストシーンの照明はなんなんだあれ。夜桜を見せたいのかなんなのかわからんが、とても美しい映像とは思えん。テーマがテーマだけに「えっ?これがあの人」くらいのインパクトを持った役者を使って、ノンケな方にも「一回だけならいいかな」くらいの気持ちを持たせる事ができたら話も理解する気になったかな。 2点(2003-03-11 23:55:21) |
2. ゴースト・ドッグ
ヒップホップ好きという点でかなり点が甘くなってます。「パニック・ルーム」では出し切れていないフォレスト・ウィテカーの巧さが出ていると思う(この人、演技巧いと思うんだけどなァ・・・)設定から想像する職人的な暗殺シーンは「COLD LAMPIN' FLAVOR」というPUBLIC ENEMYの曲が流れる洗面所の場面くらいで、あとは「レオン」より大人しいです。デブの巨漢が屋上でポン刀振り回して陶酔し、合間合間に葉隠れの一説(読んだ事無いから本当にそういう文面なのかわからん)が入るという、やはり観る人を選ぶ映画。このサイトにはクレジットされてないジャームッシュの処女作「パーマネント・バケーション」の時からの免疫が無けりゃもっと低い点数つけてただろうな。まぁ、時代がああいう映画を流行で見させてくれたってのもあるけど。(この監督の作風ってジャズとヒップホップに共通する、ベースラインに音をノセていく方法を映像構築に使ってるんじゃないかな。漠然と緩急乏しい表現に思えるのはそのせいのような気が・・・)オレがドンパチ、お色気、お涙頂戴に飽きるといつも助けてくれる映画のひとつ。 9点(2003-03-06 11:53:31) |
3. GODZILLA ゴジラ(1998)
(子供向けは除いておくとして)ゴジラ映画のゴジラたるもの”手の打ちようが無い敵”として描かれるべきだった。ミサイルやら魚雷やら、一般市民の機転なんかで何とかなるような錯覚を観客に与えるべきではなかった。破壊、絶望、恐怖の象徴としてもっともっと暴れまくるべきだった。アレではおとなし過ぎる・・・。このままじゃニューヨークはどうなっちまうんだ?アメリカはどうなるんだ?ぐらいの緊迫感が欲しかった。度が過ぎて地球規模の危機まで行くと大統領が演説を始めて「インディペンデンス・デイ」になっちゃうけど。ゴジラ対未確認生物の戦いで州がひとつなくなっちゃった・・・ぐらいのスケールにしても良かったのでは?あれだけスピード感のあるCG技術があるのに・・・。 1点(2002-11-23 01:00:43) |
4. GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
人間に性行為は必要無いんだろうかとふと考えてしまった。ストーリーとはまったく関係無いけど。監督が主人公素子に実の姉を投射しているとかいないとかでいろいろあるのでしょうけど。 3点(2002-10-20 18:26:12) |