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1.  告白(2010) 《ネタバレ》 
いやあ、面白かった、もう一度見たい、とか言うと人間性疑われそうな内容ですけど、でも正直、映画館にわざわざ見に行って良かったと思いました(たぶん地上波テレビでは放送されないでしょうから)。この映画の予想外のヒット(日経MJによれば、邦画ヒットの3大要素:①テレビ局とのコラボ、②ハッピーエンド、③イケメン男子が全くないのにヒットするのは驚きだそうです)は、現在の日本の世相を反映しているのではないでしょうか。高度経済成長時代なら、単なる悪趣味な映画で終わっていたかも。上辺だけの優しさや偽善、馬鹿丁寧さ(客を様付けで呼ぶ、お世話していないのに“いつもお世話になっております”等)、本音を隠して表面的には取り繕った明るさなどが氾濫する昨今の世の中で、主人公たちがかくも自己中心的、自己正当化的行動を繰り返すのをあからさまに、あっけらかんと見せつけられると、なんかむしろ爽快感すら感じてしまいます。こんなに自分本位に行動して人を殺しても後悔すらしなかったら人生さぞかし楽でいいだろうなあ、なーんてね。あの終わり方に異論はあると思いますが、それは森口先生に善性を期待するからではないでしょうか。そして私たちをその期待にミスリードするものは、松たか子が優秀な女優であるばかりではなく、個人的にも明るく聡明で育ちの良いことに起因しているのではないでしょうか。中島監督はこの役をできるのは彼女しかいないと切望したそうですが、役者さんは演技力ばかりではなく、その人の持つ個人的なイメージも大事なことだと感じました。このお話の中の森口先生は決して優秀な先生ではなく(クラスは崩壊状態)、子供たちに愛情を感じ熱心に指導しようという教育者としての資質を全く保持していない人物であり、そもそもこの映画は教育や命の大切さをテーマにした映画ではないと思います。  追記:NHKBSで放映されたのを改めてみて、劇中で語られる女子中学生が家族4人を毒殺したというルナシー事件。当時はまあフィクションの世界のお話と思って特に記憶に残っていませんでしたが、何年か前に佐世保や名古屋で起きた女子高生、女子大生による異様な殺人事件。その加害者が同級生などに毒物を飲ませた過去があるという話を聞いて、もしやこの映画に触発されたことはないのだろうかなどと思ってしまいました。大人でもかなりインパクトのある内容の映画なので、子供が見たらどう感じたのでしょうか。劇場公開時はPG13の規制がかかっていましたが、見ようと思えば誰でも見れたのでしょう。
[映画館(邦画)] 7点(2010-07-01 18:44:10)(良:1票)
2.  ゴジラ-1.0 《ネタバレ》 
映画館の大スクリーンで見る価値のある ド迫力な映画でした。 完全にゴジラは脇役に追いやられてしまって、子供がゴジラ 目当てに観たら怒り出すのではないかと思うような、中心は 戦争映画、反戦映画、人間ドラマでしたね。永遠のゼロが 直球勝負なのに対して変化球で勝負でした。 まあもともとゴジラ映画は反戦・反原発映画でしたから本来 の趣旨に沿っていると言えます。  浜辺美波が前半であっけなく死んでしまってありゃりゃと いう感じでしたが、さすが他人の子供を育てる強い女です、 ゴジラの熱線にも負けていませんでした。  最後のワダツミ作戦はちょっとまどろっこしかったですね。 神木君が口めがけて特攻するだけだとあっけなさすぎるとい うことなんでしょうけど、最新のVFXをしても安っぽさを隠す ことができなかったようで、突然本来のゴジラ映画の片りんが 現れたという感じでした。
[映画館(邦画)] 6点(2024-02-02 15:09:35)
3.  こんにちは、母さん 《ネタバレ》 
とにかくめちゃくちゃ重い「福田村事件」を 観た後だったので、口直しというかチェイサーというか、とにかく ほのぼの、ほっとさせられ癒されました。 下町の風情が感じられる場面が多かったのですが、実際にまだこれ ほどの雰囲気が残っているのでしょうか。  役者さんそれぞれに味のある演技だったのですが、この映画の最大の 問題は昭夫さんが家庭でも会社でも問題抱えて悩んで憔悴している男 の暗さが感じられなかったことです。大泉洋さんの演技が下手という わけでは決してなく、彼には元々が明るいオーラが染みついていてし まっているからなのでしょう。 別の俳優さんなら暗い男をもっと的確に演じられたのかもしれませんが、 監督が彼を起用したというからには、そもそも監督にはこの映画をシリ アスな物にする意図はなかったのかもしれません。
[映画館(邦画)] 6点(2023-09-07 17:59:50)
4.  幸福な食卓 《ネタバレ》 
ここでの評価が高かったので見てみましたが、ほのぼのとしてすごく癒されました。若い頃の純な恋愛っていいですね。確かに、家族の絆を描いたにしろ、高校生の恋愛を描いたにしろどちらも中途半端で、家族の崩壊と再生がテーマであるならある意味では失敗作であるかもしれません。中原家もそんなに壊れているように見えないし。でもまあこれはこれでいいんじゃないんでしょうか。いい人ばかりの登場人物の中で、さくらは異質な存在でしたが、重要な役割を演じていましたね。彼女はこの頃からそれまでの可愛こちゃんキャラから転換していったのでしょうか。ちょっと不謹慎ではありますけど、ここの評の中で誰かが大浦君が早いタイミングで突然死んでしまうとか書かれていたので、いつ死ぬのか、いつ死ぬのか、ドキドキしながら見てしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2008-10-11 21:14:27)(良:1票)
5.  この胸いっぱいの愛を 《ネタバレ》 
地上波で放送されても一件も投稿が無いのは、寂しい限りですね。私は、ここの厳しい批評を見て期待しないで観たからなのか、ぎりぎり合格点はあげられるのではと思いました。良く言われる「これじゃあ、死んでも死にきれねえよ」という言葉をテーマに作った「世にも奇妙な物語」春のスペシャル版というところですか。時空をいったり来たりすると必然と矛盾が出てくるのは致し方ないのですが(これから何十年かして和美さんが、比呂君にもう一度会わない内は死に切れない、と思って、2006年に戻って、比呂君が飛行機に乗らないようにしたりすると、比呂君は20年前の世界に戻れなくなって、和美さんはやっぱり予定通り死んで、あれれ…)、私が一番ドキドキしたのは、演奏を終えた和美さんと比呂君がステージの裏で、抱き合っている時に、いつになったら、比呂君の顔が黒ずんできて、消えてしまうのか、という所でした(何と私は不謹慎な人間なんでしょうか)。ところで、結局私は用事があって、後半部分は録画して後から観たのですけど、最後の最後で録画が終わってしまっていて、大不評の天国のシーンが放送されたのかどうか、分からないのですけど、誰か見た人、教えてくれませんか。
[地上波(邦画)] 6点(2007-04-10 22:42:20)
6.  コクリコ坂から 《ネタバレ》 
ジブリ作品はファンタジーの世界を失って しまった自分にはもう理解できないだろうと敬遠していたのですが 地上波で放映されるとのことで観てみました。 みなさんがここに書き込まれていることの意味が分かる気がしました。 舞台となった戦後10年から20年にかけての時代を理解できる人はそれ ほど多くはなく、主人公たちに感情移入するのが難しいと思いました。 他の人が言っていましたが、この物語の主人公はメルと俊ではなく、 船乗り3人の友情物語なのだろうというのに同感です。  ただそれにしては全てが中途半端で従って感動も今一湧いてきません。 また、広小路のおばあさんの素性や母親がなぜ娘たちを置いて米国に 行っていたのか、留学する歳ではないはずなのに何か留学したような 口ぶりでしたが、その辺の説明がなく仔細にこだわる人にとっては もやもやが残ります。  メルという呼び名は、恐らく海=フランス語のMerから来ているのかと 想像はしますが、なぜフランス語なのかは不明です。
[地上波(邦画)] 5点(2023-07-16 22:32:39)
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