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Balrogさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 730
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 初心者です。7点を中心に見事な二次曲線を描く点数分布。しかし映画の評価は点数に還元しきれぬもの。点数と心中の差をいかにレビューで表現できるか。とはいえ適当なレビューも多数(笑

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1.  恋の罪 《ネタバレ》 
「愛のむきだし」を2009年のベストに挙げるほど園にやられた私としては相当期待していた作品であったため、ハードルがあがりすぎてしまったのだろうか。一言でいえばAVのような映画だった。書いている私自身が男であるという視点の限界は、ここで描かれている女性たちに、「女性として」共感することができないということである。しかしそれは私に留まらず、園自身にもあてはまるのではないだろうか?そこがひとつ、私としてはいまひとつこの映画に乗れなかった理由である。細かいところでは面白い撮り方や相変わらず強烈な禍々しさ、毒々しさがあるのだが(特にあのおばあちゃん)、「城」や「肉体を持つ言葉」の比喩はあまりにも幼稚というか、安易だろう。いずみが客に馬乗りになり、詩を暗誦するシーンは「愛のむきだし」を思い出しニヤリとさせられたが、満島ひかりがコリント書を圧倒的な迫力で吐き出すあの「身体性」には遠く及ばないだろう。そして説明的、より悪くいえばクサい演出が相当に多い。過剰な演出は園の特徴だが、正直ここまで説明的な映画はこれまで無かったように思う。詩の解説などくだらないことはやめて映像で表現してもらいたかったものだ。また、吉田の最後のシーンは完全に不要だろう。前半に出てきた小話を再現させるとは「いかにも」な演出。そして「ノルウェイの森」を思い出させるような「居場所がわからない」というラスト。後輩刑事が言ったように、あそこで彼女がこれまでのぼーっと生きてきた人生を思い返しているとでもいいたいのだろうか? そんな説明的な描写はかえって興ざめである。ところで映画のタイトルは「恋の罪」であり、guilty of romanceである。愛の罪ではない。ということはどこか抑圧されてきた女性たちが恋(のようなもの)に衝動的にのめりこんでいくというのがこの映画の主題だろう。ただし恋が目指しているものが何かは、彼女たちには、そして私たちにも分からない。少なくともそれは愛ではないことだけは確かだ。「不思議なことに、ただでやらせる女より、金をもらってやらせる女の方を男は軽蔑する」というような独白があったが、これにはハッとさせられた。なぜかと考えたが、それは金が介在していなければ、そこに愛が存在すると錯覚するからだろう。あるいは実際に愛が存在するのかもしれない。その僅かな望みに、あるいは幻想に男は憑かれている。
[映画館(邦画)] 6点(2011-11-29 23:47:49)
2.  コクリコ坂から
肩の力を抜き、心地よく観られた。いつもより音楽が雄弁で、説明は寡黙だった。そういう意味でこの映画は子供向きでは決して無いし、全てに納得のいく説明を求める人向きでもない。カルチェラタンといいメルといい、フランス語の影響が垣間見えるが、これは何故か少しだけ気になる。カルチェラタンのわくわく度といったら最高で、ジブリおなじみのモチーフである掃除も単に古いものを残す懐古趣味ではなく、きちんとした検討や改良を施すことを前提にした懐古趣味であることを示唆しているようで興味深いし、何より楽しい。この映画はラブストーリーであるところが良い。お互いが惹かれあう過程などあの程度で十分だ。人を好きになる理由をくどくどと説明するのは野暮であるし、そもそもあの恋は海原や父親たち、そして何よりメルが毎朝上げる旗が引き寄せた運命なのである。これを解さずして説明不足との批判は妥当しまい。何より説明せずして説明する手腕、説明しないことをしすぎないそのバランス感覚は非常に良かったと思うし、メルの人柄がよく伝わってきて心地よい良作であった。
[DVD(字幕)] 7点(2011-08-20 01:28:56)(良:1票)
3.  ゴジラ(1984)
総理大臣に3点。
[DVD(字幕)] 3点(2011-07-17 17:16:19)(良:1票)
4.  GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊
意外と単純な話。キャラクターに魅力があまり無いように思えた。ひとつの作品として完成度は非常に高いが、難解というよりも説明が下手なだけではないか。
[DVD(邦画)] 6点(2011-04-01 22:39:02)
5.  告白(2010)
この映像感覚はすごいなぁ。逆再生はやりすぎで、最後も邪魔に感じてしまったのだけど、スローモーションやあえてカットを飛ばすところなど、すごく斬新で、ポップで、観やすいのだけど雰囲気を壊していなくて素晴らしかった。ストーリーに関しては特に言うこともないというか、今思い返してみるとよくある話、といっては語弊があるけれど、よくあるキャラ、要素を合わせた感じでした。とはいえ松たかこ始め、演じてる方々は力が入っており、迫力があります。うーん。すごい。一気に観させられる。
[DVD(字幕)] 8点(2010-06-17 01:05:42)
6.  GO(2001・行定勲監督作品)
行定のある意味ベタな演出というか撮り方と、クドカンのリズムは有るけどクセのある脚本がうまく調和して、すごくいい作品になったと思います。俳優陣が素晴らしい。
[DVD(字幕)] 7点(2010-03-08 18:20:44)
7.  恋は五・七・五!
このテの青春映画はキャラと題材でだいぶ決まってしまうところがありますが、俳句という選択とキャラクターはなかなか良かったのではないでしょうか。 しかしストーリーには個性も何も無く、ただ類型的な映画を観ている感じでした。関めぐみはこれから活躍しそうな予感がしますね。 ウォーター・ボーイズ以来ちょっと食傷気味になりかけているので、よほどの面白さでなければこういった映画は評価されにくいかもしれませんね。
[DVD(字幕)] 5点(2007-07-29 23:00:15)(良:1票)
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