1. 下妻物語
《ネタバレ》 まずはじめに謝っとく。これ観たのはネットで流れてた違法コピーでなんだ。(嗚呼パチモノ王国...) しっかしスッゲ~カッケ~、渋すぎるぜマジかよ。この扱い方でクレジットいれさせたイオングループも男前の太っ腹だ!濃すぎるキャストにベタなキャラ、完全に客層を限定するかのようなテンポのボケ突っ込み。表現方法に「なんで?」って言って立ち止まってしまう人達もいるんだろうけど、それってあくまで表面だけだし。なんたってさ、価値観の全く違う二人がドタバタしながら、やがてお互い認め合い無くてはならない二人になっていく、そんな様がなんかもう泣かせるんだよ。打算とかへんな美学とか、そんなものなしでさ。ほんと気持ちだけでだけでだぜ。そして最後、牛久大仏裏の大立ち回り。走れメロスというか、今思うと浪人街のクライマックス・百人斬りとダブるんだ。いい映画だよ、本当。笑った笑った、そしてうるっとキタ。観終わって超ハッピーになれるよ。減点するとしたらタイトルかな。でもさ、中身がすでに満点超えてるし、これまんま原作のタイトルなんだよね。だから10点だよ。...ところでさ、水野晴郎センセイってこんなチョイ役でも棒読みなのね。ますます惚れたぜ、マイク! [インターネット(字幕)] 10点(2007-06-30 21:06:35) |
2. 仁義なき戦い
別冊宝島でヤクザ関係をテーマにしたやつが出始めたころ集中的に観てました。 大看板になるような大物俳優陣を惜しげもなくてんこ盛りにした、まるで北海海鮮丼のような豪華作品。 しかも皆がみなカメラが回ると場面を奪い合うようにベタな濃い芝居の応酬で脂っこいシーンの連続。このへんは後のTVバラエティー『おれたちひょうきん族』でのおいしいところを奪い合っていた芸人さんたちに通ずるものがあります。 卑怯者はとことん卑怯。揃いもそろって利己主義者。そして死に様は呆気なくまさに虫けら。怒り吼える男たち。観始めていくらもたたぬうちに広能正造とシンクロしてしまうため、観終わるといつのまにか歩き方から口調まで影響されてしまう。 登場人物の相関関係が複雑な上シリーズ内で一人何役もこなしているためわかりやすさの点で難はありますが、この作品を減点する気にはなれません。 [DVD(邦画)] 10点(2006-12-26 12:34:43) |
3. 新・仁義なき戦い。(2000)
この題名を背負うのはしんどかったかもしんないでつ。 それなりいい脚本でいい音楽でつが、オリバーのどろソースみたいなベタ感が足りません。役者の駒不足でしょうか。岸部一徳も佐藤浩市もまだまだ淡白でつ。てゆうか描きこみが足りないだけで役者のせいでもないのかも。オリジナルのシリーズでは上の人間の卑劣さ狡猾さ矮小さといった部分を描くことである意味義憤を煽るよなつくりだったのでつが、本作は友人や仲間、家族への感傷が端々に感じられるわりに人間の泥臭いいやらしさを描ききっていなかったので残念でつ。 しかしながら、ストーリィも絵のクールさもサントラも十分鑑賞にたえる佳作とはおもいまつ。 惜しい作品でつ。 6点(2003-11-30 15:35:12) |
4. 新 仁義なき戦い 組長最後の日
「新」の3作品はちょっとな… 菅原文太が別人のように下品で頭悪そうに見えるので嫌いです。 シリーズ名の「仁義なき…」ははずしてほしいです。 でも松原智恵子さんは美しい!本当に美しい! これで「組長の首」みたいなエロ路線だったら高ポイントだったかも… オリジナルの5作とは似ても似付かないグレードではありますが、オリジナルを観て感動した人が義理で観るぶんにはよいかと。 [DVD(字幕)] 3点(2006-03-26 21:09:44) |
5. 地獄(1999)
すごいでつね、『シベ超』の仲間でつ 水野晴夫がでてればパーフェクトでしたが、出てなかったので1点でつ 個人的にはそこまで極めてほしかった 惜しいえいがでつ 1点(2003-11-15 21:34:39) |
6. シベリア超特急
ほんとうに、もうなんていったらいいか。監督・脚本・主演、このうちどれかひとつでもほかの人がやってたら、ここまでのレベルのものを完成できなかったと思いまつ。シベリアってほんと寒いんだなと思ったでつ。 0点(2003-08-11 22:26:46)(笑:4票) |