1. 青春怪談(市川崑監督作品)
《ネタバレ》 なにごとも時代とマッチするかしないかは大切だけれど、この映画が50年も前だというのにビックリ。当時の人はとまどったのではないでしょうか。そのくらい今見ても新鮮で楽しい映画でした。轟夕起子ってこういう役もするのかと嬉しくなり、自分の娘が実は男だったんじゃないかと疑う山村聡も、同じく自分と結婚するのがもしかしたら男かもと疑問に思う三橋達也も押さえたコミカルさが最高です。その、もしかしたら男かもという役をしている北原三枝が、さばさばしているのにどこかコケティッシュで本当にかわいかったです。昔の日本映画を見直しました。 [CS・衛星(邦画)] 9点(2008-06-03 09:58:45) |
2. 千と千尋の神隠し
宮崎アニメの中では1、2を争うくらい面白かったです。異形の世界に入っていく導入部分は見事です。湯やのシーンも独特の雰囲気があって楽しめました。宮崎アニメには毎回、そうかなと思うメッセージを感じてしまうのですが、この映画はOKでした。 7点(2003-07-03 00:54:50) |
3. 清作の妻(1965)
《ネタバレ》 古い村での生活で堕落した女と、その女の哀れに惹かれる模範青年の恋愛。若尾文子と田村高廣がはまり役で、エロチシズムを醸しだしています。死ぬのがお国のためという時代を映画いた映画をいま見ると集団意識の怖さを感じます。男の目をつぶしても戦争に行かせたくないという女のエゴと、盲目になっても、そんな女を受け入れる男の 純情もいいのですが、若尾文子を妾にしてつくしながら冒頭であっけなく死んでしまう殿山泰司が良かったです。彼をを主役にしたらパトリス・ルコントの映画になるなあと思いました。また、殿山泰司に尽くされながらも心を開かない若尾文子は「100万回生きた猫」みたいで感じが悪いなあと思ったりしました。状況は違うので、若尾文子の方が同情を引きますが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-06-20 13:27:34) |
4. 青春残酷物語
《ネタバレ》 ストーリーは学生が自分の彼女を出汁に美人局をしてお金を巻き上げる無軌道青春もの。時代は変わってもこういうアウトローな地元じゃ負け知らず的な青春ものはもてはやされますね。青春映画というのがめっさ苦手ですが久我美子と渡辺文雄のサブストーリーが好きだったので5点。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2006-06-09 08:06:44) |
5. ゼロの焦点(1961)
内容云々よりも当時の風景や風俗、その時代に見せられてしまいました。 5点(2003-08-12 03:04:52) |
6. セーラー服と機関銃
いかにも角川なんですが最後まで楽しく見られました。 5点(2003-08-04 05:47:34) |
7. 戦場のメリークリスマス
音楽はいいんだけどね。当時ボウイファンの女の子たちがキャーキャー言っていたのを思い出した。 3点(2003-06-17 15:02:45) |