1. 聖☆おにいさん
立川になじんだ最聖コンビを見せるという目的でエピソードをチョイスしたのだろうと思います(温泉旅行を地元でのオリジナル展開に差し替えたところが特に)。そこは成功してるかなと感じますが、私は原作を読んでる方が楽しい。天使や天部も参加したドタバタコメディの部分が特に好きなものですから。小学生の友情話とか、主人公に関係ないものはいらないのです。 [DVD(邦画)] 6点(2020-06-01 23:44:22) |
2. セロ弾きのゴーシュ(1982)
音楽には疎い者ですが、60分音楽漬けで心地良かったです。動物たちの動きもユーモラスで良い(特に「たぬきの子」の振舞いが可愛すぎる!)。そして、ジブリについて、私はこの古い時代ののっぺりした絵柄が好きなんだと再認識しました。 [DVD(邦画)] 9点(2020-03-15 12:58:57) |
3. 青春デンデケデケデケ
《ネタバレ》 名曲にビビッと来て音楽の世界に入り込む、同志を集め、バイトに励んで楽器を購入、初めての仲間との音合わせ、人前での演奏、徐々に上達していく喜び・・・音楽に縁のない私でも主人公たちのワクワク感が良く伝わりました。仲間内での意見の対立や、ジャズに興味のない大人との軋轢も見たかったかな~と思いますが、それでも高得点を付けずにはいられない作品です。ラストがいいんですよ。なぜ演奏シーンを飛ばすの?と思ったジョニー・ビー・グッドが、おお!エンディングに来たか~、そして〆はパイプライン!やっぱり名曲だ~。 [DVD(邦画)] 8点(2017-12-23 16:40:16) |
4. 切腹
《ネタバレ》 面白かったです。浪人が切腹を押し売りするも当てが外れて本当に死ぬことに…という単純な話と思いきやとんでもない。津雲が井伊家へやって来たこと、求女に対応した家臣三名が不在なこと、いずれにも理由があると分かるスリリングさ、そして、最終的に井伊家も切腹者を出さなければならない理不尽さが印象的で良い。役者ではなにより仲代達也氏。後半までほとんどお白洲から動かないのに凄くカッコいい演技は必見です。最後に、残念ではないですが微笑ましかったのが殺陣。形のうえでは1対30くらいなんですが、しっかり1対1の繰り返し。ああ日本の時代劇だと思いました。 [DVD(邦画)] 9点(2017-01-22 12:09:21)(良:1票) |
5. 戦場のメリークリスマス
《ネタバレ》 原作があるんですね。相当映画では端折っているのでしょう。登場人物たちの関係がさっぱり掴めず、つらい2時間でした。あの美しいテーマ曲も効果なしだったように思います。それにしても、日本人で演技(滑舌含め)出来ているのがたけしさん一人だけとは、どういうことか。 [DVD(字幕)] 5点(2017-01-01 14:25:58) |
6. 絶唱(1975)
上映時間は100分弱と短め。順吉・小雪の出会いや想いが高まる描写、周囲の反対など、あと20分使って見せてくれたらなと思いました。始まってすぐに駆け落ちですから、戸惑いました。二人暮らしが始まってからもイマイチ盛り上がる部分はなし。終盤の結婚式はインパクト大ですが、どちらかというと「怖い」。最後に、良く描かれていない順吉の父親と婚約者について。私は同情しました。大切な跡継ぎが若気の至りかはともかく、自分の元から去って帰って来てくれないって、とても苦しいし寂しいと思います。若い頃なら、こんな考えは持たなかったでしょうね。 [DVD(邦画)] 6点(2016-01-16 18:50:56) |
7. 蝉しぐれ
文四郎とふくの悲恋物語という見方をすると、前半のクライマックスは父の遺体を乗せた大八車を二人で押すところ、後半は出家直前の告白ということになりますね。だとすると前半のその時点でふくは木村佳乃であってほしかった。子役のあの子とでは顔が違いすぎて同一人物と感じにくかったし、文四郎と身分が隔たってしまったという印象が薄かったのです。そこが残念。その他、気になったのは殺陣シーン。血みどろの戦いで良かったと思う(ここまで強かったの、文四郎?な感じですが)。それと今田耕司・・・。この人だけコントっぽかった(護衛の侍たちを誘導する場面ですね)。 [DVD(邦画)] 6点(2012-11-30 19:55:19) |
8. 千と千尋の神隠し
中盤以降の展開に付いていけませんでした。なぜそうなるの?これどういう意味?途中で何分か見逃してる?な展開の連続で・・・。直前にラピュタを見ていたので、あまりの分かりやすさの落差に愕然。何回か見たら理解できるとのことですが、尺が非常に長く苦痛なので、別に分からないままでいいです。映像は非常に楽しいので残念。 [地上波(邦画)] 5点(2011-01-08 21:29:47) |
9. 戦国自衛隊
《ネタバレ》 10年ぶりくらいに鑑賞しました。昭和の自衛隊1個小隊が戦国時代に送りこまれたら、どこまで戦えるか?という思考実験は最高だし、クライマックスの戦闘も迫力満点、とても楽しめます。当時の角川映画はお客さんを退屈させはしないと熱さにこだわっていたことが分かります。ただ、今作におけるその熱さは、千葉隊長の無軌道無計画ぶりがもっぱらの要因なので複雑な気分です。個人的に直虎へ肩入れし、根拠なく京都への進撃を決定しながら、川中島では気付いたら敵に囲まれてるとか笑うしかありません。巻き込まれて全滅する羽目になった部下たちは気の毒。 [DVD(邦画)] 7点(2004-07-06 16:12:03) |