1. デルス・ウザーラ
《ネタバレ》 個人的に最初に見た黒沢映画。そのため、後に見た黒沢アクション映画(七人の侍、用心棒などなど)を見た時には、もうびっくりした。本作ですが、封切時、黒沢老いたりとか批評が悪かったのですが、見た時は、ワクワクした。雪の多い画面でしたが、八甲田山とちがい、飽きることもなく、鑑賞できた。主人公が一晩のブリザードを切り抜けたシーンには感動した。 [映画館(字幕)] 8点(2018-12-22 23:58:02) |
2. 転校生(1982)
大林作品で一番良いのではないか。小林聡美のうまさ(おっぱいポロリ有り)そして、切ないラストシーン。 アニメ「君の名は」の元ネタ?(でも、こちらにはポロリなし。大林監督は、やさしい口調で女優を脱がしているのだ。 [映画館(邦画)] 8点(2018-12-18 17:28:10) |
3. 田園に死す
《ネタバレ》 当時はサイケでシュールな最先端映画だったのだろうが、技術の革新で映像から古びてくる。鑑賞したフィルムの状態も悪くて、それもマイナス要因。ラストのどんでん返しで、新宿の街に行くのは、初めて見た人は驚愕(そして真似)しただろうが、今では手あかのついた手法。残念。 [映画館(邦画)] 7点(2019-01-24 16:49:20) |
4. ディア・ドクター
《ネタバレ》 世評は高いが、前作のゆれるほど面白くなかった。毒気が、表面上は弱まっているせいだろう。良い人風で、内面は怖い釣瓶さんはグッドキャスティング。 [映画館(邦画)] 7点(2019-01-09 15:12:55) |
5. 天国と地獄
黒沢の全盛期の作品なので、ダイナミックで面白いのだが、黒沢映画の悪い面の説教臭さが出ている。(良い面は、活劇のダイナミズム)犯人を追い詰める際、わざと罪を重くするのは如何なものか。また、ラストの犯人(山崎努)の独白はやりすぎと思う。香川京子良し。 [映画館(邦画)] 6点(2018-12-24 19:02:28) |