1. となりのトトロ
少女時代に観た時は、「ナウシカやラピュタの方が全然面白い。これはだるい!」と思いましたが、大人になって見返したらなんと面白い! キャラクターの全てが活き活きしていて、演出もすごい。台詞ひとつひとつが丁寧。そして観たあとあたたかい気持ちになる。名作ですね。 8点(2003-05-04 16:35:22) |
2. ドラえもん のび太とアニマル惑星
漫画は日本が世界に向かって誇れる数少ないもののひとつ。その代表がドラえもん! これは子供に是非見せたいアニメです。 7点(2003-10-21 19:36:11) |
3. 東京タワー
《ネタバレ》 (原作とはラストが違うので、映画のみでレビューします)この作品って、すごく残酷で、すごい皮肉が含まれているんですよね。最初は、妻として女として社会人として成功している詩史と、痛いくらい子供な透の関係で、常に切り札を持っているのは詩史。それを「一駅乗りすごしてしまった」ばっかりに、彼女は透以外の全てを失う。恐らくはこのまま老いさらばえて行くわけだ。透はパリで、金髪の綺麗なオネエチャンが沢山いる中で、どんどん世界を切り開いて行く。切り札は当然透に移って行く。これってものすごい悲劇でしょう! 貴美子と耕二の関係は、滑稽なようでいてちゃんと未来がある。どちらかというと貴美子耕二側の方が不倫優等生だ。この作品って、こうして考えるととても面白い。キャラも立っているし、キャストだって皆はまり役で良い。でも「なんだかなぁ~」という感想を抱いてしまうのは、この映画を『純愛ブーム』の波に乗せて流行らせようっていう狙いがミエミエで、退廃的なニュアンスが排除されてしまっているせい。おしいなぁ。ラストの山下達郎の音楽も、無理に「ハッピーエンドなんだよん」と言っているみたいで興ざめだった。あと、微妙な笑いの座りの悪さ(例・酢豚)は一体何!? おちゃらけるならもっと痛快に笑わせて! 中途半端な笑いはいらないわ。映像と岡田君は文句なしに綺麗でしたが・・・ 5点(2005-01-19 20:06:46) |
4. トゥームレイダー
アクションが、最初の方がお金かかって迫力があって、後の方がチンケ。あのぐるぐる回る遊園地のアトラクションみたいな仕掛けはなんじゃ~ これでヒロインがアンジーじゃなかったら、スーパー面白くない映画になっていた事でしょう。毛皮のコートの前がはだけたアンジーが素敵でした。宣伝過剰。 5点(2003-04-23 01:08:05) |
5. ドッペルゲンガー
ごめんなさい、平均点下げます。色々面白くなる要素を含んだ映画だとは思うんです。役所氏の演技の上手さは勿論、あの機械とか、ユースケや柄本明のキャラとか、独特の間とか、好きなんですけど、肝心の「わ~この先どうなっちゃうんだろう!」という面白さが無かったんです。最初永作弟が二人いた時はゾゾゾ~っとしたんだけど、まさに「慣れます」。もう早坂が一人でも二人でも妄想でも現実でもどうでもよくなります。「永作博美って、何喰ったらあんな細い脚になるんだろう」とか、全然関係ない事ばっかり考えながら観てました。ごめんなさい、悪いのは観賞センスがない私です、多分。 3点(2004-11-17 06:55:59) |