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61.  小川の辺
無難に無難に行っちゃったなあ。すべてがあらすじからの想像の範囲内で、映画というよりも、原作のプロモーション・フィルムを見ているかのようです。あと、それって明らかに現代的口語表現では?と思ってしまう台詞があちこちにある脚本の雑さも気になりました。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-10-22 01:39:54)
62.  男はつらいよ 噂の寅次郎 《ネタバレ》 
大原麗子という人は、絶品の美貌と同時に程良い庶民性があり、そして人生の影のようなものも表現できて(しかもそれがとらやの中で浮いていない)、つまりこのシリーズのマドンナとしては完璧な適役なのです。そして、麗子様のキュンとするような声であんなことやこんなことを言われると、見ている方まで一緒になってどきどきしてしまうわけですが、それだけに最後の切なさ、そしてあっさり旅立ってしまう寅次郎の宿命が際立っています。●改めて見てみると、この作品は、マドンナの魅力を引き出すために脚本も集中している。冒頭恒例のとらや騒動(今回は起こっていること自体はハッピーなのも良し)から、まだ大物化する前のピン子のスパイシーなアクセント(実は麗子さんより年下だったとは・・・)、そして博父との出会いと同道というドラマが、まるで一筆で流れるように描かれて、ここぞというタイミングで満を持してマドンナ登場。以後は怒濤のマドンナ一本筋。その中でキラキラした湖面のように交錯するマドンナの光と影(離婚しそうな状態とした後という設定をフルに生かしている)。シリーズを代表する傑作だと思います。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2013-08-27 01:33:08)
63.  おにいちゃんのハナビ 《ネタバレ》 
引きこもりそのものについても、あるいはそこからの脱却についても、描写があまりにも安直で、浅薄。したがって、物語は最後まで何も始まっていません。それと、進行側がこう進めてほしいと考える台詞をそのまま言葉にするしか能がない脚本には、耳を覆いたくなったのであるが、何でこんな脚本にゴーサインが出たのだろうか?
[CS・衛星(邦画)] 1点(2013-07-31 01:43:12)
64.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》 
最初に見たときは、若尾文子のマドンナの存在がどうも浅くて物足りなかったのですが、再見してもそれは変わりませんでした(笑)。よって、寅さんの恋の病というのも、あまり説得力はありません。ただ、若尾さんが問題というよりも、この作品はサブエピソード部分の出来が良すぎて、マドンナの出る幕が狭められてるのですよね。冒頭の宮本&森繁の強力なドラマとか、博の退職騒動の盛り上がりとか(もしかして、「寅さん相手に服を脱ごうとした女性」というのは、シリーズ中絹代が唯一なのでは?そして、宮本さんの驚きの視線を受けた切り返しの寅さんの「険しい悲しみ」の表情も凄い)。●シリーズの歴史という観点から見ると、(1)源ちゃんが本作から帝釈天に居着いている、(2)柴又駅での見送りシーンが初登場、という点でも重要な作品です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-07-27 13:01:22)
65.  男はつらいよ 寅次郎忘れな草 《ネタバレ》 
そんなに恋愛方面にのめり込んだ作りにはなっていなくて、むしろ放浪者同士の心のふれ合いや交錯というのがテーマだったんですね。だから、あっさりリリーが消えてしまう展開の切れ味が光っています。もっとも、だからこそ、鮨屋での再会のシーンはいらなかったんですが。●内容的には、この時点では「異形のキャラ」とさえいえるリリーを、制作側がまだ使いこなせていない印象も受けますが、だからこそ、後の寅のある意味生涯の支えとすらなるリリーを発掘した意義は大きいといえますし、この作品があったからこそさらにシリーズの長期化が決定づけられたともいえます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-16 00:47:43)(良:1票)
66.  男はつらいよ 《ネタバレ》 
骨組みはまったくもってどうということもないはずなのに、その後のシリーズ化を支えるほどの基盤性までができてしまっている。そのポイントは、やはり、陳腐な大団円を迎えさせることなく、最後に寅次郎をすっと家から放り出していること。つまり、制作側がキャラクターのあるべき姿を正しく把握していたということ。
[映画館(邦画)] 6点(2013-03-18 00:10:54)(良:1票)
67.  お日柄もよく ご愁傷さま 《ネタバレ》 
導入部の橋爪功と松村達雄の会話、それに続く橋爪功と吉行和子の会話で、あまりの説明台詞+台詞のための台詞っぷりに、唖然として真面目に見る気ゼロになってしまったのです。ところがその後は、墜落するには至らず、低空飛行ながらも何とか最後まで持ち直しました。よく見ると、航空券やスクラップなどの小道具の使い方、多数の登場人物の出し入れの手際の良さ、お通夜から火葬までを丁寧に追っていく描写設定など、作り込み方のある部分はしっかりしているのです。それだけに、何でそれを徹頭徹尾説明台詞で埋めつくしてしまったのかと、腹立たしい気分です。あーそれと、最後の大雪山のパートは、まったく理解不可能。家庭の中から始まった問題なのだから、家庭の中で決着をつけないと意味ないんじゃないの?大雪山に行こうと主人公が決意した時点で、ドラマとしては完結してない?むしろ、ほかの家族がどうなったのかはほったらかし?
[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-03-11 02:43:18)
68.  大人の見る絵本 生れてはみたけれど 《ネタバレ》 
小生意気な餓鬼共の我が儘な言動をいくら延々と映されても、別に面白いところはない。しかも、この兄弟は、ボス格の子に対し酒屋の兄ちゃんを使って報復するなど、陰湿ですらある(ついでに、本を粗末に扱うというのは、私は許さない)。そこで父親が「君たちはどこの学校へ行っていたのか?」と的確な突っ込みを入れると、大人のセンスと子供のセンスのギャップがコメディをもたらすんだけど、そのようなシーンは少なかったね。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-02-15 02:52:27)
69.  オカンの嫁入り
もっとダサダサなありがちホームドラマになるのを危惧していたのですが、意外に上品にまとまっていました。良かったのは、登場人物が軽率に泣いたりわめいたりしないこと。特に、ちょっとした表情でいろんな心の動きを表現していた宮崎あおいは見事でした。それから、基本的なところですけど、役者陣の関西弁がおおむねちゃんとしていたのもいいですね。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-02-08 02:30:37)
70.  おっぱいバレー 《ネタバレ》 
綾瀬はるかという人を一定時間きちんと見たのは初めてなのだが、演技らしい演技はほとんどできていないのに、フレーム内に収まっているだけで自然に目を引いてしまう、不思議な人です。で、その体型(というかバスト)をあえて強調しない撮り方をしているのはすぐに想像がつきましたが、かりにそれが目立つようにしてしまうと、映像内の主役が、先生でも生徒でもない「おっぱいそのもの」になってしまいますし、またそれを受けた生徒のリアクションや芝居も、全然別の方向に行ってしまいます。ここに出てくる生徒たちは、おっぱいという言葉1つからでも無限のパワーを構築できる、第一級の妄想力を持っているのです。なので、その立ち位置に見る側を同化させるためには、この撮り方はまったく正しい。それとやはり、タイトルを堂々とこれにしてしまったその度胸に+1点。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-12-29 01:41:40)(良:1票)
71.  お嬢さん乾杯 《ネタバレ》 
日本にもこの頃からラブコメという表現が存在したことを示すという意味において貴重な作品。ラストの一言をヒロインに言わせたいための脚本ですね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-09-25 02:28:00)
72.  王将(1948) 《ネタバレ》 
前半は何が描きたいのかよく分からない感じで、主人公のキャラクターに寄りかかっているだけではないかという気がしていたのですが、関根との決戦以降はきちんと物語になっていました。本当は、将棋そのもののディテールも踏まえてほしかったのですが、さすがにそれは無理でしょうね。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-08-23 00:39:18)
73.  お早よう 《ネタバレ》 
家計の状況も知らずに高価な家具が欲しいなどとねだり、親から注意されたら口答えし、しかも意地でもテレビに執着して口をきかない。そのくせ、親から提供された食事だけは、何の恥じらいもなくちゃっかり、というか堂々と食べている。こんな子供、うちの両親だったらフクロですよ、とまでは言わないけど、二度と同じことを考えなくなるくらい厳重に叱責されることは間違いありません。我儘を通す子供とそれを叱れない大人、両方とも見ていて不愉快です。しかも最後は何の努力も試練も覚醒もないまま買ってもらってめでたしめでたしって、ドラマもなければメッセージもありません。久我美子に1点。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2012-05-08 22:28:54)
74.  狼よ落日を斬れ
これだけ魅力的なキャスティングでありながら、どうも生かされてないんだよなあ。各登場人物がエピソードごとにその立場にはめ込まれているだけで、どういう思考や発想でその行動をとっているのか、というところまでのつくり込みがないのです。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-27 23:42:42)
75.  おさな妻 《ネタバレ》 
とにかく、関根恵子のあの可憐ないでたちと理知的な美貌を見たら、そばに置いて2人でルンルン気分であんなことやこんなことをしたいというのは誰でも考えてしまうわけで、その妄想をそのまんま具現化したこの作品は、映画としてはまったく正しい。しかも、新克利の旦那が、適度にオッサンなんだけど家庭的で理性的でもあるというのが、奇跡的に作品を下品に落とすことなく上手く作用している。それに、「これから僕が口にすることで、僕は君を失うかもしれない」とか、「目は、見るためだけではなく、閉じるためにもあるんだよ」とか、いいところでいい一言を決めてくれるではないの。新婚初夜の気まずさとか困惑感、それらを乗り越えたところでの感動というところを目をそらさずに堂々と讃美しているという点も特筆されるべき。
[DVD(邦画)] 7点(2012-03-26 02:04:14)(良:2票)
76.  お父さんのバックドロップ 《ネタバレ》 
プロレスそのものに対する突っ込んだ描写が少ないので、親子関係がどう進行していっても説得力がない。ラストも予定調和にしか見えません。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2011-12-10 21:12:54)
77.  お葬式
何というか、全体がいかにも作為的なんです。いかにも日常の生活をそのまま描いてみました的な空気が出過ぎていて、かえってぎこちなく不自然になっている。登場人物に躍動感がありません。あと個人的には、友里千賀子がもっと見たかった。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2011-12-08 02:14:59)
78.  おとうと(1960) 《ネタバレ》 
岸恵子は、芯の強さや細やかな愛情を頑張って表現していると思うのだが、全体の筋が何とも後ろ向きで暗すぎる。それならそれで現実の生活の厳しさを実感させる方向でまとめればよいと思うのだが、その辺も中途半端。結局、病気の部分のファクターによりかかってしまっている。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2011-06-25 02:34:45)
79.  男たちの大和 YAMATO 《ネタバレ》 
もう、すべての描写とすべての台詞が、説明的で、凡庸で、陳腐なんです。上船までの経緯も、その後の訓練も、全部、「ここでこうなりました」と説明しているだけ。この話の流れから言えば、レイテ沖海戦なんかは乗員にとって重要な転機点になるであろうことは史実に疎い私でも想像がつくが、そんな一番大事なところをあっさり通り過ぎている。最後の出航も、何でそんな無謀な突撃をすることになったのかということについての考察も検証も解釈もなければ、迫り来る破滅を予感させる空気感もなく、ただみんなが感傷的にわーわー騒いでいるだけ。せっかく登場した林隆三や渡哲也や勝野洋も、とんでもない無駄遣いでした。おまけに美術や衣装関係も手抜き(あのピカピカ感や清涼感は何なの?)となれば、ほめるべきところがどうやっても見つからない。頑張った蒼井優ちゃんには1点あげたいが、その優ちゃんにも無意味な絶叫芝居を要求してしまうセンスは何なんでしょうね。
[DVD(邦画)] 1点(2011-04-30 23:09:06)(良:1票)
80.  折り梅 《ネタバレ》 
前半の段階ですでに、説明台詞とそのまんま台詞の連打連打に唖然。これでは問題設定がうまくいかない以上後の解決部分も光らないし、もちろん原田美枝子や吉行和子の演技力も空振りに終わってしまいます。後半は後半で、何かの拍子に芋づる式に全部が解決するという描写にしかなっていないので、ドラマとしての説得力がありません。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2010-12-15 01:28:23)
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