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コメント数 2394
性別 男性
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1.  陽はまた昇る(2002)
番組自体が今日の昭和ノスタルジー・ブームの先駆けでもあるし、「プロジェクトX」の題材はどれもこれも映画に向いてるとは思う。しかし出来がこの程度では、45分のテレビ番組にすら負けている。もちろん感動的実話に違いはありませんけど、何もかも中途半端で凄くもどかしい。脚本の最大の失敗は開発の技術的部分を省いたこと。観客に小難しい技術説明は必要ないと思ったら大間違い。こういうディテールこそが物語に説得力を与え、西田敏行の奮闘や松下幸之助の英断(?)に涙できるのです。それに演出も、基本は手持ちカメラなのに全然ドキュメンタリー・タッチにはなっておらず、映像がユラユラ揺れて単に貧乏臭いだけ。実話の骨子でウルッとくる場面もありますが、映画としては三流の仕上がりです、5点献上。
[地上波(邦画)] 5点(2006-11-15 00:01:57)(良:1票)
2.  羊のうた
人気のあるらしい原作は未読ですけど、何でこんな話に人気があるのかが、本作からは全く解らない。そもそも、この「吸血病」の設定に全く必然性が感じられない。こんな題材なのに猟奇的シーンもないし、「発作」ったって、見た目は心臓病か何かの発作と全く変わらない(胸に手を当てて「うんうん」唸って苦しむだけ。そこに「血への渇望」は感じられない)。それらしい妖しさを持ったヴィジュアルも加藤夏希のルックスだけ。要するに演出がヘボなのです。同じ脚本でも、寺山修司か鈴木清順並の悪夢的耽美映像で彩れば、雰囲気だけは楽しめる映画になったでしょう、3点献上。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-03-17 00:02:20)
3.  秘録おんな寺 《ネタバレ》 
いよいよ尼寺が舞台ということで、雰囲気的ないかがわしさはシリーズ一番ながら、私的にはシリーズで一番面白くなかった。ストーリーは兄の仇討ちの為に、妹が尼寺に単独潜入捜査をしていたという陳腐な展開。「針供養」(戒律を破った尼僧が裸で吊るされ、燭台でお尻をツンツンされるという折檻…てか、拷問か?)のシーンが少々そそったものの、エロ・シーンも例によって大したことのないまま終了。「おんな寺」は駆け込み寺という設定なので、女達が悲しい過去を持つ者ばかりというのも、テンションの上がらない一因だったと思います。という訳で、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-01-19 00:02:22)
4.  秘録おんな蔵
シリーズ中、一番面白かったのが遊郭を舞台にした本作。物語は早い話「SAYURI」みたいな感じでどーってことないし、例によってちっともエロくありません。では何が面白いかって、それは劇中で紹介される遊郭の色々なしきたり(実在のものかどうかは不明。ほとんどでっち上げだと思いますけど…)。この部分は間違いなく「SAYURI」より楽しめます。一番笑ったのが「踏み合い」と呼ばれるもの。これは店のNo.1花魁の贔屓客が他店のNo.1に取られた場合に、互いの面子をかけて行う差しの勝負のこと。始まってみれば、唯の取っ組み合いの喧嘩でした。しかしここで凄いのは、その客も唯では済まない所。勝負の後、何と髷を切られてしまうのです。客がどの店に行こうと勝手の様な気もしますけど、一度贔屓にした店には操を立て続けなきゃならないんじゃ、おいそれと風俗通いも出来ませんね。それにしても、若き田村正和は木村一八そっくりだったんだなぁ…、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-19 00:01:27)
5.  秘録おんな牢 《ネタバレ》 
現在では絶対にあり得ないオープニングのナレーションが凄い。女牢がどういう所かを語ってるんですけど、女性の卑しさを延々と捲し立てていて、とても理性ある人間としては認めてません。フェミニストが観たらいきなり卒倒ですよ、こりゃ(40年前の女性の人権がどんなものか想像がつきます)。しかし、本編ではナレーションで語られる程のことは起きず、エロも控え目。エグイのは女体糠味噌漬け位か(何を漬ける訳でもないのに、牢には何故か糠樽だけ置いてある)。最後の方は生き別れになった姉妹の再会という陳腐な筋書き。これでよくシリーズ化したもんです。てか、1年の間に4本も作られてる訳ですから(これがプログラム・ピクチャーの底力か)、最初からシリーズの企画だったんでしょうか? 4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-01-19 00:01:03)
6.  美女缶 《ネタバレ》 
「美女缶」と題しつつも、本作には一人として美女が登場しない。ヒロインは「可愛い系の女子大生」ということで、シリーズ内の一種類として納得も出来ますが、隣の部屋からゾロゾロ出てくる女共が全員、そこら辺から集めてきただけみたいな、10人並かそれ以下だけってのはどうよ? この設定だったら主人公だって、玉山鉄二並のハンサムじゃなきゃ話にならない。物語が荒唐無稽だった所為ではなく、こういう所で映画に説得力が欠けている。予算が無くたって、安く使える売れてないモデルなんか掃いて捨てる程いる筈。そこに努力を惜しんでどうする? また「美女」の設定も、何か恋愛シミュレーション・ゲームみたいで気持ち悪い。単純なダッチワイフとしての存在の方が遥かに健全だと思うゾ、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-12-28 00:03:02)
7.  ひめゆりの塔(1995)
そう、出演者が現代人(しかも、かなりイケてる)にしか見えないってのが本作最大のウィーク・ポイント。しかし旬の美少女達を切り捨てて、田舎臭い娘だけを集めて興収を切り捨てる訳にもいきませんし、これは痛し痒しです。また、折角リメイクするんだから、戦争体験がすっかり風化した90年代なりの新しい解釈で脚色しても良かったかもしれません(例えば日本軍の沖縄の人々に対する非道な扱いをもっと大きくするとか、動員前の思想教育の部分を詳しく描くとか)。本作の出来自体にそれほど不満はありませんが、もう少し時代を考えて映画化して欲しいと思います、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-09-24 00:07:11)
8.  ビルマの竪琴(1985)
水島の旅は正に地獄巡りであり、それ自体が並の僧侶をも超えた厳しい修行。彼が「供養」を決心するのも自然の成り行きです。個人的には、その過程はもう少し丁寧に描写した方が良かったと思いましたが、東南アジア系に見える中井貴一やインテリに見える石坂浩二は適役だったと思います。私が一番感動したのは、イギリス兵の納骨堂で隊長が日本の骨壷を見つけたシーンと、水島の奏でる「仰げば尊し」。オリジナルは未見なので何とも言えませんが、本人がわざわざリメイクしたということは、市川崑自身は旧作より新作の方が優れてると考えていたのではないでしょうか(まさかオリジナルより劣ったもので満足するとも思えませんし…)。日本的ファンタジー映画としては完成度の高い作品だと思いますよ、7点献上。
[地上波(字幕)] 7点(2005-09-24 00:06:18)
9.  秘密(1999)
つまらなくはなかったですけど、私も中途半端な印象を受けました。原作では、この話の重点は何処に置かれてたんでしょう? 夫の心情なのか、妻の心情なのか。一種の幽霊譚なのか、夫婦愛の物語なのか。「フォーチュン・クッキー」の様なコメディなのか、危ない雰囲気の禁断の愛なのか…。どっちにしろ人間は中身ではなく、それを覆う外見の制約に則って生きていかねばならないという切なさは伝わってきました。それにしても広末涼子は良い! 「口でしてあげようか?」等の台詞にドキドキしちゃったことは秘密にしておきます…、って、ここに書いてどーする? 6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-06-05 00:07:35)
10.  heat after dark ヒート・アフター・ダーク
この映画から、現在の北村作品は難なく想像できたとしても、現在の北村監督の活躍を想像するのは難しい。【紅蓮天国】さんの仰る通り、確かに北村龍平のあらゆる意味での原点。もちろんそこには、「間延びしたつまらない映画を作る」ということも含まれる。短篇ったって、普通に作れば30分以内で済みそうな中身が、50分(!)にもなってるダラけた短編です。しかも古臭い自主映画の様な題材が、どう贔屓目に見たって、そのまま学生映画レベルにしか仕上げられていない。これで判った。売れっ子監督になるのに必要なモノって、「才能」じゃなくて「勢い」なんですネ、2点献上。
2点(2004-12-07 00:07:07)
11.  人斬り銀次
タイトルと出演者から連想される様なヤクザ映画ではなく、敗戦後、半世紀以上を経た現在まで、ずっと戦争を引きずって生きてきた男達が、自分達の戦後を総括する物語。主要人物は今と昔のダブル・キャスト。夏八木勲が死に切れなかった男の哀愁を表現し、竹内力がそんな男の中にたぎる昔のままの熱い血を表現する(主人公は夏八木勲ですけど、「人斬り銀次」は明らかに竹内力です)。これは結構ありがちな演出だし、脚本の練り込みや中途半端なワイヤー・アクションに不満もありましたけど、私好みの漢の物語だったので、熱くなりながら楽しむことが出来ました。そしてもう一つ、残念なことに本作は、昨年亡くなられた古尾谷雅人の遺作となってしまいました。心よりご冥福をお祈りいたします。という訳で、6点献上。
6点(2004-12-02 00:34:16)
12.  Beautiful Sunday
大傑作「下妻物語」の中島哲也監督の、劇場用では前作に当たるのかな? とあるマンションの住人達の、とある日曜日の朝から月曜日の朝までを描いたグランド・ホテル形式のコメディ・ドラマ。住人達と大家さんが、みんな一風変わってるのは「下妻物語」にも通じますけど、ヨネヤマママコ演ずる独居老人を除いて、それぞれにとんでもない事件が起きる訳でもなく、人となりの紹介で終わってしまってる感じ。つまらない訳じゃありませんけど、大して面白いとも言い難い邦画らしい映画です。本作鑑賞の際は、決して「下妻物語」を期待してはいけません。そういうことで、5点献上。
5点(2004-12-02 00:33:30)
13.  ピカレスク 人間失格
河村隆一はそんなには悪くないですけど、さとう珠緒も含めた女優陣に貫禄負けしてしまって、太宰治がここまで軽佻浮薄な人物だったとしても少しバランスが悪い気がします。しかし彼がどーこー言う以前に、本作は脚本が全くダメ。関係する5人の女達の名前をチャプターに冠しながら、話を馬鹿正直に時系列で追うだけなので、チャプター内でも物語の視点がコロッコロ変わってしまう。主題は女達の語る太宰なのか、太宰の語る女達なのかもはっきりして欲しい。猪瀬直樹も出演させて貰って喜んでる場合じゃないぞ。唯、猪瀬氏の解釈自体は面白かった。常に道連れにする側だった男が、最後は女の道連れにされてようやく本懐を成就する。河村隆一演ずる太宰治は死すらも女の世話になる、だらしない男でした、3点献上。
3点(2004-10-29 00:35:54)
14.  ひみつの花園
いやはや、とにかく面白い(「裸足のピクニック」はもっと面白いってか。早速観てみよう)。本作の前では「ウォーターボーイズ」なんか、プールの底に沈んだまま浮いてこれないでしょう。この映画にこそ「ノンストップ・ガール」というタイトルが相応しい。回転し続ける話の方も良いですけど、もう西田尚美最高! 彼女自身はイヤかもしれませんけど、これが彼女のベスト・アクトなのは間違いない。マイナスはやっぱ自主映画っぽさかなぁ、貧乏臭さが嫌いなもんで。もっとビッグ・バジェットで、「1941」や「バーティカル・リミット」並みの映像でこの馬鹿映画を再現して欲しいです、7点献上。
7点(2004-09-21 00:08:36)
15.  ひまわり(2000)
幼き日の甘酸っぱい思い出。どうも自身にはそーゆー思い出が全く無いか、それ以降の思い出が有り過ぎてすっかり忘れてしまっているらしく、共感するには至らない。また、朋美とゆーキャラクターにも魅力や正当性やリアリティが感じられない。自分は男出入りが激しく、実際二股中の男に二股かけられたからってショックを受けるのも良く解らない(まあ、これは男の方のイメージでしかないから、当の本人はどうだったか判らないけど)。これを観て連想したのは「フラットライナーズ」。周知の通り、後ろ向きの話は好みじゃないんで、4点献上。
4点(2002-12-14 23:47:35)
16.  ピンポン
女の出ない超正当なスポ根青春映画。物語やキャラ設定は定番で、最大公約数的でもありますが、作りのしっかりとした胸を熱くさせる映画です(原作は知りませんが映画から想像するに、きっと超オーソドックスなスポ根マンガなんですね)。映画ではドラゴンとバタフライ・ジョーの台詞ばかりがマンガっぽいので、全体からは少し浮き気味。その中で、私が一番気に入ったキャラはアクマ(&その彼女)。中盤からは哀愁溢れる狂言回しとして沢山の決め台詞を吐きます。しかし、この日本に俳優は竹中直人しかいないんでしょうか? 7点献上。
7点(2002-09-26 22:14:12)
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