1. MONDAYS このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない
《ネタバレ》 ただループを脱出してめでたしめでたしではなく、個人としてもチームとしても成長したという結果に爽やかな後味がありました。最後にもう1回巻き戻すんなじゃないかと心配しましたが、そういう嫌がらせはなかったです。 [DVD(邦画)] 8点(2023-08-11 00:01:16) |
2. 真夏の方程式
《ネタバレ》 悪い意味で語りたくなる作品です。テレビシリーズでは科学者の目で不可能犯罪に挑む痛快さがありました。しかし、映画では一転人情が前面に押し出された湿っぽい話になります。前作の容疑者Ⅹもそうでした。そこまでは良いとしても、結果として人情に呑まれた形で真実に蓋をしてしまったのは大きなマイナスです。前作は最後に犯人が自白しましたが、本作は同情を誘おうとする犯人の思惑に嵌った感じで印象が良くありません。計画殺人犯に逃げ切りを許したのでは南国の美しい風景も台無しです。湯川先生は一般人だから人情によって見逃すのは百歩譲って良い(子供が関わってますからね)のですが、刑事の岸谷さんは駄目でしょう。事情はほぼ知っているような描写ですし。あんたそれでも法の番人か?また、映画全体で人として不自然な行動が目立ち、共感しづらいのです。成美が伸子を刺殺したのも、重治が塚原を殺したのも短絡的ではないか?重治は家族を愛してるといいつつ、なぜ児童に殺人の片棒を担がせるのか?要は説得力の不足ですね。この映画の描写の限りでは、成美も重治もきっちり裁きを受けるべき人間です。 苦しんで見せているが、所詮は犯罪者の独りよがりにすぎません。 [DVD(邦画)] 2点(2014-08-11 17:25:14)(良:2票) |
3. マルタイの女
《ネタバレ》 証人が裁判所に到着して終わり。え、そうなの?と思いました。身柄を守り切ったんだから当然と言えば当然なのですが。マルサやミンボーや大病人などのような「ここが良かった!」と評価できる盛り上がりポイントに欠けたのが原因でしょうか。殺人の実行犯が有罪になっても、おそらく教団の上層部には追及の手が及ばない(作中でも示唆があり)わけで、爽快感もなく、後味が悪いです。そして、ラストのあの演出は必要だったんでしょうか・・・??? [DVD(邦画)] 5点(2012-01-13 17:27:03) |
4. 魔女の宅急便(1989)
起承転結がとても分かりやすく、軽快な音楽、演出、美しい風景、楽しい小道具を堪能できるんですよね。30年ほど前の作品なのに古びた感じが全くないのは驚きます。特に空を飛ぶ描写。これを見たいために何度も鑑賞しています。不満なのは、ジジが途中から喋ってくれなくなったことくらいです。 [DVD(邦画)] 9点(2011-07-12 20:23:27) |
5. 真夏のオリオン
1年以上潜水艦に乗ってるわりに、全員ツヤツヤこざっぱりしてるな。「生きるために戦う」等の発言といい、敗戦間際の発狂ぶりがまるで感じられなかったのが不自然であり、残念。 [地上波(邦画)] 5点(2010-08-16 05:53:16) |
6. マルサの女2
この映画の異常なほどのテンポの良さ、分かりやすさを、邦画の製作者たちには見習ってほしいですね。 [ビデオ(邦画)] 9点(2008-05-31 13:01:31)(良:1票) |
7. マルサの女
楽しく、分かりやすくがモットーと思えるほどスッキリ起承転結を実践した邦画の傑作。脱税者の様々な手口と、それを追う税務署・国税局の執念の対比が明確に提示されて、観る上で無駄に疲れずにすむ。そしてメインキャラ3人(宮本・津川・山崎)の個性的で魅力的なこと。山崎の、津川へ財産を残す方法を指南するシーンは圧巻だ。 [DVD(邦画)] 9点(2004-07-04 12:35:37) |
8. 魔界転生(1981)
《ネタバレ》 原作と内容が違う映画って基本的に嫌いなんだけど、これは許せる。沢田・千葉・若山・緒形といった俳優の演技がいちいち濃くてパワフル(声に張りがあるっていいなあ)。ぐいぐい引き込まれます。 終盤の十兵衛・但馬守の一騎打ちは神! [DVD(邦画)] 10点(2003-09-17 17:10:19) |