1. 毎日かあさん
《ネタバレ》 『酔いがさめたら、うちに帰ろう』と併せて観るのがオススメ。キョンキョンと永瀬正敏の(元)夫婦共演というのが話題になったが、そんなこととは関係なく二人とも素晴らしい演技を披露している。しかし、そんな彼らをも食ってしまう子役の二人が何とも可愛らしい。カモシダ氏(永瀬)が登場してからはアルコール依存症のグチャグチャした展開が待っているので、間違っても普通のホームドラマと思って観てはいけない。原作との相違を批判する声が多いが、自分は原作未読なので、違和感なく鑑賞することができた。 [地上波(邦画)] 6点(2013-01-21 15:02:05) |
2. まほろ駅前多田便利軒
現代版「傷だらけの天使」のようなノリのバディ・ムービー。『探偵はBARにいる』でもそうだったが、松田龍平はこの手の相棒役をやるとハマる。 [DVD(邦画)] 7点(2012-01-16 22:31:00) |
3. マイ・バック・ページ
《ネタバレ》 実体の伴わない「言葉遊び」をしているだけの学生運動家・松ケン、そんな彼の言動に翻弄されるジャーナリスト・妻夫木。やがては時代の波と共にのっぴきならない状況に追い込まれる(あるいは自らはまり込む)彼ら。70年代初頭を生きた二人の若者の苦い青春を描いた、山下監督渾身の一作。ざらついた映像に、当時を再現した美術、衣装、そして脇を固める「大人たち」の自然体の演技は圧巻。当時をよく知らなくても、そのリアルさには目を見張る。虚を突かれた時の松ケンの歪んだ口元が印象的。そして、もちろんラストの妻夫木の涙。あの瞬間のためにそれまでの長い2時間があったのだろう。 [DVD(邦画)] 8点(2011-12-16 21:54:26)(良:1票) |
4. 真夜中の弥次さん喜多さん
哲学的というかポストモダンというかメタフィクションというか、どうでもいいんだけど、あんまり面白くなかった。ごめんなさい、ということでこの点数。 [DVD(邦画)] 3点(2008-09-11 07:20:28) |
5. 間宮兄弟
このマッタリ感は嫌いではない。こういう生活もありかな?兄弟二人で働いているから、お金は持っていそうだし。意外と優雅だな~。塚地が意外にもハマっていた。うちの嫁さんは、塚地となら結婚してもいいそうです。 [映画館(邦画)] 5点(2008-01-12 08:04:46) |
6. 魔女の宅急便(1989)
実はこの映画が宮崎作品でいちばん好きだったりする。 [DVD(邦画)] 10点(2007-11-13 17:23:57)(良:2票) |
7. 松ヶ根乱射事件
《ネタバレ》 タイトルから勝手に想像されるような、寒村で起こる猟奇殺人事件などではなく、田舎に暮らすフツーの(でもちょっとズレた)人々を描くブラックコメディ。冒頭、雪原に女の死体が横たわり、「お、『ファーゴ』みたい」などと思ってたら、発見者の子供に胸をまさぐられるわ、検死台で息を吹き返すわで、コーエン兄弟もビックリの展開。何か大事件が起こるわけではないが、登場人物にはそれぞれ葛藤があり、秘密がある。しかし、結局は特に何も変わらないままクライマックスを迎え、最後の最後に「乱射事件」が起こる。ありふれた日常を引き裂くはずの銃声も、ただ虚しく響くだけだった。 [DVD(邦画)] 6点(2007-09-21 17:00:33) |