1. ミスター・ルーキー
まあクオリティにどうこう言っても仕方ない類の映画なのかもしれないけど、もう少し盛り上がる内容に出来たと思う。設定自体は滅茶苦茶で漫画だけど、タイガーマスクの覆面投手というのはとても映画的に画面に映えていたし、阪神ファンじゃなくても胸高まるものだったと思う。それだけにあまりに陳腐な映画作りにはもったいない感じがした。 3点(2003-08-27 22:50:29) |
2. みんなのいえ
三谷幸喜のコメディセンスは設定が「限られた空間」である時に最大限発揮される傾向があるので、今作のように広がりすぎる空間での話はいまひとつ面白さに欠ける。題材は良くて笑えるところも多々あるので、もっと焦点を絞って描いていれば傑作になっていたかもしれない。 5点(2003-06-06 22:11:20) |
3. 水の旅人 侍KIDS
全体的な安っぽさが拭えない映画だった。クライマックスにかけてさらに盛り下がる印象がある。 3点(2003-06-03 13:33:21) |
4. ミンボーの女
伊丹監督お得意の日本の社会の裏場面をユーモア交じりのリアルで見せてくれる秀作。 7点(2003-06-03 11:55:29) |
5. 耳をすませば(1995)
公開当時は丁度主人公たちと同じくらいの歳で、ちっとも感じるところがなかったんだけど、あの時代が過ぎて数年たつ今は観ているとどうしても涙が溢れてくる。やはり戻らない時間とみずみずしいエネルギーに対する惜別と羨望の想いがそうさせるんだと思う。思春期の多感な想いを見事に描いている。 9点(2003-05-28 01:25:06) |