1. モテキ
《ネタバレ》 非モテのためのナニカ。あと、お一人様フジロッカーは必見だと思う。見る人を選ぶ、という意味で、本当は7点あげたいけど、6点。つまり、一緒に鑑賞する人にJ-Rockの素養がないと、ただドタバタしてるだけの映画になってるのではないか、という危惧がある。 在日ファンクと女王蜂はこの映画で知った非モテの俺は、長澤まさみ役のビッチっぽさに棚ぼたを感じつつも、自分のカッコ悪さ回避を優先する生き方の結果、自ら翻弄されてしまうという、その、大人名の男になりきれないがいっちょまえに憧れだけはグラスにあふれんばかりにたたえてる自意識過剰オトコにはもう「あああ、ワカル!コロセー!」というあっちの方向に共感すること必死。 じゃ、モテ女はほっておいて、麻生久美子役の一見趣味が合いそうだけど性的衝動を覚えない女の子に走るか?と心傾くもコレジャナイ感に自分を騙せない真面目系クズっぽいところにも「あああ、ワカル!コロセー!」と死にたくなるのであった。ミツロウあっぱれ。そしてその映像化にもベストエフォートで成功している本作品にもあっぱれ。 [DVD(邦画)] 6点(2014-11-23 18:42:56) |