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プロフィール
コメント数 707
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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1.  ラーゲリより愛を込めて 《ネタバレ》 
シベリア抑留の厳しさがどれくらい真に迫っていたかには疑問符がつくものの、家族と離れ離れになった男たちの苦悩は伝わってきた。 決して希望を失わない、二宮君演じる山本に敬服。前向きに生きようとする彼の言葉は、どこか有島武郎の「小さき者へ」を思い出させる。 山本のダモイが果たせないことは予想がついたものの、やはり帰してやりたかった。 彼の死を知った北川景子演じるモジミの慟哭は有無を言わせぬ迫力があり、「嘘つき!」と叫ぶ彼女の心の痛みが、スクリーンを通じて胸に突き刺さった。 そしてその後の遺書を記憶するシーン。 これは予想外だった。 確かに、文字を残すことはソ連の罪を暴露することにつながる恐れがあり、当局としては絶対に許せないところだろう。 没収につぐ没収。 ならば記憶するしかない。 山本を慕う仲間たちの思いがやるせなくて美しくて、泣けて仕方なかった。 安田顕も良かったが、中島健人君が特に良かった。読み書きを教えてくれた山本に対する思いが伝わる、本当に胸が熱くなるシーンだった。 最後の山本とモジミが海岸で二人並んで、思いを伝え合うシーン。北川景子の表情が抜群で、これをラストに持ってくるのも憎い演出。 そこで終わっても充分戦争のむなしさや、愛する人を思う気持ちの尊さは伝わっていたと思うのだが、なぜか二人の息子として登場する年老いた寺尾聡。 これは寺尾聡の無駄遣いだし、蛇足だよ。くどい。 もう少し観る者の感性を信じて欲しかったかな。 でも、いい映画だった。
[インターネット(邦画)] 8点(2024-06-16 14:59:50)《新規》
2.  ラストレター(2020) 《ネタバレ》 
手紙って、時間がゆっくり流れる感じ。 そういえば、しばらく書いてないが、もう何年になるだろう。 乙坂が送った手紙を、ずっと大事に持っていた未咲。 未だ咲かないって名前、切ないなあ。 その手紙を読んだ娘の鮎美が、「もうちょっと早く来て欲しかった」とこぼした涙もなんと切ないことか。 鮎美への遺書は、乙坂が自分を訪ねてくることを予感していたのかな。 大人になった未咲を出さず、昔の写真だけにしたのは良かった。 あらためて広瀬すずなる女優の存在感が際立っていることを感じた映画。 彼女は日本映画界の宝だと思う。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-08-02 12:34:20)(良:1票)
3.  Love Letter(1995) 《ネタバレ》 
ずっと観たい観たいと思っていて、やっと観ることができた。 博子からの手紙をきっかけに、樹はかつての同級生との恋を思い出し、その死を知る。 「失われた時を求めて」に込められた思いに気づいた高校生たちが訪ねて来るシーンは、本当に美しい。 貸し出しカードを裏返す前から、不覚にも涙がこぼれてしまった。 彼の思いが伝わるべきタイミングは、中学生の時ではなく、今だったんだろうな。 あの時気づいていても、北海道と神戸では忘れていくしかない。 でも、大人になった今、なんだかパッとしない彼女の人生に、彼のラブレターは大きな力を与えてくれるんじゃないかな。 伝わって良かったな、少年。 君、なかなかやるじゃないか。 そして中山美穂の横顔に加点。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-04-11 20:00:29)
4.  らせん 《ネタバレ》 
これ封切り当時に観たときはかなり怖かった気がするんだけども、今観ると、その当時の「リング」怖いぜ!の風潮がすでにないせいか、なかなか気分が乗らなかった。 自分自身が怖かったという記憶でハードルを上げてしまったせいかもしれない。 観ても死なないために、死なない方法を探る、というアプローチは間違っていないと思うし、それを科学的・医学的にやろうというのも嫌いじゃない。 得体の知れなさが結局遺伝子レベルにまで影響する、というのは、もはや我々は抗えない感じがあって、すげーな貞子!と素直に思ってしまう。 真田裕之はホラー向きだけど、佐藤浩市はホラー向きじゃないな、とぼんやり思いながら鑑賞。
[インターネット(邦画)] 6点(2023-08-03 07:48:32)
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