21. この窓は君のもの
《ネタバレ》 唐突に始まり、唐突に終わる。少年少女が追いかけたり追いかけられたりというのが延々と続く。でも、時間が来たらあっさりと別れを告げる。これも青春の真実なのかもしれないが、個人的にはちょっともの足りなかった。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2008-08-03 11:01:48) |
22. 夕凪の街 桜の国
《ネタバレ》 ものすごくベタな演出。しかし、唐突に挿し込まれる妹の声だとか被爆者を描いた絵は、その不自然さゆえに原爆の不条理さを表し得ていた。残念なのは、もう少し細部までこだわって作ってほしかったということ。例えば、プロポーズという重要な場面の背景の中に看板に書かれた「不法占拠禁止」の文字がでかでかと映し出されていたり。ベタな演出なだけに、そういった所が嫌でも気になってしまう。 [映画館(邦画)] 6点(2007-08-25 14:06:51) |
23. あしたの私のつくり方
《ネタバレ》 高校生くらいの女の子にとって、家庭とか友人関係というものはママゴトのようなものなんだろうか。主人公たちはママゴトの役を降りて本当の自分を生きることを選んだが、現実ではそこで「本当の自分って何?」という問題が浮上してしまいそうだ。 [映画館(邦画)] 6点(2007-08-18 11:11:14) |
24. 股旅
冒頭の儀式こそ興味を引いたものの、後の展開には特に目を見張るようなものがなかった。主人公たちが非人道的なことを仕方がないからとやってのける箇所や、あっけないラストは当時の時代性を表しているようだが、今となっては色褪せて見えてしまうものなんだろうか。 [DVD(邦画)] 6点(2007-08-13 01:17:48) |
25. 着信アリ Final
いじめによる自殺が問題となり、メールで嫌がらせをするといういじめの陰湿化が指摘されたことを考えると、なかなか批判的精神に富んだ映画だと思う。死にたくないがために携帯を奪い合う若者の姿は滑稽だった。ただ、解決の糸口を見つけてからはものすごく退屈。内容的には90分以内におさめてほしい。 [DVD(邦画)] 5点(2007-08-25 15:02:15) |
26. 雨の町
冒頭のシーンでは、すりガラスを通して子どもを撮るだけでここまで怖くなるのかと感心したが、後は怖いというよりも滑稽なだけだった。最終的には下手なモンスターパニックみたいになってしまったし。ホラーコメディとしては結構楽しめる。 [DVD(邦画)] 5点(2007-08-25 14:47:47) |
27. 裸足のピクニック
それなりに期待して観たが、テンポの悪さにがっかりさせられた。予算や時間に制限がある中での撮影だったとしても、ちょっとこれはないだろう。リアルタイムで観ていたら、もう少し好感を持てたかもしれない。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2008-07-31 21:27:50) |