41. まぶだち
教師の指導や結末があまりにもキツいので 手放しで賞賛できるような映画でもないですが、教育や友人関係などについて考えさせられる内容でした。「古き良き日本」なんて言葉がつい出てしまうような人には垂涎の一作かも。叱って欲しいと心の奥で思っている子供にも、いいかも知れません。でも親が子供に見ろと押し付けるのは絶対NG。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-04-10 00:34:42) |
42. 羅生門(1950)
《ネタバレ》 これほど極端ではないにしても 自分を正当化するために嘘をつくってことは よくある訳で、そういう意味で身につまされる映画ですね。 みなさんおっしゃる通り、声が聞き取りづらいです。映像はデジタルリマスターとかいう技術できれいに出来るらしいですが、音声は難しいんでしょうか? [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-04-05 23:00:23) |
43. 大魔神
40年以上も前に、これだけのクオリティの特撮が出来ているのは驚きでした。ストーリーにはそれ程 期待しない方がいいかも。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-03-10 23:13:51) |
44. ビルマの竪琴(1956)
白黒の画像によけい生々しさを感じました。原作の価値を損ねていない映像化だと思います。 残念だったのは、おばあさん役が日本人であったこと。演技と言うよりは、しゃべる役だから日本語が出来るビルマ人に出てもらった方が良かったと思います。あと音声が聞き取りにくい部分が多々ありました(琴の音はきれいでしたが...)。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-03-10 23:10:58) |
45. 犬神家の一族(2006)
原作を読んでおらず、オリジナルも見ていない人なら楽しめるかも。どちらか体験している人ならちょっと不満に思うような作品だと思います。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-03-02 23:29:55) |
46. 魂萌え!
原作がいいので、NHKドラマに続いてこちらも見てみました。個人的には風吹ジュンより高畑淳子の方がしっくり来ました。もしかしたら風吹ジュンより高畑淳子の方が見慣れていないせいかも知れません。 これ見て熟年離婚なんて気を起こす人がいなけりゃいいですが... [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-01 23:36:14) |
47. サマータイムマシン・ブルース
描写が真面目だったら脚本のあらとかが気になるのでしょうが、この作品は雰囲気がゆるーいので、あまりツッ込む気にはなりませんでした。ぼんやりリラックスして のほほーんと見られるお気楽映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-03-01 01:09:29) |
48. 細雪(1983)
配役が絶妙だと思います。特に吉永小百合さんは普段の「ただきれいで真面目な女性」というイメージから離れた、何を考えているのか分からない不思議さというのが表現されていて新鮮でした。 女性の気持ちなんて男性には一生理解出来ないんでしょうが、それを垣間見られた気はしました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-02-19 16:17:03) |
49. 殺陣師段平(1962)
愛らしいキャラの段平がいいです。但し段平の殺陣指導場面がほとんどないのはリアリティがないのでは? ところどころにちりばめられるユーモアと頑固な主人公。どこか「男はつらいよ」を思わせます。 「破レター」は笑いました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-02-09 15:58:39) |
50. 銀嶺の果て
《ネタバレ》 ひどい仕打ちに対し、あくまで善意で接する。なかなか出来ることではありませんが、それが結局自分を助けることになる。「情けは人のためならず」「北風と太陽」みたいなことわざを連想しました(ちょっと違いますが)。 でも山男でもロープを切っちゃう人っているんですよねー、現実には... [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-02-03 22:17:54) |
51. 同胞
農村、青年、劇団、観客に対する監督の視線が意識される作品でした。そのどれもが暖かく、こちらの気持ちも暖かくなるように感じられました。 他の役者さんは今と大きくは変わらないように見えるのですが、市毛良枝さんが非常に若く見えました(当時25歳)。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-01-25 23:28:28) |
52. 肉体の門(1964)
いやあ迫力のある映像ですねえ。今となっては記録映画としての価値もあるのではないかと思えてしまいます(脚色があることは百も承知で)。 どうでもいい話ですが、アニメのキャッツアイって、この映画にヒントを得ているってことは...ないか... [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-01-09 15:38:33) |
53. 十五才 学校Ⅳ
単に主人公の成長だけに焦点を当てるのではなく、他の登場人物の描写がうまいと思いました。 ただし、これを見て登校拒否の児が学校に行きたくなるとはちょっと思えませんが。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-01-05 18:16:52) |
54. 虹の女神 Rainbow Song
上野樹里の演技は非常にいいですね。将来、深津絵里みたいな強い女を演じられる女優になって欲しいです。蒼井優って評価が高いですが、正直私にはぴんと来ません。女優にしては表情に幅がありません。はにかむように笑っているか、悲しそうな表情しか印象にありません。 相田翔子の出てくる章は全カットすべきでしょう。彼女を出演させなければならない理由があって、無理やり作った章に見えました。 主人公(智也)が鈍感かどうかはちょっと疑問です。ヒロインの気持ちに気づきながらも、友人であり続けたい思いから、わざと気づかない振りをしていたという見方も出来ると思えるんですが、いかがでしょう? 手紙を読んで初めて気づいたのではなく、再確認したのでは? [CS・衛星(邦画)] 7点(2007-12-29 22:16:45) |
55. 霧の旗(1965)
倍賞千恵子が「男はつらいよ」の「さくら」という役に出会わなかったら、もっと幅の広い女優になっていただろうなあと思わせる、見事な演技をしています。 あとこれは原作へのケチになるのかも知れませんが(未読なので分かりません)、何故一人の弁護士にああまで こだわるかの説明が不十分。本当に兄のことを思えば、必死になって他の有能な弁護士を探すんじゃないでしょうか? 若いから「思い込んだらまっしぐら?」とすると、その後の計算高い復讐と合わない気がします。 [CS・衛星(字幕なし「原語」)] 7点(2007-12-29 13:13:52)(良:1票) |
56. ソナチネ(1993)
虚無感・空虚感の表現は秀逸。 台詞が少なく、間の取り方が素晴らしいという意見が見られますが、たけしがコメディアンでもあることを考えると当たり前ですよね。笑いでの「間の取り方」って決定的な要素ですから。説明が多い芸も笑いが減りますし(モノマネの前に何をやるか言ってしまうのが一例)。 座頭市でのタップダンスの是非議論がありましたが、この作品にも体現紙相撲等があります。昔からやってたんですね。シリアスなテーマをずっと続けて観客を疲れさせるのは、コメディアンとして出来ないんでしょう。 [DVD(邦画)] 7点(2007-07-30 08:53:22) |
57. サマーウォーズ
絵はいいと思うけど、ストーリーはツッコミどころも結構あってなあ。かなりヒットしたことを考えると、映画の質と興行成績って比例しないものだなあと再認識。本当に、この監督には絵に集中して、ストーリーは出来物を使って欲しいと切に願う。 [地上波(邦画)] 6点(2021-07-18 22:46:20) |
58. 海よりもまだ深く
部分部分で印象的なところもあるけど、全体的なトーンがちょっとゆるい。 他の監督の作品なら、「あーそんな感じなのね」で終わると思うけど、是枝監督にはもっと深いテーマの作品を期待してしまう。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-01-12 08:59:19) |
59. 半世界
つまらなくはないけど、特に感動もしなかったし、面白みもなかったかな。前の方もおっしゃってますが、深そうで深くなさそう。思わせぶりなだけ、みたいな。 出演者の中にお目当ての人がいないような場合は、あまりオススメできない。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-12-25 20:58:01) |
60. 東京オリンピック
当時は中継があって、競技そのものに興味がある人は そちらを観ていたんだから、映画では別の撮り方をしなければ ならないのは分かる。でも これはあまりに芸術的に撮ることに寄り過ぎていて、時に面白みを損なっていると思う。 スポーツは それそのものが芸術であり、加工の必要は余りないと思う自分にとっては合わない内容だった。歴史的な知識を得られることだけが収穫。 [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-10-24 21:30:51) |