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Oliasさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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701.  眉山
登場人物の造型も安直、場面設定も安直、台詞もこの上なく安直。大体この娘って、心理的にはほとんど母親依存症の領域に達しているのではないでしょうか。何よりも腹立たしいのは、こんなレベルの作品が、夏八木勲の晩年の出演リストの1つに名を連ねてしまうこと。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2013-08-14 00:30:38)
702.  おにいちゃんのハナビ 《ネタバレ》 
引きこもりそのものについても、あるいはそこからの脱却についても、描写があまりにも安直で、浅薄。したがって、物語は最後まで何も始まっていません。それと、進行側がこう進めてほしいと考える台詞をそのまま言葉にするしか能がない脚本には、耳を覆いたくなったのであるが、何でこんな脚本にゴーサインが出たのだろうか?
[CS・衛星(邦画)] 1点(2013-07-31 01:43:12)
703.  男はつらいよ 純情篇 《ネタバレ》 
最初に見たときは、若尾文子のマドンナの存在がどうも浅くて物足りなかったのですが、再見してもそれは変わりませんでした(笑)。よって、寅さんの恋の病というのも、あまり説得力はありません。ただ、若尾さんが問題というよりも、この作品はサブエピソード部分の出来が良すぎて、マドンナの出る幕が狭められてるのですよね。冒頭の宮本&森繁の強力なドラマとか、博の退職騒動の盛り上がりとか(もしかして、「寅さん相手に服を脱ごうとした女性」というのは、シリーズ中絹代が唯一なのでは?そして、宮本さんの驚きの視線を受けた切り返しの寅さんの「険しい悲しみ」の表情も凄い)。●シリーズの歴史という観点から見ると、(1)源ちゃんが本作から帝釈天に居着いている、(2)柴又駅での見送りシーンが初登場、という点でも重要な作品です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-07-27 13:01:22)
704.  鍵泥棒のメソッド 《ネタバレ》 
過去の作品ほどのひっくり返し技はありませんでしたが、同じことを繰り返しても仕方ないので、それはそれでよいのです。アフタースクールに続き今回も印象的だったのは、1つ1つの場面に妙に真剣なこだわりがあって、それが笑いを醸し出しているということ。例えば、今回では、人が入れ替わったら当たり前のように段々と部屋が綺麗になっているとか。それから今回は、全部を説明し切るのではなく、いくつかはわざと説明を止めて、気づくかどうかは見る側に任せるという手法も採っていますね。
[映画館(邦画)] 8点(2013-07-23 02:01:15)(良:1票)
705.  スイートリトルライズ 《ネタバレ》 
こういう不倫モノは、まず、当事者の生活感を十分に出しておいて、そこから逸脱する背徳感を押し出してこそ、感情と現実のギャップがドラマたりうるのです。ところがこの作品は、夫婦がもともとどんな生活をしているのかもよく分からないし、いざ不倫へと乗り出してからも、感情の乱れや葛藤がほとんど見受けられない。つまり、制作側が都合良く敷いたレールの上を都合良く進んでいるだけなのです。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-07-22 20:58:35)
706.  酔いがさめたら、うちに帰ろう。 《ネタバレ》 
場面の切り方とかは手際が良くて、当事者間の関係や現在の状況なんかは、素直に頭に入ってくる作りになっているのですが・・・やっぱり、全体的に雰囲気がちょっと「上品すぎ」かなあ。アル中の描写はともかく、心理的葛藤や迷いの部分はもっと見たかったと思います。ただ、「アル中患者から見たらこう見える」の演出は面白かった。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-07-15 23:15:38)
707.  伊豆の踊子(1963) 《ネタバレ》 
百恵版との比較になってしまいますが、こちらの吉永・高橋・大坂・浪花というキャスティングは、妙にみんな人物的安定感が出てしまい、百恵版の作品中に漂っていた先行き不安な何かが危ういようなニュアンスが消えていますね。ただ、監督が同じであるせいか、演出のポイントには共通点が多々あり、こちらでやり残したことを百恵版でやり尽くした、ということになるのかもしれません。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-07-12 11:02:11)
708.  Life 天国で君に逢えたら
台詞も描写も演技も、いちいち説明的でわざとらしくて作り物っぽくて、リアリティも感じられなければ、表現の意図も感じられない。これを実話に基づくとして世に発表するのは、モデルに対して失礼ではないのか。例えば、肝心のサーフィンが彼の人生においてどのような位置づけを占め、誰にどのような影響を与えたのかという一つをとっても、制作者は自分の言葉で説明できるのだろうか。この描写だったら、ただの趣味の一環と変わらないのでは?
[CS・衛星(邦画)] 1点(2013-07-07 02:21:10)
709.  電車男 《ネタバレ》 
導入部分で「ああ、やっぱり例の出会いの場面から入っちゃったか」と溜息が出たのですが、その後もそれが覆されることはありませんでした。あえてこの作品を映像化するのならば、ネット上の書込には直接出なかった主人公のそれまでの経歴や人格の作り込みこそが何よりも重要であり、それでこそ、主人公のコミュニケーションの開花や行動の開始の重みが出るはずなのに、この脚本はその辺を全部すっ飛ばして、書込のやりとりに乗っかっているだけなのです(エルメスカップ到着前後の描写の軽さといったら!)。●それと、それぞれが書込の内容をそのまま台詞で喋っているのも、この話の面白さを削いでいて、あの辺のやりとりは、口語では全然喋らない人が、パソコンに向かうと突然アクティブになる、とか、口語では言わないようなネットスラングで全員の意思疎通がとれている、といったところにあるはずなのに、その機微が全然無視されてしまっている。むしろ逆に、無言のキー入力表示だけで全部通すくらいの潔さが欲しかった。●あと、駅のホームに6人がいる心象風景のところで、最初のカットとその次で、看護士と主婦の立ち位置が入れ替わっているのですが、あれはわざとなんでしょうか。しかし、主観的心象である限り、入れ替わる理由はないので、ミスととられてもやむをえない。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-06-25 02:17:56)
710.  博多っ子純情 《ネタバレ》 
最初っから最後まで博多弁ががばい炸裂しまくっちょるとたい。聞く側が理解ばできるとやろか、とかそげんこつばいっちょん気にしちょらんところが良かろうもん。そげんか初期衝動っちゅうとか、原始的パワーっちゅうとか、そいだけで90分押し切っとるところが凄かったい。そんで女優陣が、宮下順子に伊佐山ひろ子に岡本麗やろう。名前聞いただけでこれの主人公のごとムラムラ来っとやから、このキャスティングは大正解ばい。それとくさ、おいが一番泣いたとは、穴見役の赤木良次たい。テレビで「鉄道公安官」とかにも出とったばってんが、誰か(だいか)覚えとっとかね。実はこん人も福岡県の出身たい。ようこん姿ば映画の映像に残してくんしゃった。今こん人は何ばしよっちゃるかね。
[DVD(邦画)] 7点(2013-06-22 02:15:10)(笑:1票)
711.  真夜中まで(1999) 《ネタバレ》 
追いかけっこのシーンにしても悪玉との対決のシーンにしても、あまりにもスリリングさがなくてチマチマしているだけなのに唖然。危機の作り方も全体的に陳腐で、俳優陣もどう演技していいか困ったのではないだろうか。クラブの出番の空き時間に全部が進むという設定の面白さに2点。もっとも、その設定を生かし切っているかといえば、そうではないんだけど。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2013-06-22 01:58:55)
712.  男はつらいよ 寅次郎忘れな草 《ネタバレ》 
そんなに恋愛方面にのめり込んだ作りにはなっていなくて、むしろ放浪者同士の心のふれ合いや交錯というのがテーマだったんですね。だから、あっさりリリーが消えてしまう展開の切れ味が光っています。もっとも、だからこそ、鮨屋での再会のシーンはいらなかったんですが。●内容的には、この時点では「異形のキャラ」とさえいえるリリーを、制作側がまだ使いこなせていない印象も受けますが、だからこそ、後の寅のある意味生涯の支えとすらなるリリーを発掘した意義は大きいといえますし、この作品があったからこそさらにシリーズの長期化が決定づけられたともいえます。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-06-16 00:47:43)(良:1票)
713.  なにはなくとも全員集合!! 《ネタバレ》 
てっきり、ドリフが暴走してひたすら笑わせてくれる作品かと思って待ちかまえていたのですが、実は三木のり平が完全に主役であって、ドリフのメンバーは標準的な脇役だったのですね。笑わせ方もオーソドックスで大人しくて、消化不良ぎみではあるのですが、若かりし頃のメンバーの動く姿が鑑賞できるという点では、価値があります。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-06-11 00:13:20)
714.  かあちゃん
もうとにかく、台詞の1つ1つが、最初から最後までいちいち説明的・直接的・文章的で、見ていて気恥ずかしくなり、いたたまれなくなり、身の毛がよだって悶え苦しんでしまう。この脚本を渡されても、役者としても何ともやりようがありません。何かを演じるとか表現するとかいう以前の問題。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2013-06-04 23:19:28)
715.  アフタースクール 《ネタバレ》 
メイントリックももちろん美味しいんだけど、それを成り立たせるために、例えば指輪をめぐる1カットのような、あってもなくてもいいような隅々の伏線の張り方までこだわりを見せる職人的な姿勢を評価したい。あと、脚本ばかり注目されますけど、昼間の繁華街のごみごみした状態の撮り方とか、通信関係の小道具の使い方とか、探偵の事務所の埃っぽいごちゃごちゃした暗さとか、映像構築部分にも美学がにじんでおり、それが他の類作と一線を画しています。個人的にツボだったのは、バクさんの店に貼ってある妙ちきりんなメニューの数々。あれを誰かが真剣に考えたと思うと、とても嬉しくなる。
[ブルーレイ(邦画)] 9点(2013-06-03 01:04:45)(良:2票)
716.  岳-ガク- 《ネタバレ》 
この女主人公はどう見てもただ格好良さそうというだけで救助隊入りを志望しているし、使命感や動機や責任感、そしてチームワークによる事態の対応能力や処理能力など微塵も感じられない。しかも、命令無視、口頭のやりとりでの反抗(=一分一秒を無駄にしている)、自分の技術や体力と比較して達成できる見通しのない行動への突入など、人的・物的リソースも時間も極限まで限られた状況においては「絶対にやってはいけない行為」のオンパレードなのである。そしてそれをこの作品はヒロイックに描いてしまっているし、しかもその着地点は「天候が回復して救助されてめでたしめでたし」という醜悪さ、陳腐さ。そんな安直な視座しか持っていないから、山岳救助の厳しさや原動力など、毛ほども描かれていないし、伝わってこないのです。輪をかけて最悪なのが、随所で予定調和的に炸裂する絶叫情緒演出であり、こんなことをいくらしていても見る側は「またか」「あー、やっちまった」としか思わないことにいい加減気づきましょう。
[CS・衛星(邦画)] 1点(2013-06-01 02:41:31)(良:1票)
717.  しゃべれども しゃべれども 《ネタバレ》 
ところどころ優れた描写もあるのだが、全体の流れとしては、平板で表層的。そもそも、子役以外の2人は、いや主人公も含めれば3人は、ほとんど何の変化も成長も描かれてないのではないか?(というより、スタートの問題点が掘り下げられていないので、描きようがないともいえる)あと、画面に陰陽がほとんどなく、照明がえらくいい加減に見えるのが気になった。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-05-28 00:51:56)
718.  僕らのワンダフルデイズ 《ネタバレ》 
人物設定とか、バンド再結成に至る経緯とか、危機の迎え方やその乗り切り方とかが、いちいち説明的で、かつありきたりなのです。この安直な脚本だったら、俳優陣もどう演じていいか困ったのではないでしょうか。あと、肝心の演奏シーンが(本職ミュージシャンの稲垣潤一を除いて)それほど格好良くないのも問題で、そんなんで作品としてオヤジロックを語るなよ、と思ってしまいます。救いは、それ目当てで見た紺野美沙子の出番が、予想よりは多かったこと。
[CS・衛星(邦画)] 3点(2013-05-22 03:12:19)(良:1票)
719.  マダムと女房
昭和6年の邦画ってどんなんなんだ?という歴史的興味だけで見てしまったのは不純な動機かもしれませんが、その意味での目的は達成できました。ただ、単純ストレートな表現こそが最も説得力を持つ、という観点からは、今日でも参考になるかもしれません。
[CS・衛星(邦画)] 4点(2013-05-22 02:54:04)
720.  青い鳥(2008) 《ネタバレ》 
導入部で、生徒たちが類型的な悪ガキではない描写をしているところで、作品が他の類作とは一線を画するものになることを予感させる。生徒たちは、一見して礼儀正しく真面目であるし、問題は解決されたかのように見えている。しかし、本当に問題なのは、日常生活の当たり前の中で当たり前に起こる邪で傲慢な何かなのだ。また、主人公以外の先生たちも、ありきたりな描写を脱却し、彼らなりに熱心な活動を行っているものとして位置づけられている。例えば、作文を合格するまで何回も書かせるというようなことは、熱意がないとできないし、場合によっては正しい(それによって生徒が到達するのは建前論だけかもしれないが、建前論を生徒に理解させるだけでも、本当は大変なことだ)。しかし、この事件の発生の経緯からすれば、それでは不足だったのだ。また、手法論的にも、何気ない教室の風景のフレームの隅の生徒まできちんと演技がついている指導、沈黙の時間を恐れず、むしろそれを有効に使っている演出、光の使い方やカメラの動き、ここぞというところで言葉を大切にする脚本など、制作者のなみなみならぬ決意が随所に表れている。
[DVD(邦画)] 8点(2013-05-21 01:58:28)
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