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861.  続・サラリーマン清水港
昨日に引き続き観たこの続編となる作品、昨日観た最初のよりも面白かったなあ!相変わらず、三木のり平のいい加減さが抜群です。「社長」シリーズでのいつものお馴染みのメンバーの勢揃いの中にあって、三木のり平の可笑しさは群を抜いている。話としては相変わらず森繁久彌の社長の女好きと部下達の悪戦苦闘による戦いという話で、それにしても全ての部下や酒に「次郎長」ものに関係した名前を付ける森繁久彌の社長のセンスはどうかな?個人的に「次郎長」ものは好きなので(特にマキノ雅弘監督による東宝版が好き)、さほど苦にはならないけどね。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-12 22:16:35)
862.  サラリーマン清水港 《ネタバレ》 
マキノ雅弘監督が撮った事で有名なあの「次郎長三国志」シリーズの中のひとつ「次郎長清水港」を現代の大手酒造会社を舞台に置き換えてのパロディ!「次郎長三国志」シリーズに出てくるメンバーが見られるのは嬉しくも思うし、懐かしく感じる。所々で流れてくる次郎長・森の石松の音楽も良いし、またパロディものとして観ればさほど苦にもならないし、また「社長シリーズ」でお馴染みのメンバーが観れるのも嬉しい。相変わらず三木のり平が笑わせてくれる。フランキー堺の変な中国人風なキャラクターも面白い。ただ残念なことにこの二人、特に三木のり平の出番が途中からなくなり、その変から面白さ、笑えるシーンが急に減ってしまったのが残念でならない。作品としては完全なパロディものなので、元のネタを知らないとついていくのに苦労すると思う。元のネタを知ってると少しは楽しめる程度の内容です。まあ、なんだかんだとケチをつけたくなるものの、嫌いなタイプの作品ではないので、少し甘いとは思うが、そこそこ楽しめたのでこの点数です。 それにしても、「社長」シリーズ以上にこの作品の中の久慈あさみはやけにふけて見えるなあ!あの「次郎長三国志」シリーズでの投げ節のお仲さんとはえらい違いだ!
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-09-11 21:56:19)
863.  西鶴一代女
田中絹代扮するお春がお経を読む声に引かれて羅漢堂へとそっと近づいていくオープニングから始まってラストシーンまで、溝口健二監督ならではの移動によるカメラワーク、息の長いロングショット、どれもがこれまた力強さを感じます。溝口健二監督独特のロングショットによって生み出される田中絹代の才気、溝口健二監督と田中絹代の名コンビによって印象に残るシーンの連続です。女のドロドロした部分を溝口健二監督は上手く描いています。この監督の描く女性像は本当に強い女の象徴のように思える何かがあります。上手く言えないんたけど、これもまた溝口健二監督らしい画面構成によって撮られた代表作の一つだと思いました。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-09-05 22:02:19)
864.  日本侠客伝 雷門の血斗
マキノ雅弘監督によるこのシリーズ、今回で観るのは二本目だけど、個人的には前に借りて来て観た「関東編」の方が良かったし、好きだなあ!何て言うのかなあ?相変わらず高倉健はかっこ良いし、一つ一つの台詞から表情まで決まってるし、それはそれで良いのだが、脇を固める俳優陣も悪くはないと思うし、むしろ良いと思うぐらいなのだが、殴り込みのシーンへの持っていき方がいまひとつぱっとしない気がした。それと気になって仕方がないのが、藤純子です。相変わらず美しく撮られているのだけど、あまりにも泣き過ぎ、泣かせ過ぎなんじゃないのかな?とマキノ雅弘監督作品は大体が標準レベルより上だと言えるし、そう考えてしまうと、マキノ雅弘監督作品としては雑な面も見られて弱い気がする。期待が高すぎるのかもしれないけど、これはこれで一本の映画として観ればそれなりに楽しめるけど、やっぱり物足りない。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-09-03 18:29:17)
865.  善魔
三國連太郎が三國連太郎という名の役名で出ている。この作品がきっかけとなって、三國連太郎という名前となったことで知られている木下恵介監督による作品!中身はというと、かなり湿っぽいのが、観ていて息苦しく感じることもあるが、この作品は何と言っても桂木洋子という一人の女優の可愛さに尽きる。最初に出てくる所からして、本当に可愛い。三國連太郎と初めて出会う場面でのあの可愛さときたら、言葉が出ないぐらいの可愛さです。そして、そんな桂木洋子を想う三國連太郎役の三國連太郎の演技、善と悪について訴えるシーンでの鬼気迫る演技は見応え十分!そうそう、もう一人、淡島千景も色気十分で見せてくれる。木下恵介監督としてはそれほどの作品ではないけど、役者の演技がいずれも素晴らしいのでそれなりに観ることは出来た。それにしても、この作品の中での桂木洋子、本当に可愛いなあ!
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-09-03 12:00:20)
866.  赤線地帯
溝口健二監督の遺作!売春防止が成立される直前の赤線の女達の戦い、人間ドラマとして描いたこの作品、女性達の美しさ、流石は溝口健二監督らしく美しく描く。しかし、作品の出来としては、それまでの溝口作品の代表的な傑作と比べてしまうと、どうしても見劣りしてしまいます。どの女優にしても、本当に美しく撮られているのには感心させられるし、中でも若尾文子の可愛さは圧倒的です。これだけ可愛い若尾文子を当時、この作品の助監督でもあり、後に若尾文子とのコンビで多くの作品を手がけることになる増村保造が近くで観てれば、それは間違いなく若尾文子に惚れるのも解る気がする。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-09-02 16:42:21)
867.  祇園の姉妹(1936)
溝口健二監督という人は本当に女を描くのが上手いと改めて思った。芸者の世界に生きる一人の女の世界をこうまでして、力強く描く。流石です。芸者に生きる者でも単なる芸者としてでなく、一人の人間として、きちんと描いている。感心させられます。溝口健二監督らしい構図の美しさ、画面構成の巧みさ、溝口健二監督が一流の監督と言われる要員の一つにある構図の見事さとリアリズム、これぞ溝口映画の基本だとこの映画の中でも感じることが出来ます。話としてはかなり古い気がするものの、それでもやはりこの作品の完成度の高さは役者の演技とその演技を映し出すカメラワークとによって見応えのある作品として観ることが出来るし、どのシーンにしても今の日本映画には見習って欲しいと思うほどの美しさと力強さがあります。それにしてもこれだけの愛憎劇の中で見せる当時、若干19歳の山田五十鈴の演技の素晴らしさ、美しさが光ります。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-31 19:39:02)(良:1票)
868.  社長忍法帖
これもまた三木のり平の面白さがよく現れていて気軽に楽しめるので、良い。三木のり平のいい加減さと、お調子の良さ、そんな三木のり平の部下を持って頭が痛いだろう、社長の森繁久彌の演技とそこに関わってくる人達のあたふたした演技、やりとりなど、面白い。こういった軽いノリの喜劇がもっともっと沢山、観たいと思うし、撮られることを願いたい。
[DVD(邦画)] 7点(2006-08-30 22:45:09)
869.  社長洋行記
このシリーズ、やっぱり何と言ったら良いのか?もう、余計なことなど一切、考えず気楽に楽しむには持ってこいて言葉がぴったしで、この作品にしてもそんな感じで、とにかく気楽に楽しむには最適の作品だと思います。森繁久彌の社長とその部下との会話、やりとりが可笑しい。中でも三木のり平のいい加減さと直ぐに芸者!芸者!て結びつけようとするところなんて、本当に笑える。
[DVD(邦画)] 7点(2006-08-30 22:39:50)
870.  社長三代記
このシリーズ、これが初めて観た作品で、観たのは随分、前のことなので、忘れかけている所も多いけど、面白かったていう印象で、やっぱりこのシリーズ、全体に言えることだと思うけどって、そう言いながらもまだ数えるほどしか観てないけど、とにかく出ている俳優の顔ぶれと演技だけでも楽しめる作品になってると思います。どの人物にしても可笑しい中で社長代理の加東大介が特に可笑しかった。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-26 11:13:02)
871.  箱根山
箱根山という名の通り、箱根の山を舞台に繰り広げられる作品!長い間、いがみあってきた二つの旅館の番頭とその娘の恋の話だけど、川島雄三監督にしては、真面目な感じの内容で驚いた。特別、凄い作品ではないけど、それなりに楽しめる内容にはなってると思う。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-18 22:32:05)
872.  特急にっぽん
ほっほ~なるほど!これはなかなか面白い!まだ新幹線が走っていなかった時代の東京から大阪へと向う特急こだまの中で繰り広げられる群衆劇的なちょっと変わったコメディと言って良い作品で、列車内で起きる様々なトラブルを川島雄三監督はどの人間にしてもどこか変で、一体、誰が誰と関係あるのか?という何とも怪しげな感じで描いている。フランキー堺と森川信の二人のやりとりも面白いけど、この列車内に乗り込んでくるいかにも悪人て感じの男達が面白い。作品の出来としては川島雄三監督作品にしては、特別凄い作品でもなければ、傑作だとは思わないけど、なかなか楽しめる仕上がりになってると思いました。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-16 22:02:55)
873.  学生社長 《ネタバレ》 
学生なのに社長!社長なのに学生!こんな変わった話、設定もこれまたいかにも川島雄三監督作品らしいです。そんなこの作品の中で社長を演じている鶴田浩二が任侠映画で見せる雰囲気とは全然、違う雰囲気で、任侠映画での鶴田浩二しか知らない人が観たら驚くかもしれません。会社の金をスリに取られたり、そのスリの親父さんや子分達、娘を巻き込んでのあれやこれと色んな話の中で見せる親と子の物語などもっと感動出来ても不思議じゃないのに、イマイチ感動出来なかったのは何故だろう?川島雄三監督らしい部分とそうでない部分とが両方、見られたように思う。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-08-14 22:24:24)
874.  男はつらいよ 寅次郎春の夢
この作品、最初に観た時は、ちっとも面白く感じなかったけど、二度目に観たら最初に観た時よりも面白く感じた。ただそれでも寅さんシリーズとしては平凡な感じで、それなりに楽しめる程度で、よってこの点数ですが、これより素晴らしいものがこのシリーズの中にはまだまだ沢山、あると感じます。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-08-13 22:34:29)
875.  緋牡丹博徒 花札勝負
緋牡丹のお竜こと、藤純子演じる矢野竜子!シリーズ第3弾となる今回は、前作よりも良かった。藤純子演じるお竜は女だてらに剣を振るったり、時にはピストルを撃ったりもする。しかし、この映画が何故、ここまで人気シリーズとして確立されたかと考えてみると、例えどんなに男のように振る舞っても上品であり、それでもって、やはり美しい。美しさの中に見せる女としての悲しみみたいなものがとても解り易く描かれている。高倉健とのツーショットで見せる表情の素晴らしさ、義理に厚く、人としての生き方みたいなものが格調高く描かれているのも良い。脇を固める俳優陣の顔ぶれもこれまた凄い。個人的には前作よりも面白かったし、そして、やっぱり藤純子と高倉健、この二人の並び立つ場面での美しさ、このシリーズ、次のも早く観たい。
[ビデオ(邦画)] 8点(2006-08-13 22:24:53)
876.  不信のとき
怖い映画だ!ホラーやサスペンスのような怖さとは違う、何て言うのか?人間の心の奥底、闇、女の怖さを様々と見せ付けられた気がする。田宮二郎を取り巻く二人の女性、一人は妻、そして、もう一人は愛人!この関係、描き方が凄まじいほどの恐ろしさです。とにかくこの作品は被害者と加害者、いずれもが被害者でもあり、また加害者でもある。そんな風に思える内容で、とにかくこのドロドロした物語の中で、最後の最後に田宮二郎が見せる微笑みはいつまでも心に残るほどの何とも言えない余韻の残し方、今井正監督作品としては、何か異色の気がするが、なかなか見応えのある本当に怖い作品でした。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-08-12 21:59:03)(良:1票)
877.  人斬り笠 《ネタバレ》 
大友柳太郎の演じる人間性、どこか怪しくもあり、それでいて、かっこ良かったりと、見所はあるし、それに丘さとみも出ている。今回もまた丘さとみの可愛さが画面全体の重い雰囲気を和らげているものの、作品全体の出来、ストーリーもけして、悪くはないけど、丘さとみを殺してしまったことに対して、かなりの不満ありなので、大きく減点!ファンとしては死なせて欲しくはなかった。
[ビデオ(邦画)] 6点(2006-08-12 18:56:04)
878.  乱れる 《ネタバレ》 
ここ数年、昔の日本映画を多く観てきて、沢山の素晴らしい日本映画と監督を知るようになってはいたものの、どういう訳か成瀬巳喜男監督の映画だけは一つも観ていなかった。今回、初めて観た訳ですが、どれを観ようか?どれを借りようかと悩んだ結果、何故、この作品を選んだかと言うと脚本に松山善三とあったからで、それだけの理由で借りてきました。まずこの作品、内容はかなり重苦しく感じるものの、見応え十分の作品だと思った。加山雄三が姉である高峰秀子に対し、愛を告白する場面とその時の高峰秀子の演技が素晴らしく、こういう役を演じさせると高峰秀子の右に出る者はいないと改めて感じると共に自らの苦しい胸の内、作品のタイトルにもなっている乱れる心を見事に演じきっている。成瀬監督作品、これが初めてだけど、他の作品も観ようという気持ちが今まで以上に強まりました。
[DVD(邦画)] 8点(2006-08-12 18:42:01)
879.  暖簾
川島雄三監督としては比較的珍しいタイプの作品!こういう文芸作品でも川島雄三監督は上手い!森繁久彌という日本映画史に残る名優、喜劇俳優を見事に使いこなしている。少なくとも森繁久彌という俳優は私は喜劇俳優である。喜劇こそ森繁久彌という俳優の持っているものを思い存分、発揮されると思うわけで、そんな森繁久彌の持ち味を上手く引き出して、これまた味わい深く、それでもって人間味溢れる人情ものとして描いている川島雄三監督という監督の素晴らしさ、この作品を観て、川島雄三監督の上手さを改めて感じることが出来た。そして、やはりこの作品は森繁久彌に尽きる。一人二役の森繁久彌の演技が本当に素晴らしい。森繁久彌を観るだけでも十分価値のある作品だと思った。
[CS・衛星(邦画)] 8点(2006-08-09 21:46:30)
880.  昭和残侠伝 人斬り唐獅子 《ネタバレ》 
おっと、これまたぐる次郎兄貴!(またしてもすいません!)もうなんて言ったら良いのかなあ?ぐる次郎の兄貴に言いたいこと、ほとんど書かれていて、わっしのような新まいが、大きな事、言えないけれど、これだけは言えます。この作品も監督こそ違うけれど、マキノ雅弘監督とは一味も二味も違った雰囲気(勿論、良い意味で)の面白さを感じることが出来ました。ただこの作品、残念なことに藤純子が出ていません。やはりこのシリーズには藤純子の存在はとても大きく思えてならないのが、マイナスです。それでも作品そのものはけして、つまらなくはないし、最後の方なんて池部良演じる風間重吉が、自分の親分に人としての間違い、正義とでも言うのかなあ?自分の意見、意思を貫き通し、看板降ろさせてもらいます。て自ら破門となり、高倉健演じる花田秀次郎に、兄貴!俺はもう、東雲組の者じゃねえ!なんてそれに対し、兄弟!て応える高倉健(花田秀次郎)、戦いの末に死ぬときゃ、一緒じゃねえのか!と言いながら雪の降る中、お互い肩を寄せ合い去っていく。思わず、シェーン!いや、健~!カーンバック!ていやあ、最後は本当にぐっとくるものがあります。
[DVD(邦画)] 7点(2006-08-06 09:56:11)
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