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ゴシックヘッドさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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101.  七人の侍 《ネタバレ》 
5年くらい前、1回目に見たときは韓国版の激安輸入DVDだったからか、 劣悪な画質と異国語字幕のためかあまりいい印象ではなかった。 その上で少々背伸びをしたのであまりに酷い感想文になった。 それを少し改めたい。 まずこの映画は 農民たちの貧窮を見事に描いている。 ここまで絶望的に弱者を描ききった映画もなかなかないと思う。  戦のシーンは圧倒的だった。 この映画ほど臨場感のある戦のシーンは他に見ない。 ここまで徹底して戦を描いた映画は知らない。 たぶん映画におけるリアリティとはこういうことをいうんだろうと思った。  実は自分が1回目に見て一番印象に残っている場面は仲間集めの場面でも戦場面でもなかった。 最年少の勝四郎が森に入って行き、まるで少年のようにはしゃいでいる場面。 川のせせらぐ静かな森。 祠の辺に咲いている花を摘んだ後のことだ。 奇妙な音楽が流れだして花の咲き乱れる不思議な世界に迷い込む。 花の上に寝転んでボーっとしていると川のせせらぐ向こう側に 花を摘む不思議な服装をした若い女性が現れるという場面。 まるで桃源郷か竜宮城かわからないが不思議な世界。 この幻想的な場面が忘れられずにいた。 もうひとつ、菊千代 (三船)の演技は愉快であるが常軌を逸していて狂気ともいえる。 この七人の侍は正統派映画ど真ん中でありながら物語の中に神秘性や狂気を盛り込むことをも忘れていないところが個人的に素晴らしいと思う。 キャラクター性が素晴らしいのに”キャラクターもの”に成り下がらないのはそれだけ物語が強いからだろうか。 ちなみに自分はキャラクターの中では久蔵が好きだ。 
[DVD(邦画)] 9点(2007-12-04 02:28:15)
102.  リリイ・シュシュのすべて 《ネタバレ》 
繊細すぎる!観ていてとても痛いです。 高校のときを思い出します。できれば高校のころに観ていたかった作品。 校舎にピアノの伴奏が鳴り響くのもまたとても繊細な空気を感じる。 ピアノの繊細な音色がとても良い。時間の流れ、空気を感じる。素晴らしい演奏です! こういう作品って主人公がボコボコにされていると、 「本当に本気でやってるんじゃないの!?」とか思っちゃう。 うわっ、この作品、重い! 中学生っていうより高校生に見えます。 映像に惹き込まれる。だから僕まで痛いです。ヒドい。 もしかしたら、高校時代に「閉じていた人」ほど、この作品に惹き込まれるのかもしれません(ていうか僕が)。 不良役のリーダーの女の子が可愛いなあ! あと、この作品に出てくる女性たちが不思議とエロティックな雰囲気を放っている。 あと誰もがもつ(?)子供時代、学生時代の少年特有の同性愛的な雰囲気も感じた。 星野君は嫌いじゃない(そりゃアンタ、チケット捨てちゃった件はヒド過ぎよ!)。僕も高校の頃にあれだけキレていれば、人生が変わっていたのかもしれない。 高校生の頃に「エヴァンゲリオン」と、この作品を観れなかったのが僕の人生の失敗だ。 窓から暖かな日差しが差し込んでいて、それがとても奇麗で、懐かしさを感じさせる。 それが遠い学園生活を想わせる。 僕はこういう学園生活を見事に描いた作品が大好きだ。 最後のほうの、面談室で先生が「なんか悩み事ある?」って、 そりゃクラス内であんだけの事が起こっていれば何も無いワケないでしょう! 「インターネットの文章」みたいのがとても「現代的」で、現代人の心の闇や葛藤みたいなものが効果的にあらわれていたように思います。 「ウソっぽくない」作品です。 そんなはずは無いけど、「現実」より「リアル」!? まさか~、、、
[DVD(邦画)] 9点(2007-12-04 02:11:38)(笑:1票)
103.  ミヨリの森(TVM) 《ネタバレ》 
つまらなすぎです。倦怠感を覚えました。 「もののけ姫」などでは「森」の神秘的な雰囲気が出ていたと思いますが、 この作品の「森」や、そこに生きる妖精たちの「薄っぺらさ」がとてもダメです。 制作費が何億円かかったかもう一度言ってみよ! こういった「ポスト宮崎」作品を観るたびに、宮崎駿監督の偉大な才能を思い知らされる。 これぞ、現代アニメの「退廃」が見事にあらわれたものです。  
[地上波(邦画)] 1点(2007-12-04 02:03:50)
104.  おジャ魔女どれみ♯
この「おジャ魔女どれみ」はTVアニメ版がとても面白くて大好きな作品。  劇場版ということでとても期待して観たのですが、、、いや~短いですね。。。 劇場版とありましたので2時間は楽しめるかと思ったのですが、、30分ですか。。。 いや!でも、とても面白かったですよ!  どれみちゃん達ってホントに良いグループだなぁ!それぞれの役割も素晴らしいです。 この「おジャ魔女どれみ」は、「愛」「優しさ」をテーマにした作品のうちの一つだと思います。  ファンシーなデザイン、パステル調の色使い、少女から見た子供の世界を見事に描いたアニメだと思います。  お菓子作りやアクセサリー作り、編み物、そういう少女の雰囲気がとても素晴らしいです。 「ドラえもん」が「少年の夢」ならば、「どれみ」は「少女の世界」といえるかもしれません(男の僕が言うので御幣があるかと思いますが)。  またTV版は、小学校や図書館や公園、幼稚園、市民会館などが細かく設定がされていて、あたかも美空町という町が実在するかのようにリアルです。 クラスメートも「その他大勢」ではなく、ちゃんと一人一人名前から性格、特技まで設定されています。  なので一見浅いように見えて、実はとても深いアニメだと僕は思います。 「魔法」も「敵を倒す」とかそういうのが目的ではありません。 このアニメの「魔法」は「優しさ」のようなものだと思われます。 どれみちゃん達はあまり自分のためには魔法を使わないのです。  「ステーキだ、、、」って、可愛過ぎます! 絵も厭らしくないし、とても可愛いアニメだと思います。  しかしこれはTVアニメを観たものとしての感想です。  ※ TVアニメ版を観たことのない人は、この点数から4点をマイナスしてください。  TVアニメ版はとても面白いので、皆様、時間がありましたら是非観てくださいね!  そしてハマったら、一話一話で感動し、涙することでしょう。(とくに後半のほうは、、、)  最終回の卒業式にどれみちゃんがとった意外な行動には、もう感動し過ぎて泣くしかありません! 本当に深い、やさしいものを描いたアニメだと僕は思います。 (どうぞ、劇場版の方を先に観ないでいただきたいのです)  
[DVD(邦画)] 7点(2007-11-12 00:50:04)(良:1票)
105.  天空の城ラピュタ 《ネタバレ》 
子供のころに観た時の「面白すぎる」っていう印象があるために、 今観ると、あの感動が消えてしまうのが怖くて、この作品を遠ざけていた。 今回は「面白いアニメだ」って意識しないで、力を抜いて観れた。 意識しすぎて力が入りすぎると、感動できなくなるからだ。 普通に意識しなくても、何か神秘的な美しさを感じた。石に宿る精霊(青白い光)とか、水に沈んだ町とか。 昔ほど神秘性を感じなくなってきているものの(大人になって感性がつまらなくなったんだなあ)、やはり美しいところはある。それがとても深くて、懐かしく、て悲しいところにあるような気がした。この監督の作品の「少女」は、やはり神秘的なパワーを放っている。 ロボットのデザインには哀愁が漂っているし、ラピュタのユートピア的な雰囲気も神がかりだ。(昔はよく、自分がこのラピュタにいるところを想像して楽しんだ) 洞窟で石が光を放っているところなんて、「銀河鉄道の夜」に出てきそうな場面ではないだろうか? 否定されるかもしれないけど、個人的に、初期の宮崎アニメには、宮沢賢治を連想させる雰囲気があったようにおもう。 表面的にやっただけではここまで深さは出ない。 昨今のアニメは、技術的な面は進歩しているものの、内面的な部分はそぎ落とされているように思えてしまう。 もうこのアニメを超える作品は出てこないのではないだろうか。 
[DVD(邦画)] 9点(2007-09-17 22:28:45)(良:3票)
106.  時をかける少女(2006) 《ネタバレ》 
とても面白い作品で驚いた。  アニメの世界って、なんでこんなに明るいのでしょうか。  現実世界と同じ「人物」や「生活」「風景」を描いているのに。  とても明るい学校生活の(外向的な)イメージが描かれている。(僕はとても内向的だった。)そこに生きる人々が楽しそう見える。  図書館で本を読む人や、昼休みに中庭の木陰で仲良く話したりしている学生たちがとても楽しそう。 校舎もきれいで清潔感があり、近代的な校舎なのが良い。  こういう学校生活を送った人がいるのでしょうか?   しかし、いじめられっこの男子がキレて、消火器を投げちゃうところなんかも描かれていて、とても現代的?だ。  でもやはり後半は暗くなってくる。 いつまでも友達だと思っていたのに、恋人とか異性を意識しだして、「いつまでも今までどうりに」という訳にはいかないんだと、そういう戸惑い、葛藤、孤独感は凄く伝わる。  踏み切りに自転車でぶつかったときの「ゴーン」ていう音が「気持ち良くて」不気味だ。  しかも、しばらく頭から離れない。あれ美しい! 不気味なのに心地よい。、、、、危険だ! 「商店街の時計」のデザインも細かく描かれていて良い(何だか不吉な予感がしませんか?)。 「急な坂道」ってのがまた危険な感じがして良い。 そこでのアクションはとてもスリルと緊張感がある。 ブレーキが、、、というスリリングな展開には、手に汗にぎる。  主人公の少女、真琴ちゃんは、周りの目を気にせずに自由奔放だ。(宮崎駿の少女ほど浮遊感はありませんが)  街の中で、飛んだり、跳ねたり、走ったり、自由に動いている。  遅刻してきても明るい。ポジティブシンキング! こういう元気娘は好きだし、自分もそうしたいけど、この現実世界はなかなかでそれがきない。  だってみんな冷たい眼で見るから。街ではみんなうつむいているし。  なんでみんな、アニメではこういう少女を評価するのに、実生活ではやんないんだろうね。 実生活でもこうなんないかな~。 現実は違うんだよなー。あ~、凹むわー、、、。 僕の場合ですが、 素晴らしいいアニメは、観終る時にキャラクターと別れるのが寂しくなります。 そして放心状態になり、しばらく興奮状態がさめません。 そんな感覚を久しぶりに味わえた作品です。 
[地上波(邦画)] 9点(2007-09-16 01:24:53)(良:2票)
107.  オテサーネク 妄想の子供 《ネタバレ》 
やっぱり変な映画。 アパートの中に独特の雰囲気が渦巻いていて、それがとても居心地よく感じた。 食べ物がグロテスクに描写されていて見事だ。人物像も面白く描かれている。 赤ちゃんがコワ~。。。 この監督にしては地味かも知れないが、しかし変なものが渦巻いている。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-08-02 00:21:45)
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