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カズゥー柔術さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 621
性別 男性
自己紹介 くだらん作品でも楽しまなきゃね・・・みたいな。

と、いうことで、レビューに1点でも入れていれば、
それだけ、その映画のどこかを楽しんだという事です。
 
ジャンルにこだわらず何でも観ますが
レビューする作品は片寄っています。
 

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ジャッキー作品はやっぱり石丸博也吹き替えで観たいですね。
 
 

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1.  ゆれる 《ネタバレ》 
ボクにはバカな弟と、それに振り回される大人たち・・・そんな映画にしか感じとれなかった。 正直そういう映画では無いのだろうけど、やっぱり気になる真実。兄の証言のように、彼女が勝手に落ちて、兄は手をつかんで助けようとしたのか。それとも弟が証言したように逆上した兄がわざと突き落としたのか。まあ、震える兄の腕に残った傷後と、タケルが終盤8ミリを見て思い出す映像が兄の無実を物語っているように取ったのですが。 だとしたらタケルは法廷でウソの証言をしたの?それは罪では無いの?それとも親父と川に行ったこと忘れたり、タケルは記憶障害?兄は自ら望んで罰を受けようとしていたとしても、バス停でバスを待つ兄に『兄ちゃん、帰ろうよ!』って・・・、どの面さげてそんな事言えるんですが?兄が思いを寄せる女性を寝取っておいて、ほんと身勝手な野郎だ。ぼくは兄ちゃんがあのままバスに乗って逆方向に行ってしまう事を望んでしまうのでした。役者陣の演技と新井浩文の目に4点。 
[DVD(邦画)] 4点(2007-03-15 10:38:00)(良:2票)
2.  それでもボクはやってない 《ネタバレ》 
面白かった、とはとても言えない。なんたってこの後味の悪さは何?やってもいない犯罪で罰を受けなきゃいけないなんて・・・日本の裁判には問題があると、何となく知っていたとしても、それなりのショックを受けるでしょう。もし自分がこの主人公の立場ならこのように戦えるかなぁ・・・その前に耐えられるか?誰か助けてくれるんか?ココにはかけないようなメチャメチャな行動に出ちゃうかも。いや、そんな勇気も無いか・・・。最初に書いたがこの映画、ぼくはとても面白い作品とは言えない。でも見る価値、語る価値は十分ある映画だと思う。今はとにかく出来るだけ多くの方がこの映画を観て、いろいろ考えていただくことを願うばかりである。 
[映画館(邦画)] 9点(2007-01-30 01:21:39)
3.  ウィニング・パス
なんというのかな、学校の授業なんかで見せられる教材映画?とか、教習所とか免許センターで見せられる映画を見ているような感じでしたね。とても『BE FREE! (1986)』なんかを撮った監督さんの作品とは思えません。しかし内容からして、こういう言い方は変かもしれないけど結構楽しめちゃいました。それにキャストも以外に豪華だしね。
[インターネット(字幕)] 6点(2006-12-01 00:05:08)
4.  痴漢男
思いっきりバカにして見たせいだろうか、かなり面白かったですよ、これ。そりゃ二番煎じのようなタイトルにつけて低予算で安っぽいときてるけど『電車男』なんかより遥かに面白いですよ。もう年甲斐もなく痴漢男と恋の行方に見入っちゃいましたし、2Chでの会話もいちいち面白いですよ。2Chのまとめなんかを読んでいる人には、省略しすぎとかいろいろ言われているみたいだけど、そんなの知らんという人は結構楽しめると思うですよ。
[インターネット(字幕)] 8点(2006-11-30 00:30:02)
5.  手紙(2006) 《ネタバレ》 
毎日当たり前のように報道される犯罪。それをまた当たり前のように見て読んで受け流していた自分には、感じるところがあり、服役するという事の意味、更生するというのは、どういったことなのか・・・いろいろ考えさせられる映画でした。犯罪者とその家族の苦悩を中心に描いた作品でありますから、主人公であり殺人犯の弟である直貴の苦しみをこれでもか!と見せ付けられるが、正直わたしにはその苦しみの半分も理解できていないだろうなぁ。コレばっかりはどんなに上手く描こうが実際の家族の苦しみなど、その身にならないとわからないのだろうから。(もっとも劇中一番理解できなかったのは、すぐそばに沢尻エリカが居るのに吹石一恵と恋しちゃうことなんですけど・・・。)しかし直貴の素性を知ったとたん、避けたりクビにしたりと途端に厳しい態度をとるまわりの人々。最初は「犯人でもないのに・・・」なんて思って見ていたけど、恋人の朝美の父が直貴に言った「人の子の親になったら・・・わかってもらえると思う」という台詞。ありきたりな台詞ではあるけど、子を持つ親としては、こう身につまされるような感じがして、一気に劇中に引き込まれました。また今回一番驚かされたのは、殺人犯の兄を演じる玉山鉄二の演技でしょうか。特に刑務所内でのほぼ台詞の無い、無言の演技から、とてつもない寂しさが伝わってきた気がしたんです。いやぁ今後の玉鉄にはもっと注目したいと思います。それにしても、すでに書かれておりますが劇中、直貴が組んでるコンビのネタは、ホントつまらないですね。特に序盤の頭角を現すあたりのネタ。あんなネタを目の前で見せられたら、ホントに「気まずいねェ~」になっちゃいます。しかしラスト、刑務所内でのネタはなかなか面白かった上に、感動的でもある、とても良いラストに感じました。
[試写会(邦画)] 8点(2006-10-30 02:47:28)(良:1票)
6.  ウォーターズ
若手から、そうじゃないイケメンまで7人で贈る、まあちょっとしたアイドル映画といった感じでしょうか。なので多くを期待しなかったせいでしょうか、それなりに楽しく見れましたが。クサイエピソードなどがふんだんに盛り込まれており、見ているこっちが恥ずかしくなるという部分も多々ありましたが、歳のせいか、意外に気持ち良く受け止められる部分もあったかな、と。しかし、オチは「このタイプか!」と思わず言ってしまいそうな感じで、だったらだったで、もうちょっと序盤からオチへ向けて考える部分も、もうちょっとあっても良かった気がするのです。まあ、劇中のイケメンたちはプラス思考というか、ノー天気と言うか、彼らがそれでいいなら良いんだが、ぼくなら人間不信になってるもんな。
[インターネット(字幕)] 6点(2006-10-24 10:34:08)
7.  サマータイムマシン・ブルース
もう、何も考えずに見て素直に楽しみましょう。そうすると話について行けなくなる可能性もありますが。壮大なのかセコイのかよくわかりませんが、とにかくいろいろ考えられたお話にはかわりはない。細かいギャグ、セリフも良く考えられているし、テンポも良いので時間はあっという間に過ぎました。タイムスリップに関しては結局いろいろ考えちゃうけど面白かったんで良しとしたいです。本広克行監督特有の「やりすぎ感」もちょこっとあったけど、そこを差し引いてもこの映画は行ける。
[DVD(邦画)] 9点(2006-08-14 15:09:22)
8.  東京ゾンビ
最低にして最高の映画。まあタイトルや予告、チラシやポスターを見れば、どう考えてもシリアスな感動巨編と思う人はいないと思うのですが、その通りです。実にくだらない映画なのです。 だから「くだらない作品が見たいなぁ~」と思っていた、ぼくには最高の映画なのです。 哀川翔アニキと浅野忠信の夢の共演というだけでぼくは涙なのに(しかも二人の息はピッタリです)さらに柔術+ゾンビです。ぼくのログインネームを見ていただければ、納得して頂けると思いますが、コレはもう嗚咽です。 中盤、若干ダレるところもありましたが、もともとダレきった映画なので気にしないようにしましょう。 自己満足度はかなり高いですがオススメは出来ません。
[DVD(邦画)] 9点(2006-07-31 10:38:12)
9.  ゲド戦記 《ネタバレ》 
まずキャラクターなどは、パッと見ジブリ作品なのですが、劇中何度かジブリ作品らしからぬクオリティの低い?ところが見受けられるんですけど。細かいことかもしれませんが、アニメって葉っぱ一枚から大空の青さまで、すべてが映画のために作られた作品の一部ですし、気にしないわけにはいきません。まあ、それ以上にジブリらしいワクワクドキドキするようなアニメならではの、見ているだけで楽しくなるシーンがほとんどなかったという方が個人的には問題なんですけど。竜の共食いや親父を刺してまで剣を奪ったこと、人間がおかしくなってきている原因、散々喋らせた意味ありげな台詞、その他もろもろの答えは、いったいどこへ行ったのだろう・・・。メッセージやテーマにイマイチピンとこなかったり、序盤の出来事への答えがわからないのは、ぼくのせいなのかも知れないが、その辺を受け止められなくてもアニメ映画なのだから退屈させない画の面白さは保ってほしいな、と思ってみた。それに細かい所だが、宮崎アニメ特有の、「美味そうにモノ食べるシーン」(「カリオストロ」ならスパゲッティと怪我から目を覚ましたルパンの無茶食い。「ラピュタ」ならトーストに目玉焼きや海賊たちの食事シーン。「ハウル」なら朝食のベーコンエッグ。「トトロ」のキュウリなどなど・・・)が毎回楽しみだったのだが、今回はぜんぜん美味そうに見えなかったのが残念。食事のシーンって大切だと思うんだけどな・・・。
[映画館(邦画)] 5点(2006-07-29 19:45:55)(良:1票)
10.  DEATH NOTE デスノート(2006) 《ネタバレ》 
最初は不安だったが、話が進むにつれてどんどん良くなって来る。クライマックスのオリジナルのエピソードも悪くない。出来れば、このような非現実的な映画は、その他の部分を徹底的にリアルに描いてほしかった。その方が非現実的な部分がより際立って面白くなると思うんですよね。後、気になったのはライト。頭良い割には、街中や地下鉄でデスノート開いたり、ホールのような声が響くところでリュークと会話したり、ちょっと軽率な行動が目立つ。最後にライトがリュークをはじめて見るシーンでこんなセリフを入れてほしかった。ライト『死神って意外に作り物、ってかCGっぽいんだな』リューク『そうか、死神って皆こんな感じだぜ』。こんなセリフが入っていたら1点プラスしていたかも。
[映画館(邦画)] 7点(2006-06-23 21:19:58)(笑:1票)
11.  真救世主伝説 北斗の拳 ラオウ伝 殉愛の章 《ネタバレ》 
今時の劇場用アニメにしてはクオリティにムラがあるとか、そういう事は置いといて、と・・・ 。 まず簡単に言いますと、この作品「劇場版 北斗の拳2」といって良いのではないでしょうか。 考えてみれば「北斗の拳」の劇場版アニメ化は、86年に1度作られているのですが、今回の作品ちょうどその続きと言っていいかもしれません。  という事でこの作品、初めての方には、かなり説明不足の作品となっております。  まあ、そんなことはどうでもいいんです。  本当に言いたかったのは聖帝サウザーの扱いかた。  酷い、酷すぎる・・・  「北斗の拳」の面白さの一つに、魅力ある強敵たちというのがあるのだが、この作品ではソコがぜんぜん描かれていない。  これじゃあ「愛ゆえに・・・」というサウザーの名台詞が ぜんっぜん生きてこないし!  ケンシロウがなぜvsサウザーのフィニッシュに「北斗有情猛翔破」使ったのか。その理由も、その意味も、これじゃあ伝わらないし! ちょっと話題になった阿部寛によるケンシロウ。これはまあまあいける。もともとあってて違和感ないし、ブルース・リー調の怪鳥音も、これから続けていけば良くなりそう。しかし、セリフを聞いていると、時たま阿部寛の顔を思い出してしまう。コノ感覚はちょうどクリカンこと栗田貫一がやるルパン三世を見ている時に近い。もう一人ラオウ演じる宇梶さん。こりゃ酷い。もともとの声質はもちろん、メリハリのない(棒読みとも言うかな)喋りはラオウという名キャラクターをダメにしかねない。とにかく「北斗の拳」をぜんぜん知らない人には、 この作品を見に行かないで欲しい。  どうしても見に行きたいというのであれば、  単行本11巻「愛深きゆえに堕つ!」までを読んでからにしてね。  
[映画館(邦画)] 6点(2006-03-17 14:29:10)
12.  サイレン FORBIDDEN SIREN 《ネタバレ》 
ヒロインたちとその家族を凝視する島民。まさしくあれは商店街を歩く山田奈緒子とそれを指差す通行人。阿部寛が残したメモ帳?そしてその内容。字がデカイ!とても読みやすくて観客に親切!これは明らかに日本科学技術大学教授上田次郎の『どんと来い、超常現象』。 とにかく見ている間、ぼくの頭の中では「ち~ん」とか「ぼ~ん」とか『トリック』の効果音が鳴りっぱなしでした。間違いない!これは明らかに堤幸彦作品である。
[映画館(邦画)] 4点(2006-03-02 12:32:35)(笑:1票)
13.  柳生一族の陰謀
やっぱり柳生十兵衛は千葉真一に限るなぁ。「十兵衛ってどんな人だったんだろ・・・」って考えると、迷わず千葉真一を思い浮かべてしまいますもの。とにかくどんなシーンでも気合が入っているというか、熱いというか。刀の構えなんかカッコ良すぎてうそ臭いや。深作作品らしく、重いタイトルに似合わぬほど殺陣やアクションシーンもふんだん。とにかく話からキャスティング、演出などなど、どれをとっても分厚い感じ。見ごたえのある作品とは、こういう作品の事を言うんだなぁ、と改めて思います。
[DVD(吹替)] 10点(2006-02-01 11:03:02)
14.  大巨獣ガッパ 《ネタバレ》 
ラストでこんなことを言っていた「多少の犠牲は払ったが、大切なことを教わった気がするな」・・・。ガッパ親子を呼び寄せてしまったお前らがそんなこと言えた立場か?ガッパ親子のせいで、家族や家をなくした大勢の被害者のこと忘れてないか?ガーッパ~、ガーッパァ~♪ 
[DVD(字幕)] 4点(2005-11-15 22:03:53)
15.  パッチギ!
メッセージ性?井筒監督は何を撮りたかったか?いやいや、そんな事はどうでも良い。ようは自分がどんな映画が観たいかですよ。井筒監督が何を描こうとしたか、わたしにはその真意は解らないけど、純粋に面白かったんですから、それで良いです。やっぱり映画ってコレでしょう。 井筒監督の暴力描写ってちょっとオーバーと言うか行きすぎと言うか、実はそれほどリアルじゃなかったりして、でも、そのせいか良くわかんないけど、ちょっとほのぼのしているというか・・・今回もケンカのシーン多いかも知れませんけど、怒りや意地、そして悲しみ、それぞれ違った暴力であり、ちゃんと作品に大切な意味を持っていると思うし、そして何より監督の暴力シーンに対する愛を感じてしまうんですよ、わたしは。民族間の差別、その中での民族を越えた愛などいろいろあるんだろうけど、基本はとってもベタな話だと思うんですよね。でも、そのベタな話を毎年数多くの映画が作られている中で、これだけ面白い作品にしてしまう井筒監督は素晴らしいと思ってみたりする、今日この頃。「悲ーしくーてー悲しくて~♪とてーもやーりーきれーない~♪」見終わった後、一服しながらついつい口ずさでしまう、そんな映画って最高じゃないですか。 
[DVD(字幕)] 10点(2005-10-19 14:12:57)(良:1票)
16.  忍 SHINOBI
ストーリーは実に単純で、原作における両忍軍の駆け引きや”対戦組み合わせの妙”などがかな~り薄れてしまっている(良く言えばわかりやすくした)。ということで、よくあることですが原作と比べるなんて野暮な事はよして(まあ、スーパーアレンジされちゃってますんで別物と考えてもいいかも)今回のこの作品は純粋に仲間とオダギリの恋愛・・・いやいや、精鋭忍者の対決を楽しむことにしましょう。さすればこの映画なかなかのエンターテイメントと言って良いでしょう。とにかく伊賀、甲賀ともにその精鋭ともなれば、もはや人間技とは思えない領域の忍術ばかりでイイ味だしてますから(それでも原作よりはかなり現実味ある忍者にはなっているんですけど)。「昔の忍者って凄かったんだなぁ~」って関心している場合じゃありません。出来ませんからあんな事。特に両頭首なんか超能力者ですから。この精鋭忍者10人だけで天下取るのも夢じゃないと思いますもんね。面白いなぁ、そのくらいやってくれた方が夢がありますや。でも、そんな個性的かつ超人的な忍者たちが次々とアッサリ消えていくのはもったいないなぁ、と。もっと”あの忍者vsこの忍者”といった、いろいろな対決も見てみたかったなぁ、と。「伝令早すぎ!」とか、それなりのツッコミどころはありますが気にしないで、そのまま流しましょう。
[映画館(字幕)] 7点(2005-09-23 00:14:43)
17.  19 (ナインティーン)(2000)
少年隊の主演の「19 ナインティーン」(1987)の方じゃないっすよ。 実話を基にしたって事なんですけど、怖いなぁ、こんな事あるんだなぁ。 淡々と無表情で行われる静かな暴力は実に生々しく怖い。 でも、そのほとんどが武器や凶器を使わず鉄拳制裁によるものなので、それほど陰湿には見えないのがとても良い。 この辺、どことなく北野武作品に通ずるところがあるかな。 あッこの監督さん、”ポスト北野武”と呼ばれているんですね、ちょっと納得。 色気がない、というか女性がまったくと言っていいほど出てこないのも潔い。 あまりにも唐突に訪れるラスト、彼らのその後が、もの凄く気になるのはちょっとなんなんですけど・・・なかなかの良作です、って22歳で初監督作品にしてコレですか、凄いなぁ・・・。
[地上波(字幕)] 8点(2005-09-09 11:58:59)
18.  ZIPANG
これは狙ってだと思うのですが、非常に安っぽいですね。 その辺いろんなところで結構酷いこと言われていますが、わたしはあんまり気にしませんでした。むしろ、これ良くある事だと思うんですけど、しょっぱなからぶっ飛ばしすぎて、話が進むにつれて「シュンシュンシュン・・・プスッ」の尻すぼみな展開がどうにもこうにも。まあ、どこをとっても無茶苦茶なんで最後にはどうでも良くなってきますが。 特に服部半蔵のありえない忍術と刺青の男の度迫力の演技には笑わせてもらいました。    
[映画館(字幕)] 6点(2005-09-09 01:34:42)
19.  インストール
物語の中心となるエロチャットにしても何か古臭く「いったい何年前のエロチャットだよ」といった感じで、とても2004年の映画とは思えません。(もしかして設定が1995年とかなんですかね?) しかも、物語は半年以上にわたる話だというのに劇中の上戸彩は服装も髪型もほとんど変わりません。まあ、そんな事はどうでも良かったんでしょうね。 80年代やたら撮られたアイドル映画も思い出させてくれる、 たぶんコレは上戸彩と神木隆之介を見せる為に撮られた映画なんでしょうから。  
[DVD(字幕)] 5点(2005-09-08 12:47:21)
20.  妖怪大戦争(2005)
わたしも子連れで観てきました・・・と、なるはずだったのに、急に「『ガッシュベル』が観たい!『妖怪大戦争』はDVDでいいよ」と言い出す息子!「何をー!今更ー!オレはスッカリ妖怪モードなんだよー!いーもーん、一人で観に行くから~」という事で1人寂しく観てまいりました(涙)。今回は水木しげる、荒俣宏、京極夏彦、宮部みゆきらのプロデュース&制作費もかなりかかってるみたい&多数の有名人が出演。しかも、あの”年間何本撮ってるんだ?”でおなじみの三池監督が今年はまだ長編はこの「妖怪大戦争」だけときてる。「これはひょっとすると、ひょっとすぞ」なんて淡い期待を抱いていたんですが・・・妖怪がぞろぞろ出てきたあたりから「ひょっとしないかも・・・」さらに話が進むと「うん、やっぱりいつもの三池監督だ」みたいな。考えたらあの「FULL METAL 極道」や「DEAD OR ALIVE 犯罪者」を撮っている監督ですよ。何、変な期待をしていたんでしょう、わたしは。もうバカバカしいというか、いい加減と言いますか。いや、けして悪い意味じゃないんですよ、良い意味とも言いづらいのですが(汗汗)妖怪たちの、そしてストーリーの、さらには三池監督のそれとが合わさり絶妙なハーモニーをかもし出して(この表現もいい加減だなぁ)なんとも力の抜けたバカバカしい”妖怪映画らしい妖怪映画”になっていると思います。しかも全体的にはそのような雰囲気をかもし出しつつも見せる所はシッカリ作っている。特に数千人によるエキストラとCGによる爆発シーンはかなりの迫力を出しています。妖怪たちの造形もまあ、チープかも知れませんが、何か味があり個人的には嫌いではないですし「これなら絶対うちの息子どもは大喜びしただろうなぁ」とホント思いましたねェ(注:うちの息子は同じ三池作品「ゼブラーマン」もお気に入りです)。さらにこの作品には(これは予想外でしたが)驚くべき見所が隠されています。それはアギ役の栗山千明と川姫を演じる高橋真唯の存在です。この二人、とにかく悩ましい・・・。栗山はそのしぐさがなんともエロいし、高橋の方はその濡れた太ももがもうコレでもか!コレでもか!と「はぁ~・・・」状態で、もう予想外の収穫だ・・・いや、そうじゃなくて、これは明らかに三池監督の狙いであって、わたしはまんまとはめられたのだ。クッソーありがとう、三池監督。
[映画館(字幕)] 7点(2005-08-12 02:45:51)(笑:1票) (良:2票)
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