1. ラスト サムライ
微妙に日本を勘違いしてますな。やはり外国人が描く日本はこれが限界かな。さすがにクロサワ映画のようには行かないよね。キル・ビルのようなギャグ映画なら変な日本も気にならないんだけど、こういう映画だと細かい点がどうしても気になっちゃう。死ぬことを美徳というかサムライ魂だと思ってるのかな、この監督さん・・・。死ぬことも厭わないというサムライ精神は判らないでもないけど、あんなに無茶な戦いを挑む動機付けが弱いような気がします。でも渡辺謙の迫真の演技には素直に拍手を送りたいし、戦闘シーンの迫力もアメリカ映画ならではの出来。結論としては、音響を含め映画が醸し出す雰囲気は一級品だがストーリー展開は今ひとつって感じだなぁ・・・・。「アイ・アム・サム」に感動したので好きな監督なんだけどちょっと辛めの点数で。 6点(2004-02-11 14:57:30) |
2. 太陽を盗んだ男
公開当事、私は高校生だったんだけど、面白かったなぁ。 ほとんど洋画ばかり観てた時期に偶々出会って、「邦画でもこんなに凄い映画が あるんだ!!」と興奮した覚えがありますね。 最近、WOWOWで久々に見直したのですが、かなり強引な展開に苦笑する場面も あるにはあったけど、シリアスさとコミカルさが上手くバランスが取れてて、今観て も十分に面白いと思いましたね。 犯人(ジュリー)も刑事(文太)も存在感十分。題名もカッコイイ!! 9点(2003-12-18 15:05:30) |
3. キル・ビル Vol.1(日本版)
やったねタランティーノ。血飛沫とギャグ満載の痛快B級活劇が遂に登場。映画評論家達に下賤な映画と揶揄されようと構わない。千葉真一がセリフをトチろうがお構いなし。冷めた目で観ればくだらんドタバタ映画と言えなくも無いが、ここまでやれば文句なし!!映画狂・タランティーノがやりたい放題で作ったらこんな映画が出来ましたとさ(笑)。 10点(2003-10-29 23:12:35) |
4. アナザヘヴン
WOWOWで観たのですが、雑誌『BSファン』のムービーガイドによると「悪党どものいるブタ箱に入所した掟破りの青年が巻き起こす騒動を、ユーモアとサスペンスを交えてテンポよく描いた痛快カルト・ムービー」だって。全然、違うじゃん。まぁ、これは雑誌側のミスだから映画には責任はないけど。しかしそれは置いといても、映画自体も全然受け付けませんでした。キャストはそれなりに豪華なんだけど。ファンの方ごめんなさい。 3点(2003-10-14 20:46:31) |