1. ハウルの動く城
《ネタバレ》 色々ご意見があるようですが、ハウルに魅了されてしまった人にとっては最高の出来でしょう。ほんとにハウルは素敵でした! 登場はまるで少女漫画の理想の男の子のように、ソフィーを助けて。 それが2度目に会ったときはお婆さんになったソフィーをいちべつして、冷たく「あんただれ?」。 それからキレイに髪が染まらない事で大パニック。「美しくなければ意味はないんだよ~!!(確かこんなセリフ)」ドロドロ溶けちゃうし。 ハウルのキャラクターが秀逸。目が離せません。 ストーリーの破綻はないと思います。へたにメッセージ性を探さずに、素直に上質なエンターティメントとして楽しめばいいと思います。 まあ、欲をいえば戦闘の場面をもう少し説明があったほうが、深みが出たと思いますが・・、あとハウルは金髪のボサ頭のままが良かったなぁ・・。 ハウルの魅力に惹かれて2度3度通ってしまいそうです。 [映画館(字幕)] 8点(2004-12-17 21:46:42)(笑:1票) |
2. 凶気の桜
消し屋の江口洋介が出色。この人がこんなにクールで不気味でセクシーな殺し屋役が合うとは!善人の医者やお兄ちゃん役よりよっぽど似合って印象的。彼の存在が全体を引き締めている。窪塚君も原作のイメージに合ってるんじゃないかな。ヒロインは中途半端。 8点(2004-11-17 23:29:11) |
3. ピンポン
TVで放映してて、久しぶりに観ましたが、やはり面白い。青春コメディ物では最高の点数をつけてもいいと思います。 人を泣かせる感動モノより、後味のいい青春物を作る方が難しい。ゆえの高得点にしました。どの配役も絶妙にはまってるし、音楽も効果的。窪塚君もとても魅力的です。卓球が好きなすべての子供たちも必見。 9点(2004-11-17 22:16:12) |
4. ロスト・イン・トランスレーション
もっと、メロウな東京散歩という風情の映画かと思ったら、アフターなんか疲れた映画でした。外国人が日本を描くと原色ネオンのイメージなのかな?「ブラック・レイン」を思わせた。ここに出てる日本は東京のごく一部の風俗。こんな上っ面だけで、「楽しすぎたから日本はもう来ない」なんて言われたくないなー。ここに出てくる日本人はみんなへこへこしてるし。(からかわれた職人のお寿司屋さんもかわいそう。イカス日本人の一人位出てこんかね!サントリーにとって協力したことはプラスだったのか?いや、そうは思えない。 でもスカーレットの天使の人妻ぶりはよかったのでプラス2. 2点(2004-11-08 18:15:36) |
5. 感染
グロイ映画が好きな人はもっと点数をあげたでしょうね。グロ系は苦手だったので、対の映画は見なかったです。2本立てのせいか、制作費にお金かかってないですね。最期の落ちが分かるってみんないうけど、私はよくわかんなかったなー。いったい、だから何ね?ゆう感じ。でも俳優陣は佐野も佐藤もよかったですね。彼らが出て厚みが出たのでプラス4. 4点(2004-11-08 17:57:22) |
6. ヴァイブレータ
この手の映画はまず共感できないとアウトだと思う。寺島さんが主人公の映画は初めてだけど、共感を感じなかった。また、こういうタイプのルックスや雰囲気の女性って案外いるように思うけど、かなり苦手。近くにいたら恐い!って感じですね。ただ、ダンプに乗ってる気分が味わえたのでプラス3. 3点(2004-11-08 17:39:32) |
7. キル・ビル Vol.1(日本版)
《ネタバレ》 最高、クールな女たちの映画。ユマはもちろん、ルーの殺陣も決まってるし、エル・ドライバーが怪しい看護婦姿で口笛と共に、登場するシーンもイカス。特筆は栗山とユマとの死闘シーン。これで初めて鉄球の使い方を覚えた方も多いのではないだろうか?(覚えても仕方ないけど)今回、世界中に栗山のクールな美少女ぶりが配信されたことが、日本人としてうれしい。こんなに役者は揃っていた。それなのになんで超スプラッターandおふざけ映画にしてしまったのか!この面々ならもっと、正統派の超娯楽映画が作れたはずじゃないのか?青葉屋の百人切りは退屈で、見るに耐えない悪趣味。(邦画「人魚伝説」の百人切りはよかった)今回役者がいいから点を上げようかと思ったけど、これでもかの流血死体が美意識として扱われるのはすごく嫌だから、1点。この血まみれが日本人には受け入れられる、というような監督のコメントは勘違いではないか。 1点(2003-11-02 00:51:26) |