1. ヤッターマン(2008)
《ネタバレ》 ばかばかしいですね。でもそれがヤッターマンなのでしょう。世代的には真っ只中なのですが、最近やっているテレビのヤッターマンしかしらず、子供にせがまれていきました。が、冒頭の渋谷バトルのシーンで「へ~」と思っていたら、パイプが股間スリスリしているシーンで、子供はどうかな?と思ってしまったが、これはどうなんだろう、過剰反応というか親がスケベなだけなんだろうかとか考えていたら終わっていた。見る人の環境を考えずに作る監督は好きなのですが、バブルに喜んでいる監督もちょっと寂しいデス [映画館(邦画)] 5点(2009-04-18 16:41:27)(良:1票) |
2. 悪夢探偵
《ネタバレ》 塚本監督の双生児以来のメジャーな感じの作品、大いに期待をしましたが。期待が大きかったので・・・。hitomiの起用はどこかからの要望なのでしょうか。6月の蛇の神足さんは、「なんでや?」と思ったものの、観終わると演技力云々ではなく「彼しかいない」とも思えるほどでしたが、hitomiは最後までというか、観終わった後も残念な気分。演技力は目をつぶっても(ほんとはつぶっちゃいけないけど)、何故いつも短めのスカートにあんな靴はいているんでしょうね。 監督の世界観が夢のシーンだとしたら、そこは満点。でも、成人指定にすべきかもしれないほどの残酷なシーンは、あからさまにそれを見せなくても、観客にイメージさせればよいのではないかと。そういう技法を持った人だと思うので残念。客を信用していないのかな。最近のホラーやSAWをはじめとするブームに乗っちゃったのかな。 フジファブリックのエンディングテーマは良かったのですが、本編の音楽が映像の邪魔をしている気がしました。続編があるとの事で、キャストを含め次回作での改善に期待します。 [映画館(邦画)] 5点(2007-02-06 10:34:44) |
3. ヴィタール
《ネタバレ》 いやいや、塚本監督大好きなんっすよ。しかしながら今回はキツイ。期待し過ぎだったのかな?最初の三十分にいろいろつめ込みすぎていて、はしょりすぎているような気がする。 時間の制約があったのかなとも思う位。 幻想のシーンと現実のシーンの対比を、もっと明確にして欲しかったな。 海辺を使って表現していたのかもしれないけど、陰影や音でももっと強烈に印象を与えて欲しかった。されが塚本監督だと思うので。 テーマやストーリーは、まあそうかという感じだけど、やはり六月の蛇でも見せてくれた、「なんでこのシーンがはいるの?」というような、理不尽を通してしまう強烈さが欲しい。 煙突がダブるところなんかがそうなのかもしれないけど、もっともっと!!と叫びたくなった。 ラストシーンは素敵。Coccoの歌が救いか。 監督、もっと、もっとぶっ飛んじゃってくださいよ!だからあえて3点・・・。 3点(2004-12-23 02:36:04) |
4. ポーラX
だめだった。。。私はカラックスが好きだと思っていたのに。 4点(2004-01-07 18:13:46) |
5. DEAD OR ALIVE2 逃亡者
前作はそこそこ楽しめたのですが、もうカルトさは無いし、内容も無い。エンターテイメントでもない。映像や音に斬新さも無いし。。。期待していただけに残念。 2点(2004-01-07 17:43:01) |
6. 千と千尋の神隠し
アメリカ人の友人夫妻がこれをアメリカで見たらしく、ものすごく感動していました。私は彼らに「日本版マトリックスは千と千尋と陰陽師だ」と説明しておきました。スミマセン。それはさておき、娘が3歳のときに見たのですが、おやつばかりバリバリ食べていると「豚になるよ」というと、ぴたりと止めるので効果覿面。 8点(2003-12-31 00:16:08) |
7. 千年の恋 ひかる源氏物語
この映画、何の目的で作ったのでしょうかね。もう皆さんの意見と同じなので細かい事は言いませんが。私はテレビで見たのですが、テレビ曲もちゃんと内容を吟味して放送しないとね。 1点(2003-12-31 00:06:42) |
8. 六月の蛇
《ネタバレ》 鉄男以降、どれを見ても不満だったが、これは塚本最高傑作だと思う。ストーリー的にはシンプルで見易く、随所に彼らしさがちりばめられていて。見る前は「何故神足裕二なんだ?」と思ったが、見て納得。彼以外見当たらない配役。雨の音が体に刻み込まれていくとともに、鬱になっていく観客である私。こうなるのをを塚本監督が狙っていたのだとしたら、私も黒沢あすか。操られたんだと思う。10点をつけたいところだけど、音楽は「こうしたらもっと良かったのに」と思う点が数々。胸にねじ込んでくるような生の楽器で彩って欲しかったかな、で-1点。旋律的にもっとじっとりして欲しかった、で-1点。でも、塚本監督の「塚本組」を大切にする優しさ(今回は仇になったが)に+1点。本当に良い映画ですよ。 9点(2003-12-30 23:58:46) |
9. 鉄男 TETSUO
自主制作そのままって言えばそのままですが、これだけの勢いを感じさせる作品は、そうそう見当たらないと思われる。 確かに稚拙な部分も多く、モノクロだったのも予算の無さに起因する物だったと聞いた。結果的にモノクロが功を奏したわけだけど。 この作品を見て私は塚本ファンになったわけだが。。。後がだんだん厳しい作品になっていったのは、その勢いが削がれてきてしまったからかな。それともこの作品以外が大衆化されてしまったからか。 8点(2003-12-30 23:44:35) |