1. 千と千尋の神隠し
現代に作られたおとぎ話。おかしな所は沢山あるが、「桃から生まれた桃太郎」と同じノリで見れば納得できる。そう思えば映像は綺麗だし、幻想的な世界観は心地よいし、大人でも結構楽しめる。しかし最初の両親の行動はやはり唐突で不自然だから、「これはおとぎ話、幻想世界の話ですよ」と最初にうまく説明してくれていたら違和感なく奇妙な行動を受け入れられたと思う。 7点(2004-02-04 23:16:28) |
2. ファイナルファンタジー
実験作、もしくは技術のPR作品。駄目だろうと思いながらレンタルして観てみたら、予想以上に面白くなかった。ストーリーには期待していなかったけど、映像も長時間の鑑賞に耐えない出来。評価の悪いこの作品に対し、死んだ馬に鞭打つような真似も気が引けるが、本当に酷かった。失敗作にも、「この方向性は駄目だ!」という判断は得られるので、教訓として映画関係者に観てもらいたい気もする。 0点(2004-02-04 22:21:30) |
3. 魔女の宅急便(1989)
子供向けのほのぼの作品。映像が綺麗な事もあって大人の鑑賞にも堪える。恋人同士で観るのは、悪くないかも。でも、ちょっと恥ずかしいかも。 6点(2004-02-04 22:01:05) |
4. ルパン三世 カリオストロの城
宮崎映画は嫌いじゃないけどこれはちょっと受け付けない。あまりにも少女趣味的すぎる。ルパンや銭形にこんなセリフ言わすなよーって感じです。ルパンファンとして嫌な作品。 4点(2004-02-04 21:41:59) |
5. 用心棒
とにかく分かり易い映画。単純に面白い。40年以上前の映画とは思えない面白さ。姉妹編の「椿三十郎」も面白い。 10点(2004-02-04 21:37:11) |
6. 夢(1990)
さすがの黒澤監督もお年のようで、褒められない部分が多々ある。まあ、映画の達人の型稽古を見せてもらったと言う感じ。映像美はさすがです。 5点(2004-02-04 21:29:23) |
7. 七人の侍
名作の呼び名は伊達じゃない。日本、いや世界映画史上屈指の名作。三船敏郎、宮口精二の演技は素晴らしい。合戦のシーンの凄い迫力は、今のCG慣れした目で見ると、本当の凄さが伝わらないんじゃないかと心配になる。この映画では百姓が本当に汚らしく見える。でも、自分に置き換えて考えれば非難できない。そんな気持ちをそのまま菊千代が叫んでくれた。台詞は聞き取り難いが、全ての台詞が生きている。 10点(2004-02-04 21:23:23) |