1. 電人ザボーガー
《ネタバレ》 『電人ザボーガー』リアルタイム視聴世代です。いやぁ、笑った、笑った。 昭和のザボーガーのような設定、デザイン、敵との戦い、セリフ回し…… それらを現代では、真面目にやるだけでコメディになるんだよなあ。 だから、シナリオは今回の映画そのまんまで、役者たちの演技を「熱く真面目」にやるだけで、もっともっと笑えるシーンがいっぱいになるのではないか、と。 逆に、笑わせようとしたシーンが安っぽくしちゃってるように、私には思えます。 個人的には『ロボコップ』のリメイクよりは良作か、と。 [DVD(邦画)] 7点(2016-03-21 02:45:39)(良:1票) |
2. リアル鬼ごっこ(2015)
《ネタバレ》 私は原作読んでませんし、2008年の映画化第1作しか観てません。 この映画、ソノシオンのファンだったら面白いのかなあ? ただ、今のストーリーラインでも、わかりやすくすることは出来るとは思うんですよ。 たとえば、最初のトリンドルの時は、自然現象のみが襲いかかってくる。 次の、麻里子の時は、徒手格闘技のみで襲われる。 真野の時は、ゾンビだけが襲ってくる。 すると、法則性が出てきて、ゲームにおける「面」とか「フィールド」がイメージできますから。 あと、最後の最後で、大谷石採掘場はイケナイ。 あそこは違う空間で。 特撮などで手垢がついちゃってるから、興醒めしちゃうんだよなぁ。 [DVD(邦画)] 3点(2016-01-24 04:53:39) |
3. デスカッパ
《ネタバレ》 本作、日本公開版と海外公開版では、ラストが違っています。 映画館で日本公開版を観た時は「なんだ、こりゃあ?」でしたが…… 海外版をDVDで観て「最後は大魔神のパロディなのねん」と好印象w 基本的に、懐かしの東宝特撮映画への愛溢れる作品。 前半は「河童の三平?」「ミカドロイド?」と思わせておいて、 F104は飛び回るわ、61式戦車は走り回るわ、懐かしの東宝ポンポン砲に涙w [DVD(邦画)] 5点(2015-06-29 09:23:22) |
4. 東京残酷警察
《ネタバレ》 久々に「ゴア!」って感じの映画を観たなあ。劇場のスクリーンだと最後まで辛くなりそうな血飛沫w ▼最初、ヒロインに違和感があったんだけど、海外売りがメインの映画ならアリなんだろうな。 ▼ヒロインの情緒不安定な母はどうしたの? 機動隊長の連れている人犬が、母ってわけでもなさそうだし… ▼最後が惜しいんだよなぁ… 変態バラバラマンと人犬と機動隊長だけなんだもん。 [DVD(邦画)] 5点(2015-06-29 09:17:27) |
5. 闇金ウシジマくん Part2
《ネタバレ》 「なんで、こんなに原作に比べると、緩いってゆーか、ヌルいの?」 「それはね、最初からテレビ放送を予定しているからだよ」 「なんで、カメラワークやシナリオが凡庸なの?」 「それはね、元々はテレビマンだったプロデューサーが監督もやっちゃってるからだよ」 「へぇー、あんなに過激で面白い原作なのにもったいないね」 「前作よりもスケールダウンしてるんだから、その分、もっと人間描写を頑張れば良かったのにね」 [DVD(邦画)] 5点(2015-02-08 05:34:51) |
6. トラック野郎 天下御免
《ネタバレ》 トラック野郎ではおなじみのトルコ風呂シーンはないし、排便シーンは一か所のみという、随分とお上品な第4作。そして、第1-3作に比べて、ライバル(杉浦直樹)が薄いんだよなあ。ダブルヒロインにして、人情味増して…… そのせいで普通の日本映画になっちゃった。 [DVD(邦画)] 5点(2014-12-06 03:10:45) |
7. トラック野郎 望郷一番星
《ネタバレ》 第1作でほぼ物語フォーマットが完成し、第2作は下品度二割増し、そして第3作となる本作ではより下品度が増してるw 初期トラック野郎の完成形。 [DVD(邦画)] 8点(2014-12-06 03:07:06) |
8. トラック野郎 爆走一番星
《ネタバレ》 第1弾のほぼ焼き直しとしか言えないストーリー展開。前作より下品度は二割増し♪ [DVD(邦画)] 7点(2014-12-06 03:03:38) |
9. トラック野郎 御意見無用
《ネタバレ》 『トラック野郎』の原点にして、物語フォーマットが既に完成しているのが凄い。 [DVD(邦画)] 6点(2014-12-06 03:00:59) |
10. 北斗の拳(1986)
《ネタバレ》 この作品、公開当時と今では違うところがあります。 ▼公開当時、「世界初のスプラッタアニメ」と製作サイドがコメントしていた通り、TV版と違って悪党どもがバンバン内臓を爆裂させます。そのため、ビデオ化された時はモザイクが入ってましたw 現在、DVDやdビデオなどで観られるバージョンは、ビデオ版ほどのモザイクはかかっていませんが、やや見えづらくなっています。 ▼エンディングが、劇場公開版とビデオ版ではかなり違います。DVDには両方入ってます。私は劇場公開も観て、ビデオも観てビックリしましたw ▼改めてdビデオで観ての感想「リンの存在を主軸にバイオレンスなナウシカやりたかったのかな?」 [映画館(邦画)] 5点(2014-11-17 09:53:12) |
11. 地獄でなぜ悪い
《ネタバレ》 「映画好きが映画好きを題材に撮った映画」って古今東西、定期的につくられますよねー。古くは「アメリカの夜」から最近は「エド・ウッド」、日本でも「ミスターどん兵衛」とか。そのテの映画って悲哀があったりするんですが、本作は狂気だけで突っ走ったって感じ。 ▼血飛沫をCG合成してるんですが、これが画面の中で融合せず浮いちゃってるのが惜しい。残虐さを薄めるために、わざとそうしてるんですかねえ? [CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-26 01:24:20) |
12. エクステ
《ネタバレ》 まず、ちっとも怖くない。それどころか、ちょっと笑っちゃうようなシーンもある。なんだろうなあ、この感じ…… メキシコ料理店に行ったはずなのに、ちっとも辛くないみたいな。 ▼大杉漣演ずる山崎なのですが…… 狂気とか偏執とか変態性が足りない。目が優しそうなんだよね。 ▼全編にわたって、シーンが明るい。ホラーなんだから、もっと暗くていいわけですよ。邦画にありがちな手術室仕様照明のせいで、特撮やCGがチャチくて…… ▼遺体の女性の過去についてなんだけど…… ネタばらし早すぎじゃない? [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-25 03:35:12) |
13. 鴨川ホルモー
《ネタバレ》 全く何も期待しないで観たら、けっこう面白かった。ジャンルとしては「現代を舞台にした陰陽師アクション?×大学生の青春モノ」って感じ。全編通じて、妙な明るさの作品。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2014-09-25 03:24:07) |
14. 009 RE:CYBORG
《ネタバレ》 なんともモッサリしたシナリオ。オープニングのトロトロ感にはビックリ。自主映画? ▼なんで、サイボーグ戦士たちが人間の兵士と戦ってるわけ? もっと強い相手と戦いなよ。そりゃあ、生身の人間相手だったら、サイボーグ戦士が勝つだろうよ。どんな高尚なテーマを掲げようとも、弱い者いじめしてるサイボーグ戦士たちが魅力的になるわけがない。 ▼対象年齢を上げてスタイリッシュにやろうとも、サイボーグ009なんだよ。サイボーグ戦士たちの活躍を見たいんだよ。悩んだり、迷ったりするところを見たいわけじゃないんだよ。そりゃあ、コケるはずだよねえ。 [CS・衛星(邦画)] 3点(2014-09-10 05:01:58) |
15. 七瀬ふたたび
《ネタバレ》 ※ツツイストで、かっての少年ドラマシリーズを観ていた人間の感想としてお読みください※ 七瀬三部作って、三作品とも全く毛色が違っていて、この『七瀬ふたたび』は、超能力アクションとしての面白さと、救いのないエンディングが特徴です。だから、原作のまんまだと辛いなあ、と思って観はじめたのですが…… ▼流石の伊藤和典脚本! 構成が緻密です。そして、あの悲劇的なエンディングを、こう調理しましたか。七瀬ファンにとっては、かけらでも救いがあるだけで嬉しい。 ▼超能力描写に斬新さはありません。これが惜しい、実に惜しい! ここでビジュアルまたはサウンドの工夫が欲しかったところ。 ▼時間の問題でしょうが、敵の正体がもう少し見えればなあ。原作よりはイメージしやすいのですが、原作未見の人にはちょいと不親切なんですねえ。 ▼というわけで、筒井ファンには8点、一般の皆様向けには7点を献上いたします。 [DVD(邦画)] 7点(2014-08-17 03:29:40) |
16. 帝都大戦
《ネタバレ》 25年前、ロードショーで観た時、とんでもなくつまらなかったという感想しかなかったので、もう一度、観直してみた。今度は、つまらないという一言では済ませません! ▼とにかくシナリオがどうしようもなくダメ! 物語の半分を過ぎても、主役も目的も不明瞭。だから、どうでもいいシーンに尺(時間)を使いすぎている。単純に、ストーリーを突き動かす大きな【原動力】がない。全編、なんとなーく進行する。盛り上がりはないのに、鬱陶しい葛藤が、小刻みに入ってくるのもダメ。カットして、半分の時間にしてもこのかったるさは解決できないだろう。 [DVD(邦画)] 1点(2014-08-12 04:16:53) |
17. トリハダ -劇場版-
《ネタバレ》 TVの方は何度か見ていて、面白い話もあったのですが…… テレビで十分だったなあ。 [DVD(邦画)] 4点(2014-07-10 02:34:18) |
18. 怪談新耳袋 劇場版
《ネタバレ》 ■第1話「夜警の報告書」実に手堅くつくられていてさすが吉田秋生監督。出演陣もキャラが良い(8点) ■第2話「残煙」短いのに退屈……(3点) ■第3話「手袋」クッキリと手袋が宙に浮かんで首を絞めてるシーンがトホホ…(3点) ■第4話「重いッ!」井上晴美の顔芸がいい(5点) ■第5話「姿見」びっくり!?(6点) ■第6話「視線」オチは予測できたが堀北真希の良さで引っ張られる(7点) ■第7話「約束」ラストのアレ、デザイン的には怖いはずなんだけど、演出が稚拙で怖くない…(4点) ■第8話「ヒサオ」烏丸せつこの演技力と演出が光る悲話…(8点) ■総評…やっぱり怪談新耳袋はオムニバス形式の方がいいなあ。ってか、この劇場版、けっこうリアルなところもあるんですよ。心霊的な意味で…… そこでちょいプラスして6点です。 [DVD(邦画)] 6点(2014-06-26 05:16:53) |
19. 不安の種
《ネタバレ》 原作は、『不安の種』『同+』共に全巻読んでいます。どんなふうに味付けするのかな?と楽しみにしていましたが…… うーん。こうなりましたかって感じ。 ■シナリオ的にはよく考えられていると思います。が、コンテで失敗したって感じ。 ■とにかく1カットが長い。最初の5分で飽きる。 たとえば…… ♪ぬかるんだ道をいこう♪の歌、冒頭からあそこまで流す意味ある? 半身になった男がバイク便に倒れかかってきてますが、あそこまで延々と見せ続ける意味ある? ■映像の演出的には「いいね」ってところもあるんです。恐怖シーンになると彩度を落として、白黒っぽくしたり、青くしたり。そういう細やかさはいいんだけど、全体で見ると無駄なカット、冗長なシーンが多くて「60分で済むシナリオを、無理矢理に90分拡大したんじゃないの?」という印象が拭えません。 [DVD(邦画)] 5点(2014-06-26 03:30:15) |
20. ロボジー
《ネタバレ》 映画じゃないんだよなあ。TVの2時間ドラマ(正味90分)ぐらいの作品。 ■この監督さんは、良くいえばシンプルでわかりやすいストーリー。厳しくいえば、先の展開が簡単に読めてしまうストーリー。「スウィングガールズ」ぐらいなら、若くて可愛い娘さん一杯だからいいんだけどねえ。 [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-06-12 02:32:33) |