1. インシテミル 7日間のデス・ゲーム
原作既読で、どんな風に映像化されたのかと気になって視聴しましたが、原作のいい部分をことごとく排除したアレンジに驚愕です。 これを見て原作の評価をされたら著者が気の毒すぎる…。 デスゲームという割には、全く緊張感が表現されておらず、退屈すぎて途中で寝そうになったのをかろうじて最後まで見ました。 [地上波(邦画)] 3点(2013-02-11 10:59:54) |
2. 相棒 -劇場版Ⅱ- 警視庁占拠!特命係の一番長い夜
《ネタバレ》 前回の映画よりは面白かったと思います。 が、官房長に関しては、これを映画でやっちゃうのってアンフェアなんじゃない?という気がしなくもないです。 こんなストーリーの根幹に関わる事項を、映画でやるって、どうなんでしょう?(もちろん一年後にはテレビでやるでしょうが…) そこまでしなきゃ、映画の動員数を確保出来ないのかな?と考えてしまいます。 しかも、今回の映画が相棒初体験だった人には、官房長ってそんなに重要人物だったの?って感じだろうし…。 でもまあ、一番印象的だったのは、その官房長が亡くなってからの右京さんだったかもしれません。 一切涙を見せず、官房長の意に反しても事件の真相を明らかにする姿勢。 そこで官房長に義理立てしないとこが、さすが杉下右京という感じです。 ところで映画のパンフ、官房長を刺した、ある意味一番美味しい人物を演じた俳優さんのインタビューも載せて欲しかったなー。 [映画館(邦画)] 7点(2011-01-22 17:44:31) |
3. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 原作を先に読んでから鑑賞しました。イメージはほぼ原作通りですね。東野作品を映像化した中では、かなりいい方なのでは? 堤真一が石神役だと聞いた時は「ええー、それは違うだろ?」と思いましたが、思いの他ハマリ役。原作ではただのストーカーにしか見えなかった石神が、意外にも好印象でした。役者の演技ってスゴイ! 一方全くイメージが違ってたのは工藤役のダンカン。石神とは対照的に、分かり易いイイ男なんだろうな~と思ってたのに…。石神が靖子に「工藤氏は誠実で信用出来る人物と思われます」って最後の手紙に書いているけど、全然誠実そうに見えないですよ。 あと予告編で気になっていた(原作にはない)雪山のシーン。映画独自の意味を期待したのに、無くても問題なかったような気が…。 それなら工藤と花岡親子の食事シーンを入れて美里の工藤に対する心情を描いた方が良かったのでは?(原作では再婚に反対して自殺未遂までするのだから) [映画館(邦画)] 7点(2008-10-10 10:34:58) |
4. 風の谷のナウシカ
何度も見ているのに、やっぱり見てしまうナウシカ…。でも後に原作の深さを知ってしまうと、映画のストーリーはどうも物足りないですね。デジタルリマスター版を、大きめの液晶テレビ&地上デジタルで見たせいか、絵はものすごくキレイでした。思えば公開からもう20年以上過ぎているんですよね~。そう思うと全然古びてない。それどころか、最近の世界状況を思うと、この時代にどんどん近付いているような気すらします。ところで、人に言われて気になったのですが、クシャナがクロトワに「タヌキが…」とか言うシーンありますけど、この時代にタヌキいるんですかね?どう見てもいそうにないし、またタヌキがいた時代の慣用句が何千年後にまだ使われているとも思えないんですけど、どうなんでしょ? [地上波(邦画)] 8点(2008-06-22 12:20:02) |
5. 相棒 -劇場版- 絶体絶命!42.195km 東京ビッグシティマラソン
《ネタバレ》 もしTVの相棒を全く知らないで見たら8点くらいは付けたと思いますが、なまじ数々の傑作を知っているだけに、どうしても辛口気味でしょうか。何だかいろいろ詰め込みすぎな印象がありました。動機があんなに深い、真面目なものなのに、チェスで殺人をゲームみたいに扱っていいの?…とか、テレビでちょっとコメントしただけで殺しちゃうってことは、自分達の信念を通す為に殺したテログループと大して変わらないんじゃない?…とか(右京さん、いつもはどんなに同情出来る犯人に対しても厳しいのに、今回はやけに穏やかだった…)、落ち着いて考えると疑問がいろいろ沸いてきます。まあ、話に勢いがあり、時間があっというまに過ぎてしまったので、映画として考えれば決してハズレではないと思うんですけどね。でもこれが普段の相棒だと思って欲しくないです。 [映画館(邦画)] 6点(2008-05-15 17:10:35) |
6. 笑の大学
向坂の「無理難題」と椿の「ユーモラスな解決方法」が面白い。二人の「知恵比べ」的なやり取りに大笑いしているうちに、気が付くと「戦争の空しさ」を実感します。戦争が一般の人に与える影響を、笑いながら教えてくれる映画です。毎年終戦の時期になると「火垂るの墓」をテレビ放映しているけれど、こういうのもたまには放映すればいいのに…。 [地上波(邦画)] 7点(2007-12-22 11:32:10) |
7. ドラえもん のび太と鉄人兵団
20年以上前に見て、最近久々に鑑賞。小学生だった当時これ見て感動したけど、今は大人だし、あれからいい映画沢山見たし、今さら感動しないよなぁ~と思ってたのに、当時と同じ場面でウルッ(涙)。思えばドラえもん映画の歴史の中で一番輝いてた頃だった。あの頃の子供でよかった~と思いました。「心に残る名台詞」にも投稿があるけど、リルルの「どうして敵を助けるの?」という質問に対するしずかちゃんの「時々理屈に合わないことをするのが人間なのよ」というセリフは絶品!暖かい人の心は、どんな武器よりも強いということを教えてくれた映画でした。今の子供にも是非見てもらいたいです。 [DVD(邦画)] 10点(2007-12-18 15:57:16) |
8. 手紙(2006)
《ネタバレ》 原作を読んでから鑑賞しました。あの話を2時間にまとめるんだからそれなりにカットされているんだろうとは思ってましたが、「え?あそこカットしちゃったの!?」的なとこがあってショック!直貴(弟)が犯罪者の兄に絶縁の手紙を渡すことになったいきさつなんかは、原作の方が分かり易く納得出来るし、電機店の社長の言葉も、原作の方が重みがある(ような気がする)。それにしても、某映画の製作発表のようにトラブルとかなくてよかったねぇ(笑)。この頃はまだエリカ様もまともだったんだなぁ…。 [DVD(邦画)] 5点(2007-11-24 22:05:47) |
9. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 まあまあ無難だし、爽やかな展開だし、早い話万人向けな映画。 自分が高校時代もあんなバカ騒ぎみたいなのやってたなぁ~ってちょっとノスタルジー(笑)。 ただ、一方で微妙に物足りないというか、いろいろ謎が残りますね。 ※千昭は未来人で、ある絵を見る為にこの時代に来た→すぐ帰るつもりなら、何で真琴に告白したの? ※この時代に来て初めて自転車に乗ったり野球をした→それらしい描写が全然なかった。自転車なんか余裕で乗ってたし。もっと“こいつちょっと変?”みたいな伏線がないと、突然「未来人です」とか言われても納得出来ない ※そもそも物語最初の方を見ていると、千昭がタイムリープを知っていたようには見えない(笑)。 [地上波(邦画)] 6点(2007-07-23 08:48:33) |