1. 桐島、部活やめるってよ
《ネタバレ》 複数の視点から物語が進行していく形式の映画だ。その進行スタイルからもうちょっとラストにかけてひねりがあるのかと思ったらそうでもなかった。そこがちょっと残念。映画部の監督がいい味出していたのがgood。高校時代の部活の匂いが感じられる作品で、苦手なスポ根ものではなかったのはよかった。正直分かりにくい描写もあったかな。 [DVD(邦画)] 5点(2014-06-07 11:16:52) |
2. かもめ食堂
《ネタバレ》 雰囲気重視の映画でしょうな。ちょっと変わった日常を描いた何気ない映画。特別なアクションが起こるでもなくたんたんと。私は物足りなかったなあ。悪くはないのだけど。少しは切なくなったりする要素がないとちょっと飽きてしまう。 [DVD(邦画)] 6点(2008-01-04 16:23:49) |
3. 長い散歩
《ネタバレ》 静かだけど、心ゆさぶられる映画だったなあ。しかしちょっと解説が欲しい気もする。自分にとってよく分からない箇所もいくつかあった。おそらく出てくる登場人物や風景、特徴的な木などは作り手のメッセージのようなものを感じるけどどこまで分かったかは微妙なところ。 [DVD(邦画)] 7点(2007-12-30 17:01:11) |
4. サマータイムマシン・ブルース
《ネタバレ》 最初は大学生のやり取りがかなりうっとうしく思えて、失敗したかなと思ったがタイムマシーンが出てきたあたりからどんどん面白くなってくる。前半の謎(よく分からない点)が後半になって分かってきたり、タイムスパイラルものの面白さがよく出た映画だと思う。終始コメディ。この手の映画(時をかける少女とかバック・トゥ・ザ・フューチャー)は結構見てきた。シリアスな展開にならず終始コメディに徹したのがこの映画の特徴でありいいところと思う。 [DVD(邦画)] 7点(2007-12-27 07:52:06) |
5. それでもボクはやってない
《ネタバレ》 この映画を見ていろんな矛盾と憤りとやるせなさを感じた。ここまでシリアスに徹している映画とは思わなかった。痴漢・・・それはおそらくなくなることはない犯罪だろう。そもそも満員電車乗るのにミニスカート履くなよっていいたい。学校に対する文句になるけど中学校・高校の制服で男はズボン・女はスカートってもう古いんじゃないのかな。短いスカート履いてれば痴漢に遭って当然だという認識が女性にあっていいのじゃないだろうか。警察の取調べに関しては鹿児島・志布志の事件を思いだした。志布志の事件では潔白を証明するために自ら命を絶とうとした人もいたみたいだ。裁判制度に関しては知ってて損はない、いやむしろためになることを映画を通して教えてくれた。見ながら最後は無罪を期待していた自分を見事に裏切ってくれた。後味は悪し。 [DVD(邦画)] 7点(2007-12-26 21:19:06) |
6. クワイエットルームにようこそ
《ネタバレ》 笑える部分とシリアスな部分とあるのは結構だが、なんか歯切れが悪いなあ。ラストにせっかくくれたメールアドレスが書いた紙を捨てたけど、あれはどう解釈さればいいのだろう。過去への決別?だとしたらそれほどかっこよくはないなあ。どういう演出を狙ってるのか判断がつきかねず。もう途中から内田有紀の顔ばっかり見てた気がする。 [映画館(邦画)] 6点(2007-11-19 21:40:35) |
7. バトル・ロワイアル
《ネタバレ》 最初はハラハラ楽しめたが、もう途中から「キャーキャー」奇声の連発で見るのもいやになる。全く印象にも残らない映画。完成度が低すぎる。 [DVD(邦画)] 2点(2007-10-19 10:53:12) |
8. ただ、君を愛してる
《ネタバレ》 玉木宏がはまり役だった。あと宮崎あおいもよかった。なんとなくファンタジーのような雰囲気のある映画。結構好きかな。サンコウチョウ(尾の長い鳥)がかわいい。 [DVD(邦画)] 7点(2007-10-18 15:08:54) |
9. 時をかける少女(2006)
《ネタバレ》 過去に何度もドラマ化されたりしてたのは知ってるが、ほぼ予備知識なく今回初めて見てみた。前半は破天荒に面白い!主人公の女の子の声が愛らしくて、時をさかのぼれる事を利用して無茶苦茶やりたい放題!プリンを妹に食べられたから時を戻すとか、告白されたくない相手から告白されて時を戻すとか、その他いろいろ。一転、後半からシリアスになってゆく。なんか結構引き込まれたなー。もう充分なくらい「青春」を味わえる青春映画の傑作! [DVD(邦画)] 8点(2007-10-18 14:37:46) |
10. WEEKEND BLUES ウィークエンド・ブルース
《ネタバレ》 この監督の「運命じゃない人」を先に見てすっごく面白かったんで過去の作品も見ておこうと思い今回見てみました。いやー、すごい!拍手を送ります、監督さん!この監督の見るものの興味をぐんぐん惹きつける手法はさすがだ。役者の表情がまた笑える。おやしいおじさんが「サムライ」という薬について説明するところなんか、最高に面白い。この作品は「したたかな女の一面」を描いている。悲しいかな、それが原因で振り回される男たち。やっぱ男って結構純情なんだなって、思ってしまった。監督の次回作は2008年公開予定みたいです。注目です! [DVD(邦画)] 8点(2007-10-08 22:01:15) |
11. キサラギ
今年見た中ではベスト!「12人の怒れる男」を彷彿とさせる密室の人間劇。彼らのいる舞台に自分も加わっているんじゃないか、というくらい映画の中に引き込まれた。次から次へと明かされる新事実。役者達の演技が素晴らしい!悪い点は、何人もの人が書いているようにエンディングで女の子の顔を出さないでもよかったかな。そのまま謎めいた存在にしておいたほうがよかった。 [映画館(邦画)] 8点(2007-09-29 10:54:09) |
12. 運命じゃない人
ほんとよくできてる!面白い!飽きさせない!低予算でありながらこんだけ面白い映画が作れるんだ、と感心。この監督には今後も目が離せない。 [DVD(邦画)] 8点(2007-09-29 10:48:43) |
13. ワルボロ
ヤンキー映画。時代背景は80年代か。ヤンキーの中学生がとにかく突っ走りまくる面白い映画だった。とんがっていたい10代の熱い気持ちが伝わってくる!熱い熱い!しかし他校との勢力争いがメインテーマだが、冷静にみると何故そんなにケンカを売りたがり買いたがるのか疑問だ。穏便にすます、ということができないのか?まあ、それができたら物語が成り立たないのだが。個人的にはヤクザ役の中村トオルが何ともよかった。 [映画館(邦画)] 7点(2007-09-21 17:20:58) |
14. 天然コケッコー
《ネタバレ》 映画的な躍動感みたいなものはなく、田舎の掘り下げれば深刻そうな出来事を少女の目を通してさらりと流す。ここが素晴らしいとかはあまりない映画だったが、いつまでもこの映画に浸っていたい、そんな気持ちになる。終わるのがちょっと早く感じた。もっと子供達の成長を見てみたかった。 [映画館(邦画)] 7点(2007-09-04 23:17:38) |
15. 東京ゴッドファーザーズ
そんなに悪い作品ではないが、なんか自分には合わない。リズムとか絵とか。でもアニメって絵で好き嫌いでるのはしょうがない。万人受けするのを作ると宮崎アニメになってしまうから。 [DVD(邦画)] 6点(2007-09-01 23:09:05) |
16. ごめん
まさに隠れた名作!主人公のほわんとしている雰囲気がとてもいい。この子がかなり笑わせてくれる。この子の両親もいい!この映画に何ともいい味付けをしてくれている。純粋に笑える作品としてもおすすめだし、映画としての躍動感もある。見た後に「いい映画だな」って素直にいえる作品。 [DVD(邦画)] 7点(2007-08-11 16:47:42) |
17. シムソンズ
この映画を見て、カーリングというスポーツにとても興味を持った。とても奥が深いスポーツだ。全くルールを知らなくてもこの映画を見れば映画の中でカーリングのルールを説明してあるので、主人公の女の子と同じようにカーリングを知る楽しみを感じることができた。ストーリーに関していえば、コーチの過去など複線もよくできていて2時間飽きさせなかった。この手の映画につきもののトントン拍子に勝っていくところなど多少出来過ぎだと感じた部分もあった。同じスポーツものでも「がんばっていきまっしょい」とは鑑賞後の後味は違う感じ。 [DVD(邦画)] 7点(2007-08-05 23:05:43)(良:1票) |
18. 田園に死す
不気味な映画である。主人公の幼い頃の故郷の原風景が独特の切り口で映像化されており、他のどの映画とも一線を画す。エンターテイメントとして見れる映画ではない。しばらく残影のように頭の中に嫌な感じで残っている映画である。鬼才・寺山だからこそ作れた作品といえる。 [DVD(邦画)] 5点(2007-07-28 12:51:18) |