1. アウトレイジ(2010)
《ネタバレ》 BROTHERより断然面白かった。序盤、組織の関連がよく分からず先行き不安だったのですが、結果的にそんな心配はまったく無用。北村総一朗が一番エラい人なんだ位の認識だけでも最後まで楽しく見れます。難解にせずテンポ良く、見せ場もたくさん用意されていますから。残酷なシーンも多々ありますが、その中にも北野武ならではの笑いがあるのが救いかと。あのラーメンを客に出したらいかん(笑) [映画館(邦画)] 8点(2010-06-14 17:04:12) |
2. ぐるりのこと。
《ネタバレ》 最初の長回しのシーン。ごくありふれた一組の夫婦の他愛もない会話。ここでくすっと笑えるかどうかが肝なのかもしれません。笑えないと以降ただひたすら長いだけの映画になってしまうかも。この後も映画は当時の代表的な事件の裁判シーンを織り交ぜつつ、淡々と夫婦のお話が続きます。そこに理想の夫婦像とか華やかなロマンスみたいなものは出てきません。そもそもいわゆる美男美女なんてこの映画に誰一人と登場しません。出てくるのは実社会と同じで、つらい現実ばかり。夫のこと、仕事のこと、親兄弟のこと。子供を亡くし、うつになるまで打ちひしがれて、それでも夫の支えを得て立ち直っていく妻。こんな地味なお話の映画です。深い洞察力や絶対の自信がないと作れないと思います。最初の他愛のない長回しに始まり、中盤の最大の見せ場と、そこに至るまでの過程、そしてそれ以降の展開、笑えたり納得できる所が多々あったので高得点を付けました。流行の俳優さんやらCGやらをふんだんに使う映画もいいですが、時代に流される事なく淡々と人間のドラマを描いたこの映画も、とてもいいと思うのです。 [DVD(邦画)] 9点(2010-04-16 01:38:54) |
3. いけちゃんとぼく
《ネタバレ》 最後のお墓のシーンがとてもきれい。段々と感情をあふれさせていくいけちゃん(蒼井優)も感動的なんですけど、、、ラストに至るまでが退屈しっぱなしで。子供の喧嘩シーンがやたら多いし、お母さんの存在は薄いし、いけちゃんはただくっついてるだけだし。空手や野球も面白みがなく何を拠り所にすればいいのかと。核心に触れずに最後にドカンと持ってくるのはわかるのですが、途中しんどいです。西原さんの世界の完全映画化って難しいんでしょうね。 *「ぼくんち」もそうですが、このサイトのキャストの欄で西原理恵子(女優)となってます。確かに出てますけど、女優ではないと思う(笑) [DVD(邦画)] 3点(2010-03-24 12:09:56) |
4. フラガール
蒼井優さんがとてもいいですね。映画はフラダンスのシーンやベタな演出もりだくさんで、特に女優陣は皆大変だったと思います。中でも彼女が一番輝いていました。喜怒哀楽と存在感に溢れてて。華奢な身体がとても大きく見えました。 [DVD(邦画)] 7点(2010-02-03 20:37:43) |
5. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦
《ネタバレ》 だめだー!見始めた時は所詮しんちゃんでしょ?なんて思ってたのに。「かあちゃん!」の台詞に全身鳥肌が立ってしまった。ナメてました。この戦国大合戦、勝ち負けでいうところの完全に私の負け戦であります。10点献上。 [DVD(邦画)] 10点(2009-12-19 23:13:43)(良:1票) |