1. チャイニーズ・ゴースト・ストーリー
大学時代にビデオレンタルして以来、深夜放送で十数年ぶりに再見。さすがにジョイ・ウォンの美貌だけで観るにはキツイ。中身薄ッ!なんか物語全体が軽い。今観ると現在のワイヤーアクションの源流ともいえる動きが多々あるのは感慨深い。 4点(2004-12-13 17:46:21) |
2. HERO(2002)
何という贅沢なロケーションだろう。中国ならではの雄大な自然をスケール感として取り込めるのは羨ましい限りだ。映像的な美の追求と精神的な美の追求をリンクさせた色彩の実験的大作である。衣装や背景の鮮やかな色使いには魅せられた。静寂の中で戦う湖面の場面が特に美しい。山々と水面のコントラストは絶景。ストーリーは先読みできる展開だった。 7点(2004-08-06 00:45:06) |
3. 變臉~この櫂に手をそえて~
いや~、これは良かった。純粋に。全体的に静かなトーンに包まれて物語は進行していくが、それでいて退屈せずに最後まで観れた。この映画の安定感は、何よりおじいさんと女の子の演技に裏打ちされたものである。このおじいさん、セリフが無くても間や表情で女の子への愛情が伝わってくるし、女の子がおじいさんの気を引くためにするいたずらも然も有りなんといった感じでカワイイ。おじいさんの葛藤を描き切ることがこの映画の全てであるが、2人の役者が見事にそれを成功させている。 8点(2004-01-12 19:58:57) |
4. 恋する惑星
恋にウツツをぬかす刑事と警官の物語。刑事と警官の私生活をここまでヒマ人に描いて、この街は大丈夫なのか?といらぬ心配をしてしまった。また、前半のハードボイルドタッチと後半のラブコメタッチの落差には驚かされた。でもなぁ、後半の彼女はカワイイけど、前半のグラサン女にゃホレんでしょ?年増だし、アゴ割れてる。あと気になったのは、なんで『重慶森林』が『恋する惑星』? 5点(2003-12-31 18:20:16) |
5. グリーン・デスティニー
ワイヤーアクション以外に見所を感じなかった。それすらやり過ぎの感がある。ストーリーは連続ドラマを総集編としてつなげた感じ。BGMの二胡の音色は心地よかった。結局、伝説に入り込めなかった。最後も泣けないよぅ。 4点(2003-12-21 16:43:23) |
6. 少林サッカー
《ネタバレ》 かなり笑えた。こーゆーの好きです。試合でトーマス旋回(!)の嵐には個人的にツボにはまった。不覚にも(?)決勝戦の最後に、ムイが太極拳でシュートを止めるシーンには涙がホロリ。普通、大会本部に事前の登録がないと、いかなる選手であっても試合に出ることはできないのですが…今さら言うこっちゃないな。 7点(2003-12-20 15:41:23) |