1. インファナル・アフェア
《ネタバレ》 上手い。そして、ラウ刑事がえらいかっこいい。そのラウ刑事のみが生き残り、無間地獄を生きていくっていうラストがいいです。ただ、ワタシはヤン警官もまったく名誉を回復することなく、チンピラのまま死んでいくのがこの映画の本筋だと思います。やるせなくっていいじゃないですか。【追記】とはいえ、ヤンにラウが献花するラストシーンも是非とも欲しいわけですので、本作の筋がやっぱり妥当なのですね。 [DVD(字幕)] 7点(2019-07-21 21:36:14) |
2. 燃えよドラゴン
《ネタバレ》 うーん。本作は、ホントは一部の好事家の間でカルト作品としてもてはやされるべきものだったのではないでしょうか。敵役のハン一味のびっくりするくらいの弱さと華のなさの不思議。毎日鍛錬しているようなのに、拉致された酒場の酔っぱらい達に負けるなよ。でも、そのあたりのチープな感じが妙に味わい深いような、物好きが好みそうな気もしますので。小学生のころ見たかった、あのシーンやあの台詞を聞けたことに、少し感激したので3点です。あのころ、なんでもドラゴンでヌンチャクだったよなあ。なんでだったんだろう。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-06-22 20:05:41) |
3. 少林サッカー
《ネタバレ》 見直してみて、「見直した」ってヤツです。もっと天真爛漫に、ただ可笑しい映画だと思っていたのですが。「この興奮と尊敬の念は歌以外には伝えられない」。2回やる卵のキス。敵チームのプールの訓練シーン。ハエのシーン。「愛じゃない」。「退屈しのぎにひとつ踊りましょうか、引っ込んでろ 私が踊る」。何の効果も生まない「少林羅漢陣」。妙な味付けがふんだんに施してある。コクの深い作品だったのですね。テレビで半年に1回くらいやって欲しいと思う一作です。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-05-21 12:09:37) |
4. ライジング・ドラゴン
《ネタバレ》 若いときから、一貫して変わらない。古典的なギャグと呼吸しているヒマあるの?とばかりのアクションシーン。申し訳程度の錦の御旗(本作でいえば、「遺物は祖国に還そう」)。ジャッキー・チェンの映画こそが100年後にも視聴されているのではないかと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2013-11-10 16:58:47) |
5. トウキョウソナタ
《ネタバレ》 健二君のピアノの腕前は、あまりにも出来過ぎ。きちんと整髪して受験した、彼の前に演奏した子ぐらいだともっと良かったかと思います。両親の年代とほぼかぶっていることので、あり得ない展開とはいえ、人ごととも思えない。トータルでは、好きな映画。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-05-18 21:30:38) |
6. スパルタンX
《ネタバレ》 そこはかとなく80年代アイドル映画の軟弱な雰囲気をただよわせつつ、しかししっかりとしたアクションシーン。加えて、広東語を語るスペイン人。そして、邦題「スパルタンX」。なんだかよくわからない不思議な世界でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-12-14 22:27:40) |
7. プロジェクトA
《ネタバレ》 ブルースリーや少林寺に流れを汲むカンフーアクションは、何となく食わず嫌いなモノです。でも、ジャッキーチェンだけ、特別。身近なものを武器にしたり、危機一髪の状況を味方にしたり。ジャッキーは、バスター・キートンの大ファンとのこと。腑に落ちました。 [DVD(字幕)] 8点(2010-05-05 07:46:16) |