1. スリ(2008)
OPの軽快なオーケストラ曲とサイモンのボタン付け。これだけで掴みはバッチリです。サイモンの超シリアス顔がほとんど無く、終始穏やかな表情をしているので、映画の内容もそんな感じです。ヒロインが吸ったタバコをサイモンがメチャうれしそうに吸うシーンで流れるBGM(ビヨヨーンって感じ)が大好きです。 [映画館(字幕)] 7点(2011-03-15 13:37:30) |
2. PTU
ジョニー・トーの世界観が好きなら問題なく楽しめます。台詞が少なく、登場人物たちの行動や表情で物語が進んでいくので、自分で登場人物の性格とかを勝手に考えたりしながら観ていました。脳の活性化にもなるなと頭を使いながら観ていたら、独特でかっこいい銃撃戦のクライマックスで一気に興奮し、頭が空っぽになりました。この妙なスッキリ感が快いです。一番好きなシーンは、敵のアジトに乗り込む時の階段でのサイモン隊長と部下のやり取りです。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2011-03-15 13:22:30) |
3. インビジブル・ターゲット
《ネタバレ》 主演3人はみんな良かったけど、一番光っていたのは悪役のウー・ジンです。 強い、とにかく強い、全然攻撃が当たらない、当たっても効かないという最強のラスボスです。それでも何とか3人で立ち向かって倒していくクライマックスの警察署内での大アクションは、最高に興奮しました。ジャッキー、サモハン、ユン・ピョウの3人がかりでも大苦戦した「プロジェクトA」の海賊のおっさん(ディック・ウェイ)並みのインパクトがありました。実はジェイシー生きてましたみたいな昔の香港映画らしいオチがあったら爽快感大で満点でした。全体的にシリアスな内容なので、最後ぐらいはスカッと希望のある終わり方が良かったです。やっぱり生身のアクション映画を観るなら香港映画だと改めて思いました。 [映画館(字幕)] 9点(2011-03-13 15:26:01) |
4. イップ・マン 葉問
《ネタバレ》 小学生の頃TVで夢中になって観たジャッキーやサモハン映画の興奮と感動が蘇ってきました。男ならこうありたいと言うような、ビシッとした風格があるドニーの佇まいも様になっていて良かったです。この作品の素晴らしいクンフーアクションを観てしまったら、他の映画での格闘シーンが少し霞んで見えてしまいました。ほとんど文句無く楽しめましたが、ラストの試合後のインタビューの一言が「ロッキー・ザ・ファイナル」と同じだったり、この作品の前作にあたる「序章」の方が面白かったのでー1点。 [映画館(字幕)] 9点(2011-03-13 14:57:50) |
5. かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート
《ネタバレ》 冒頭のお食事処屋敷での格闘シーンは素晴らしすぎます。 主要登場人物三人をアクションしながら紹介するっていうのはいいですね。 テンションあがりまくりで、このまま行くのかと思ったら、中盤から切ない感じのドラマになってしまって失速。この部分にもう少し明るい展開を入れてくれれば、スムーズに観れたと思います。設定はもろ漫画チックなのに、シリアスすぎます。 あと必殺技を習得するために特訓するシーンをもう少しやって欲しかったです。 ですが、最後の決闘シーンで一気にアクション沸点になり、素晴らしいアクションを魅せてくれます。ドニーが超強い相手に「来い」って挑発するシーンは鳥肌が立ちました。 アクションだけ見れればいいという映画でも、やっぱり全体的な映画のバランスも大事だと思いました。 [映画館(字幕)] 7点(2010-10-14 23:18:23)(良:1票) |