1. ボーン・アルティメイタム
《ネタバレ》 ここでの評価が高かったので見てみたのですが、ドラマというか物語がなく、アクションシーンだけのうんざり映画ですね。□ □ □ それにしても、ボーンは何で自分の居場所を敵に教えるんでしょうね。そんなにまでしてカーチェイスがやりたかったんでしょうか。 [DVD(字幕)] 5点(2008-02-03 14:03:31) |
2. ロルカ、暗殺の丘
《ネタバレ》 (ネタバレ全開です。ご注意下さい。) 悪い奴らが善人を迫害したなどという単純な見方が支配しているのが今の世の中なのだろう。主人公が自らは善の側にあると信じて調査を始めたとしても、彼のみを愚かだといって責めるわけにはいくまい。最後に、自分の家族の手も血塗られていることを知ったことは、彼の愚かさに対する罰であり、その後、沈黙するしかなかったのは当然のことだろう。ロルカだって、英雄気取りでスペインに帰ってこなければ、彼の周囲の人の何人かは不幸な目に合わずに済んだのだ。しかし、スペインはある意味で幸福だ。戦争に負けたわけではないから、過去の歴史を背負っていかなければならないとしても、そのことを政治的に利用されることはない。。。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2008-01-02 11:07:06) |
3. キングダム・オブ・ヘブン
《ネタバレ》 ステロタイプな登場人物とあらすじを追っただけのようなストーリー。なんか退屈でした。しかし、エルサレム攻防戦で奮戦したから、民の命を保証する条件を引き出したというのは、いくらなんでも、手前味噌すぎるんじゃないかな。サラディンは無辜の民や捕虜を殺しはしなかったし、最初からエルサレムを無血開城するなら安全な撤退くらい許したでしょうから。キリスト教徒の作った映画の独善にはホトホト辟易しますね。 [DVD(字幕)] 4点(2005-11-14 22:00:46) |
4. 汚れなき悪戯
《ネタバレ》 子供が幼かった頃、私を完全に信頼しきったその無心な顔をみて、ふと昔見たこの映画を思い出したことがある。マルセリーノの何の憂いもなさそうに見えながら母に会いたいと言う場面が脳裏に浮かんで、なおさら我が子がいとおしく思えたものだ。しかし、そんな幼子を連れていってしまうとは、いったいどういう類の神なのだろう。 7点(2004-05-22 14:26:52) |
5. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
あの結末を早いうちに予測していた...と言ったら嘘になるが、しかし、驚きもしなかったのが正直なところ。しだいに明かされていくゲイルの過去と事件の真相についての描写が不十分で、何故あのようなことになったのか、説得力に欠ける。結局最後に観客をびっくりさせるだけの陳腐な映画になってしまっている。 6点(2004-03-25 21:36:32) |
6. ダークネス(2002)
《ネタバレ》 みなさんの評価はいまひとつですね。最初のほうで、子供部屋で男の子がひとり遊ぶシーンがありましたね。ひとりでにころがる鉛筆、ベッドの下でうごめく暗闇など、シャイニングを彷彿とさせるような出だしでこれは期待できると思いましたが、そのあとのストーリーに盛り上がりが欠け、残念な仕上がりになりました。しかし、個々のシーンではけっこう恐いところも少なくなく、私は楽しめました。 6点(2003-12-29 16:06:38) |
7. アザーズ
子供の病気のために、分厚いカーテンを閉めきって、昼でも暗いお屋敷と、「いかにも」の設定。まんなかくらいでオチも分かってしまったし、ぜんぜん怖くなかった。ところで、いつも薄ら笑いを浮かべているような表情のニコールキッドマンは恐怖ものには合わないと思う。 3点(2003-12-29 16:01:38) |