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【製作国 : 南アフリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
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1.  第9地区 《ネタバレ》 
中々面白かったです。 ただ、この作品には大きな矛盾が有るのでは有りませんか?  自分で作った1発でビルに大穴を開けられるビームガン(?)を1個のキャットフードと交換したがるエビ 高度なアームスーツ(強化外骨格)を作りながら、それをキャットフード100個と交換してしまうエビ これは何故でしょうか?  私が異星人なら、それ等を利用して人間と戦いを挑み、エビの独立を勝ち取ろうとするでしょう。  しかし、エビ達は物乞いの様に人間へ食物をねだり 不潔で、ゴミを漁り、牛や豚を盗み、僅かな食物を巡って仲間同士で争う。 そして気に入らない事が有れば、すぐに殴ったり殺したりする、当然人間も殺される。 これは言わば、理性感覚の薄い原始人(もしかして黒人だと???)や動物の所業に他ならない。  かと思えば20年以上も母船のエネルギーの原材料を探して、自分たちの星へ帰ろうとしていたエビ達 彼等はエビの指導者だったのでしょうか??? そもそも、あの馬鹿でデカイ宇宙船の中は20年間も調査せずにほったらかし??? まったく、謎だらけです。  つまり、この作品はそういう謎を謎のままにするのが演出の様な所があり 地球へ来るに至った、異星人達の背景や性質について、殆ど明らかにされてません。 そしてそれはついに、最後まで明らかにされませんでした。  これ等を客観的視点による演出としてしまうのは、製作者側のエゴの様な気がしますね。  監督の弁ではこの作品は黒人差別が下敷きに成っているとの事でした。 しかし、作品を見る限り、それには失敗していると思います。  何故なら黒人達は自身が弱い立場だったから、近世に白人の侵略を受け、資源を奪われ、奴隷にされたのです。 彼等にもし、エビの作った機動歩兵が有れば、迷い無く、恨み骨髄の白人達を虐殺して回った事でしょう。 間違ってもキャットフードなどとは取り替えませんよ。  そういうなんと言うか、無理矢理なこじつけっぽいプロットがちょと残念でしたね。  ただ、先駆的なメカアクションや、主人公が受けた理不尽な悲劇、そして陰謀 その後の心変わり、そして秀逸なのが最後の造花作り。。。。  だけど、もうひと塩、味付けが足りなかった。 それがこの作品の惜しい所です。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-17 23:36:40)(良:1票)
2.  ホテル・ルワンダ 《ネタバレ》 
いま見終わりました。 一般にルワンダ紛争と言うのは、1994年のフツ族による 大虐殺ばかりが大きく取り沙汰されてしまっていますが  実はそれ以前にルワンダは、ドイツとベルギーから植民地支配を受けていました。 ルワンダという国名もつまり、ドイツが植民地化した時に付けられた国名で 逆に言えばアフリカ大陸の国境線と言うのは 西欧列強が侵略した順番に獲得した領土の線引きであり つまり列強諸国側の都合で「国家」と呼ばれたに過ぎません。  ともあれ、フツ族はドイツを背景とした少数派のツチ族に実質支配され、差別されました。 これは第1時大戦後のドイツ敗戦で、ドイツ領からベルギー領に委譲された頃は もっと顕著になり、フツ族によるツチ族への憎悪は、より大きく高まって行きました。  その後、ルワンダは独立を果たしますが 独立のゴタゴタで、当時支配階級だったツチ族とベルギーの関係は最悪となり その腹いせに、ベルギーが独立の行き掛けの駄賃として フツ族による民主政権樹立という暴挙に出る。  ツチ族への憎悪の固まりであるフツ族に政権を委譲し なおかつ独立で軍事力も委譲してしまえばどうなるのか? そんな事はベルギーは百も承知で、フツ族の後押しをした訳です。  その後、フツ支配体制にはフランスも加わって、ツチ族への迫害は更に大規模化します。 この作品の中でホテルオーナー(ジャン・レノ)が、フランス政府に働きかけて ルワンダ政府軍の将軍を動かし、ホテルから兵を撤退させるシーンが有りますが  これは当時フランスが、虐殺者側のフツ族政府へ、多額の軍事支援をしていたからです。 民兵がこのホテルをなかなか襲撃しなかった(敗戦が濃くなるまで)のも 主人公である支配人が、政府軍の将軍に個人的なコネを持っていたからで 少数の国連軍が守っていたから助かった訳では有りません。  この映画ではそういう歴史的背景や、支配の構図は何もはっきり描かれていません。 無論、長年の屈辱的支配が、この大虐殺の理由とは成り得ません。 しかし、大本の原因を作ったのはいったい誰なのか? これが問われなければ成らないと思います。  最後のテロップでルワンダ政府軍の将軍が、軍事法廷で裁かれて有罪と有りましたが その後ろで糸を引いていたベルギーやフランスは一切裁かれない。 これが、アフリカ諸国の現状だという事を忘れては成りません。
[DVD(字幕)] 6点(2008-09-18 19:40:11)(良:1票)
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