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アラジン2014さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 678
性別 男性
自己紹介 ソフト化されたタイミングでのレビューが中心です。2008年、子供の頃から夢だった自宅シアタールームがついに実現しました。(100~110インチ程度、音響2.1ch)できるだけネタバレせずに書いていますので文章がおかしい場合もあると思いますが、暖かい目で見守ってやってください。(2014初登録)

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1.  悪の法則 《ネタバレ》 
評価が低いので驚きました。絶妙なバランスの大人向けクライムサスペンスアクション。妙なこじつけや予定調和もなし、CGアクションも無いのに予想外によくまとまったストーリー展開は素晴らしいの一言でした。監督と脚本、キャストが高次元で融合していると感じます。  この作品を一言で表現するならば「不条理」でしょうか。淡々と静かに、、野うさぎであるカウンセラーが捕食(破滅)されてゆきますが、描かれていない部分をあれこれ詮索して「意味がわからない」というのはナンセンスです。あえて詮索しないのが正解であり、映像特典では監督自身も人物像の背景や人間形成上何があったのかは知らないなどと発言していますから、一つのシーンを見て前後を想像するのが正しい見方です。 そもそも、カウンセラーは一流なので自分に自信があり、何度も遭遇する説教じみた会話も軽くスルーする描写は反面教師の典型例です。そして予想通り、気が付いた時には「時すでに遅し」というシンプルな流れがリアル過ぎて本当に素晴らしかった。また、随所で見られる無駄話は一見無駄なようですが、相手の価値観を知る為の腹の探り合いという意味では非常に重要です。根本的にタランティーノのそれとは異なり、ブラピとの緊張感あるやり取りなどは生々しく色んな意味でゾクゾクします。  これほど贅沢な配役と救いのないマジ結末な映画も珍しいです。ある程度自分でイメージを膨らませ、様々な状況を脳内で想像できる方でしたら高評価ではないかと思います。強いてマイナス点を書くならば、ほぼ全ての演者が哲学を長々しゃべるのには少々違和感を覚えました。何名かサッパリした人物を混ぜておけばよりリアルだったと思うのでその点は少し残念でした。 あと、拡大版と劇場版を比較しましたが、追加された人体欠損表現やバイカーのしゃべりなんかはなくても良かったと思います。しかしトラックのドアを直すシーンだけは拡大版のほうがずっと判り易かったですね。  一見さんお断りの雰囲気も含めて、リドリー・スコットの切れまくった演出が最高に素晴らしい作品でした。
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-08-13 18:57:05)(良:2票)
2.  アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル 《ネタバレ》 
正直なところマーゴット・ロビー(トーニャ役)はあまり好きな女優ではありません。でも本作の彼女はとてもよくハマっていて、ほとんど本人に見えるくらい同化していました。今思い返すと「ナンシー・ケリガン襲撃事件」の当時の私はハタチくらいで、オリンピックも襲撃事件も軽く流す程度でした。大分叩かれまくっていたトーニャご本人ですが、同年代ということもあってか「普通に可愛いんだよなあ」といった印象が今も残っています。映画ではどこまでが真実でどこまでが作り物なのかはよく判りませんが、エンディングでのリアル映像を見比べると関係者全員非常に良く似ていますね。  この映画を見て最初に感じたことは「やっぱり教育が全てだよなぁ」ということです。もちろん母(アリソン・ジャネイ)の育て方は間違っていますが愛が無かった訳ではなさそうです。旦那のジェフ(セバスチャン・スタン)も同様。全ての登場人物にいえる問題は「教育が行き届いていなかった」ということに尽きます。教育がゆきとどいていない人間が母になり、そして実子を教育しようとしたことが全ての元凶で、当時、もし3歳のトーニャをコーチ(ジュリアンヌ・ニコルソン)に委ねておけば、もしかしたらもっとまともな人間に育ったかもしれません。  映画の展開は本当に素晴らしかったです。ストーリーの展開のさせ方も素晴らしいのですが、最初から貫くインタビュー形式の構成は最高でした。たまにあるカメラ目線やセリフも素晴らしいし、何よりリアル本人と雰囲気がそっくりなほどの完成度の高さです。襲撃の緊張感、その後犯行が見つかるかもしれない緊張感を保ちつつほころびが広がる感じも上手くて、トーニャだけが「またオリンピックに出られるわ♪」と喜んでいるいびつな構図もよく観客に伝わっていました。何度も見たい映画ではありませんがボクシングのシーンも含めて〆も文句なし!私は恥ずかしながら存じ上げておりませんでしたが、、グレイグ・ギレスピー監督は本当に素晴らしい仕事をしたと思います。
[インターネット(字幕)] 8点(2022-09-08 14:54:55)(良:1票)
3.  アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場
すごい映画を見た。それしか書けないくらいの衝撃でした。セリフが浅いというレビューが見られますが、私は全く正反対の印象を持ちました。いちいちセリフや表情がリアルで自分のことのように感じた1時間40分でした。極めて微妙な判断の連続で、安全な場所で戦争に参加することの代償を見たような気がします。 アメリカンスナイパーなども良くできた映画でしたが主義主張の押し付けなどがあったように思います。本作ではとにかく無駄な主義主張がなく淡々と事実だけを描いているように感じました。結局は利己的でこちら側に都合が良い方向へ物語は進みますが、それでも案外ニュートラルな印象で、そのおかげで変な先入観を持たずにラストまで見やすい作品に仕上がっていると思います。とにかく、、凄いとしかいいようがない、今年見た映画の中ではTOP3に入りそうな勢いでした。  ただし、 現実世界での現代戦争では民間人への誤射・誤爆はかなり多く、それらへの配慮や言及は一切ありません。一応、ラストのセリフにそれらしい配慮(自分たちの擁護か?)はありますが、現代戦争の現実を知っている人にとってはこの映画は茶番でしかないのが真実なのだと思います。そういう見方をしてしまうと途端に安っぽいフィクションに成り下がってしまう危うさのある作品なのもまた事実です。(私など素人目線で見ると、本当に素晴らしい作品でしたが・・)
[インターネット(字幕)] 8点(2017-08-16 23:16:51)
4.  アナイアレイション -全滅領域- 《ネタバレ》 
映像=キレイ、設定=面白い、キャスト=素晴らしい、雰囲気=素敵、流れ=良い、脚本=微妙。  エクス・マキナ監督の新作ということで期待しましたが、予想以上の難しさ。原作を知っている方には意外と評判が良かったみたいですが、映画だけ見た人には「???」が多い脚本でした。ぶっちゃけ、脚本以外の部分はかなり良い感じなので、脚本(特に謎解きの部分)もう少し何とかならなかったの?と少々残念でした。(謎が残ること自体はOKですが、本当に何一つ解決しないままシマーが消滅しちゃうんですよねぇ) 旦那の別人感も最後まで生かされず(ラストのサプライズとして残したのでしょうが)、そもそも主人公が最初から最後まで「わからない」を連発していて、これでは観客には伝わらないよねっ、と。。まあしかし仮に主人公にストーリーテリングさせていたとしても結局は内容が難しすぎてついていけない感じが溢れていますので、どちらにせよこの本の映画化を選んだ時点で微妙になるのは想定内でしょうか。  映像も綺麗だしシマ―内の事件の数々、登場人物のバックボーンも面白く、あれもこれもいちいち意味深で興味深いです。個人的には人型になる植物の件はもう少し掘り下げて欲しかったです。。また、目的意識のシッカリした人間が多数シマ―内に入った場合どうなるかも興味が湧きました。JJリーの最期がイミフでしたが、ラストの得体の知れない恐怖のドッペルゲンガーは秀逸でした。  個人的にはドゥニ・ヴィルヌーヴなんかより断然アレックス・ガーランド派なので今後も頑張っていただきたいです。(好きなジャンルなので若干甘めの点数で)
[インターネット(字幕)] 7点(2020-01-14 11:30:13)
5.  アラビアのロレンス 完全版 《ネタバレ》 
名作と名高い本作でしたが横目で受け流すこと数十年、今回仕事がひと段落して気持ちに余裕があったのでついに鑑賞しました。227分のレストア版でしたが、オリジナルが1962年であることを考えると今回見た227分(レストア版)は恐ろしいほどに綺麗な画質でした。映画館には劣りますが自宅100インチオーバーのスクリーンで鑑賞しましたので、壮大な雰囲気は十分に味わえたと思います。  アラブ系・中東系の話なので時代背景に明るくないと非常に難しい映画です。私は一応簡単に時代背景を勉強してから鑑賞しましたが、それでもよく判らないまま流れに任せた感があります。一番の問題はロレンス=エル・オレンス(ピーター・オトゥール)の演技がミュージカル風味なので違和感を感じた点です。1962年という時代背景のせいかと思いましたが他の演者はそうでもないので、変人といわれていた本人に寄せたのかもしれません。この点は激しく違和感を感じました。また、インターミッション後の後半の彼の人格がおかしくて感情移入しにくくなっています。元々起伏の激しい人物だったのか、それともついには心を病んでしまっていたのか判りませんが、、とにかく神経衰弱のように見えるのです。  ただし、エル・オレンスの置かれていた立場と戦闘の大きさを考えると致し方ないような気もします。しかしながら元々は自分から進んで事を初めている訳ですので、同情の余地はないでしょう。今も混沌としている中東系ですので、この当時はもっともっと過酷であったと思わまれます。そういった観点から考えるとイマイチそういった過酷な部分までは映画化できていないなぁとも感じます。名作に敬意を表して、また雄大な映像に敬意を表して点数は少し甘めです。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-09-08 14:31:53)
6.  あと1センチの恋 《ネタバレ》 
意外にも優しい評価が多くて驚きました。率直にいって中高生くらいの感覚じゃないですかねぇこの感じ。まあ確かにこういうのが青春かなって感じはしますが、、ちょっと幼い。さすがに大学生くらいになったらもうちょっとまともな恋愛観や倫理観をもって、先のことを考えて行動するんじゃないでしょうか。実際私自身もそうだったし、周りでも大学時代にきちんと付き合ってそのまま結婚したって人は少なくない印象です。  ロージーに関しては、相手の気持ちを気遣って自分の気持ちを押し殺す感じは素敵です。パソコンの文章を書き直すシーン、妊娠を伝えずに送り出すシーン、アレックスの「矢になった夢」のメールに対してきちんと聞いてあげるシーンなど、随所に素敵なシーンが多かったです。(ルックスもイイだけに、、キュンです) ぶっちゃけアレックスのほうはもっとロージーの気持ちに気付かないとダメでしょ。というか、気付かないふりをしてるだけ?とすら感じました。バカじゃない設定なのにここだけバカなのは少し矛盾だし、そもそもファーストキスの設定も矛盾するでしょ。救いなのは終盤の夜の屋上で子供たちをダシに自分たちの気持ちを伝えあうシーン、ラストのホテルでの清々しいワンシーンも素敵でした。  見て損したというほどではないものの・・ くだらない映画だった印象。まあ、題材が題材なだけに仕方ないとは思いますが、最初は楽しそうだっただけに少し残念な印象が残る作品です。
[地上波(吹替)] 5点(2022-02-25 17:35:24)
7.  アイズ ワイド シャット
やっぱりキューブリックは好かん。結局この映画は大したことをしておらず、夫婦の日常的な小危機を描いただけにすぎません。何をもって名作とするかは人それぞれですが、少なくともキューブリックの映画はほとんどどれもが楽しくない。  ニコールのやたら長いダンスシーンは必要だったのか?恩師の娘さんとの長いやり取りに一体何の意味があったのか?貸衣装屋で服を借りる時の細かいやり取りにいったいどれほどの意味があったのか?タクシーを待たすだけなのに妙な小芝居は必要だったのか?この監督の映画は随所に「そこ掘り下げる必要があったの?」的なシーンが多いです。こういった回りくどいシーンの連続を崇高と捉える向きが多いようにも感じますが、この映画も他のキューブリック作品同様、どうも散漫で意味不明です。そもそも、終了直後に「つまらなかった」と声が出ちゃう時点でダメだろと。  最も美しい時代のトム&ニコールがフィルムに残ったという意味では素晴らしいですね。その他出演陣もとても素晴らしい演技でしたので甘めの点数です。(でもアクターが悪かったら1点くらいデス)
[インターネット(字幕)] 4点(2017-09-25 13:11:20)
8.  愛人/ラマン
ロリータ(エイドリアン・ライン版)はなかなかドキドキさせられましたが、ラマンはちょっと退屈してしまいました。もっとこう、イメージ的に「青い蕾」感を期待しましたが、期待の仕方が間違っていたのかどうも淡いエロというものはほとんど感じられませんでした。(まあ、私の見方が悪いんでしょうねえ)  チャンスがあればもう一度見てみるかもしれませんが、前半はちょっとダルいし後半はなかなかヌルいしで、思った以上にメンドクサイ映画でしたから無理かも。
[インターネット(字幕)] 3点(2021-12-31 12:59:59)
9.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
社会現象にまでなった映画ですが、正直、、特別面白いストーリーとも感じられませんでしたし、全編CGでやるくらいなら「アニメ」にジャンル分けしてもらいたいくらいです。 3Dで観ていないので余計に低評価なのかもしれませんが、そもそも映画の内容で勝負せず、見た目とかCGとか3Dで勝負してしまっている時点であまり魅力を感じません。もちろん映像表現の一つとしては良いと思いますが、あくまで特殊なものとして分類してもらいたい作品でした。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2015-04-11 23:06:22)(良:2票)
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