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フィンセントさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 202
性別 女性
自己紹介 閲覧&良票を入れて頂いた皆様ありがとうございます(*^-^*)
良票を頂けると励みになります!作品に対する意外なヨミと、読んでいて楽しいレビューを心がけています。楽しんでいただければ幸いです☆

ジャンルを問わず鑑賞していますが、ホラーを観るときは手で目を覆って指の隙間から観ますw

★好きな俳優★
M.ファスベンダー、E.マクレガー、J.ロウ、D.クレイグ、O.ブルーム、ジョナサン・リース=マイヤーズ・・・・・はい、そうです。イギリス俳優好きですw
さらには、ドナルド・サザーランド、S.ブシェミ、M.フリーマン、フランコ・ネロ、B.ウィリス、H.ジャックマン、C.イーストウッド、女性では、ユマ・サーマン、M.ジョヴォビッチ、C.セロン、A.セイフライド・・・などが好きです。

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1.  アナイアレイション -全滅領域- 《ネタバレ》 
アーティストな才能をもった宇宙人が地球上に壮大なインスタレーションを創作しようとする映画。   ほんと、この宇宙人すごくアートの才能あるよ。  シマーというアトリエの中では、美しい花々をひとつの株に咲かせるという斬新な作品、人間の形をした植物という作品…。  廃墟となった基地の中には、人間の体を破壊していろいろな素材で飾り立てた華麗なるウォールアートを残し、 灯台は灯台の色であるオフホワイトに合わせて、オフホワイトを基調としたコケのようなものを漆喰のようなもので装飾している。  浜辺のガラス状の樹々は美しく、ヴェントレスおばさんの口から出てきたイルミネーションアートもなかなかのレベルだ。  人間の声をまねる熊さんや、生まれたての超合金みたいな宇宙人がレナやレナの夫の見た目をまねて見た目も動きも本人になっていくという行為は、地球上生物へのオマージュだろう。  灯台の中でレナとあらゆる動きをシンクロさせている様子は、アヴァンギャルドな舞踏芸術。   そう、この宇宙人は、地球にやってきてアートで一旗揚げたかったのだ。   ただ、描写していることに一貫性がないのがいまひとつ。  生き残ったはずのレナの夫はオマージュ作品だが、レナもどうやらウィルス感染みたいに、宇宙人に体をのっとられている。 オマージュ作品を作るプロセス(あの鋼鉄みたいなボディから人間に変化する)だけでなく、ウィルス感染みたいなことも起きていて どっちつかずになっている  エイリアンみたいに卵から産まれたフェイスハガーが人間の顔にくっついたらお腹からエイリアン生まれちゃう、とか、 ゾンビ映画みたいにかまれたり血を体内に入れたらゾンビになっちゃうとか、プロセスは印象的なものを1つだけに絞らないと、 全体のまとまりがよくないです。  ビデオの中でお腹の中に蛇らしきものが蠢く映像が映っていたが、エイリアンみたいにお腹に謎の生物が寄生するという現象を見せておいて、その後同じ現象が誰にも起きないってのも、じゃぁなんのために「後から来る隊員へ」なんて書いてわざわざメモリーカードを残すのかっていうことになります。   そこをきちんとやっておけば、アート好きな宇宙人が地球で個展を開こうとして奮闘しているドラマなんだなと受け止めることができたのに、残念です。  (とりあえず、宇宙人となったレナ夫と、宇宙人に体をのっとられたレナは 宇宙人のアートの才能を受け継いで、今後は夫婦でアート作品を続々と作り出して、世界的に有名なアーティスト夫婦として知られることになるでしょう、たぶん。)
[インターネット(字幕)] 4点(2021-06-24 08:31:46)
2.  あるスキャンダルの覚え書き 《ネタバレ》 
ジュディおばあちゃんには「一生のレズ相手が欲しいのは分かるけど、ソッチの人じゃないひとをコッチにさせようとが強引なことはやめましょうよ」と世間は言うのだろうけど、彼女にとってはソレはムリだというのも理解できる。 ソッチの人がたまってるバーとかでナンパすれば簡単に見つけやすいはずなのに、「そういうのはいやだ純粋な出会いで結ばれたい」というこだわりがあるのだと思う。  ケイトには「だんながもう年取ってアッチがごぶさただからって、未成年の生徒に手出すのはやめましょうよ」と世間は言うのだろうけれど、彼女にもソレはムリだというのも理解できる。 彼女の美貌をもってすれば成人男性とのエッチもむずかしくはないはずなのに(実際、学校の同僚男性は彼女に惹かれていて後は彼女次第だったはず)「そういうのはいやだ、本当に自分が好きだと思った相手としたい」というこだわりがあるのだと思う。  二人の悪い面を指摘するのは簡単だし、やれ狂気だの怖いだのとこの作品を評価するのも簡単だろう。  しかし人間というのは、自分の感情(特に性愛の方面の)を抑えることはまことに難しい生き物。 だからこそ、タブーな性愛をテーマにした映画はゴマンと作られ続けているわけだが、この映画で特筆すべきところは、そういうタブーな性愛のエピソードを主人公1人だけのお話しとして描くよくある”1点モノ”ではなく、2人の主人公がそれぞれが違う相手(どちらもタブー)への性愛を抑えられず、突っ走っていくサマが、自然と絡み合い進行していく”2点セット”になっているとこだと思う。  二人の安定した演技力も助けとなり、この2点セットの形をなすことで、よくある”レズ作品”や”教師&生徒のR指定作品”と一線を画した、独特な<タブーな性愛映画>になることに成功したと言える。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2019-01-21 12:14:54)
3.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
100デシベルで叫ばせて頂きます。  「私は公開時に劇場で3Dで見たときは映像にのけぞっただけだった。 しかしあれから7年・・・ TVで2Dで見たら、不覚にも泣いて中味に感動しまくったじゃないかぁ~~!!」  はい、そうなんです。劇場で見た時は、ただただパンドラ星のユニークさや3Dで存分に楽しめるように計算されつくした映像にのけぞっただけでした。  しかしTVで、小さな画面で2Dで見ることで、そうした映像にいい意味で気が行き過ぎず、内容に集中できたようです。これは予想も期待もしていなかった状況。   見終わって思い返してみれば、この映画で語られているのは  ●「自然破壊をするのはアカン」というメッセージ。  さらに話し合いによる共存主義者(グレイス博士グループ)VS軍事力で制圧・支配主義者(大佐グループ)の対立を描く事で  ●「話し合いをせず、武力で解決しようとするのはアカン」というメッセージ。  さらにさらに人間達が戦闘機で先住民ナヴィの女子供も無差別に殺戮していく展開は  ●「テロによる市民への攻撃およびその居住地域への侵略はアカン」というメッセージ。  このようにいたってシンプルで当然至極なメッセージばかり。それらは、これまで作られてきた映画で既にイヤと言うほど語られてきて、使い古されたメッセージでもあります。  なのに!  なぜこうも激しく心を揺さぶられるのか?劇場で見た時より、TVの小さい画面で2Dで見た時の方が、涙腺を緩めさせられるのか?  おそらく小さいTVで2Dで見る事で、映像にだけ気がとらわれなくなり、そうしたメッセージをダイレクトに感じ取れるようになったためだろう。  私だけではなく多くの人達が「分かってはいるけど、やっぱ便利なほうが快適」と思って数々の直接的あるいは間接的な環境破壊を招く暮らし方をしている。 そして、話し合いより武力を重視している国が存在していて、それらの国の脅威をどこかで感じはいるけれど「とりあえず自分は巻き込まれてないし、今日という日を楽しく過ごせればオッケー!」と思って自分の周囲5m以内の平和を満喫している。  そうした『分かってはいるけど、とりあえず見てみないフリ』している問題は、おカタい人達がコメントしているニュース番組で語られていると、心に住む悪魔によって良心が仮眠状態にさせられていて、真正面から受け止めることはできない。  しかしその『分かってはいるけど、とりあえず見てみないフリ』している問題が、娯楽映画ゆえに自らすすんで軽い気持ちで乗り込んだこの「アバター」の世界で、鮮やかに突きつけられることで、「ニュース番組じゃないから今大丈夫ね」と悪魔がのんびり油断していたために良心はハっと目覚め、心が揺り動かされるのではないだろうか。   難しい歴史の勉強も、分厚い教科書を読むとなるとやる気がうせるが、面白いマンガで描かれるとグイグイ引き込まれ、理解し、楽しめる構図と似ている。  さぁあなたも アバターのユニークな世界に乗り込んで 良心の扉を開けてもらい、心を揺り動かしてもらいませんか? (鑑賞するなら最初は2D、その後3Dの順番が絶対オススメ)   補足①:ジェイクが最後、人間をやめてナヴィとなった4つ理由。  1)ネイティリとずっと一緒にいたいから (そりゃ当然だ) 2)自由な脚で駆け巡ることもできるから(あなたがもし不自由な体なら、その動機を否定できないはず)  3)軍人出身なのでつい『武力で解決』という大佐側についてしまい、ナヴィの村を襲わせるきっかけを作ってしまった。それを悔いているからこそ、ナヴィの敵である”人間”を完全に離脱することを選んだ  4)だってエイワが彼を選んだから(ネイティリが彼を木の上から矢で射ようとした際に矢の上にエイワが留まった時、エイワは「この男はナヴィを率いる者となるであろう」と言っていた。(たぶん))  補足②:革新的な要素やユニークなものが沢山つめこまれたこの傑作映画が、アカデミー賞では、「ハートロッカー」のプロデューサーが作品賞に投票する審査員たち(これまでアカデミー賞で作品賞を取った映画のプロデューサーたち)に「アバターではなくハートロッカーに投票してくれ」という裏工作のメールを送信していたことにより、不当にあの駄作「ハートロッカー」に票が集まり、最優秀作品賞を奪われたことは、本当に許しがたい事件である。  アカデミー賞の前哨戦であり、アメリカ、アジア、ヨーロッパの映画記者による”客観的かつ公平な評価”で賞が与えられるゴールデングローブ賞では、監督賞、作品賞ともに「アバター」であることを、ここでしっかりと明記しておきたい。
[CS・衛星(字幕)] 10点(2016-02-14 12:51:36)
4.  あなたを抱きしめる日まで
「あなたを抱きしめる日まで」なんて、再会場面が描かれるようなカンチガイ邦題でだまされました。原題どおり「フェロミナ」にしとけばよかったものを。「あなたを抱きしめる日まで何なんだよ?」と、その思わせぶりな邦題に対して、シスターヒルデガードの自己正当癖と勘違い信仰とカネ儲け主義と同じくらいイライラしました。本編のなかでマーティンの顔と、行方不明のアンソニーの幼少時代の映像がつながって出てくるので、見るものは「ひょっとしてマーティンがアンソニー?」と勘違いしやすいのでは。この邦題はひょっとしてよりその勘違いを促進させる魂胆だったのか。いずれにしても私はヒルデガードがほんとむかつくので(実在人物だし)、謝罪もせず、フェロミナに罵倒もされず、人権団体に訴えられることもないですんじゃってることに、ほんと、後味の悪いエンティングでした。”許される者の苦悩”なんて、あの、ねっからの神の名のもとでの自己正当化で100%凝り固まってるヒルデガードは、良心のカケラもないので、「許されて良かったーホッ」と思ってるとしか思えない。罪悪感がないものは、許されることの苦悩なんてないんです。そして彼女を許しちゃったフェロミナは、あれだけ修道院でイヤな目にあわされても神様を信じて、そしてヒルデガードを許しちゃうなんて、よっぽど修道院時代に、キチガイシスターどもに、「あなたは悪い人間だ。いのればすくわれるぞ」と、マインドコントロールされ洗脳されたんだろうなと、感じてしまう。最後でヒルデガードが悪魔にでも乗り移られたあげくに、稲津に打たれて爆死すればスッキリ見終えられたんですが。マーティンが「神はなぜ性欲を与えておいて、それを拒ませるテストをする?まるでひまつぶしゲームを楽しむみたいに」と言っていたが、そのセリフが一番共感できる。実際、神は人間を作っておいて、堕落したからって、人間作った自分の責任も感じず、反省して人間を正しい道に導くんじゃなくって、洪水起こして全員殺してキレイサッパリ、初期化!とかするような存在なので、神への信仰なんてくそくらえっていうマーティンだけがこの映画の救いだ。それにしても、アンソニー。家族にはアイルランドのことも実母の話もしなかったのに、ケルティックハープのバッジをつけ、最後は生まれた土地に埋めてもらいたがったなんて、ずーーっとフェロミナへの思いは抱き続けていたのですね。実話なだけに、なんてかわいそうだと思います。どの時代も犠牲になるのは子供ですね。(親がフェロミナを修道院に捨てたという意味で、フェロミナも同様に)
[DVD(字幕)] 2点(2015-05-23 13:43:05)
5.  アーサー・クリスマスの大冒険 《ネタバレ》 
この映画は、アーサー&おじいサンタVSアーサーの兄&父という構図になっている。    次期サンタとしてプレゼント配布作戦持に最新移動飛行機の司令官をしているアーサーの兄と、現サンタであるアーサーの父の両方は「世界中の何億の子供の、たった一人のプレゼントを届け忘れた事は大した問題じゃない」というサンタ族らしからぬ不誠実さを持つ者として描かれる。(この兄と父の不誠実さは、最新型移動飛行機や最新機器を駆使したプレゼント配布作戦で描かれたように”現代社会において、便利さと引き換えに失った心”の象徴でもあるのだが)   対して、主役の次男坊アーサーと今は引退したおじいサンタ(アーサーの祖父)は「一人の子を失望させてはならぬ!」という兄・父と対照的な”心”を持ったものとして描かれている。  最新機器を使えば配布忘れのプレゼントもすぐ届けられる兄&父二人の助けを得られない為、旧式のトナカイ&カンで届けようとする二人。   この構図をしっかり軸としてもっている説得力ある作品なので矛盾点や疑問点は浮かばない。 作品にスピード感があり道中で迷ったアフリカや南米でのシチューエションなど、世界一周しているようなワクワク感でエンターテイメント性もたっぷりだ。     ちなみに最後にかかる歌、あれはジャズの「Make someone happy」という歌で、おじいサンタをやった声優が歌ってるそうな!この映画はずっと前に見たが、その時はその曲を知らずスルーしていた。でもつい最近ジェイミーカラム(「グラントリノ」のエンディングを歌った人でその映画をきっかけに好きになった)の最新アルバムにあった「Make someone happy」が印象的で好きになった。で、その歌を好きになった後にまたこの映画を見たら、エンディング曲で「あれ?アレンジが全然違うから気付かなかったけど、これ、あの曲では?!」と一人で盛り上がってしまった。  それが分かると、まさにその曲は歌詞の内容からしてこの映画のエンディングとしてぴったりの選曲だと感じる→「♪Make someone happy.Make just one someone happy.And you will be happy too. (誰か一人でも幸せにしてみて。そしたらあなたも幸せになるから」   ちなみにこの曲、スティービーワンダーや最近レディガガと一緒にジャズアルバムを出したトニーベネットもカバーした名曲。この曲で、本編の後の余韻も楽しんでみて。
[CS・衛星(吹替)] 10点(2014-11-30 13:05:15)
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