1. 呪呪呪 死者をあやつるもの
これ、韓国ドラマ「謗法(ほうぼう)」のスピンアウトドラマみたいですね。 私は全く知らず、映画が始まってすぐに「ん?何の説明もないが何かの続編か?」と思った。が、それは映画を見るにあたって特に障害にはならなかったです。 死者を操る方法があって、それによって呪いをかけられた人間が襲われる映画です。非常に単純なドラマなんで戸惑う事はない。 死者が動くんでゾンビみたいに語られているがゾンビではないです。極めて統率された行動を取る。 中盤に大挙してターゲットを襲うシーンが出色の出来です。韓国エンタメのパワーを感じた。 最初から最後まで観客を飽きさせない演出はさすがだと思う。上々の出来でした。 エンディング後のおまけ映像は次へのネタ振りですね。MCU映画みたいなもん。 一つ言えばセリフ以外にも字幕が欲しいですね。書類とか見せられても分からん。 [映画館(字幕)] 8点(2023-02-12 16:10:19) |
2. ジェントルメン(2019)
《ネタバレ》 「コードネームU.N.C.L.E」は面白かったが、この作品はちょっといただけない。悪人同士の騙し合いが主題だが、結局のところは犯罪者なんで最後は撃ち殺すかブチ殺すしかない。マシュー・マコノヒーの「俺は大麻で儲けた。大麻で人は死なない」には「なるほど、これが犯罪者の理屈か」と妙に納得した。コリン・ファレルだけが唯一善人だが、その彼が一番ヒドイ事をするのはご愛嬌かな? [映画館(字幕)] 5点(2021-05-10 22:58:33) |
3. シアター・ナイトメア
《ネタバレ》 着想は結構面白いと思った。長年映画館で映写技師をやっていた男が、昨今のホラー映画の下らなさに腹を立てて「最後に自分がもっとマシなのを撮ってやる」とばかりに深夜の観客がバカップル1組みの時に自分のシナリオに沿って映画を撮ろうとする。彼の昨今のホラーに対する苛立ちも何となく理解できるが、バカップルの男が見事に彼のシナリオ通りに動いてくれるんで「ご都合主義」の一語が頭に浮かんで仕方がない。ラストもそれはないだろうと言う展開でイライラが解消されずに終わります。もうひとひねりないと観客は満足しないよ、例えばあの彼氏が意外とホラーに精通してて最後に逆に映写技師を引っ掛けるとかね。残念賞でした。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-04-30 15:03:26) |
4. ジャッジ・ドレッド(2012)
《ネタバレ》 スタローン版は未見。こちらの方が出来が良いと聞いて見ました。まぁ、悪くはないけどそこそこってところですね。最後に敵側の青年を「彼は被害者だ」と見逃すあたりに、制作側のちょっと弱気な良心がかいま見えました。そう言うところは嫌いでないです。 [映画館(字幕)] 6点(2014-03-09 14:51:35) |
5. ショーン・オブ・ザ・デッド
《ネタバレ》 ゾンビのパロディだが、ロメロゾンビを正当に継承しているのが素晴らしい。 ゾンビのマネをしてゾンビの群れを通り抜けるアイデアも素晴らしい。 しかもこのシーンが後の伏線にもなっている。パロディでも残酷描写には手抜きなし。 個人的にはレコードを選別しながら投げつけるシーンが一番気に入ってます。 [DVD(字幕)] 7点(2013-04-21 20:57:31)(良:1票) |