1. ダメージ
最初英国高官に女性が近寄っていったとき、これは何か魂胆があるな、スパイものか陰謀かと思ったがまったく違っていた。というわけで、息子の婚約者とおかしな関係になるのがとても唐突に思えていた。だが不倫ものの官能ラブロマンスに馴染んでいくと、今度は結末が見えるだけに見続けるのが怖くなってきた。そして結末は・・・。何かよくありそうな題材なのにアンナの告白などあって凄く見応えがあって引き込まれた映画だった。チェロの響きが不安な心や空虚さを奏で音楽がとても効果的に感じられた。 [DVD(字幕)] 6点(2014-10-21 06:05:07) |
2. 007/カジノ・ロワイヤル(1967)
前もって話には聞いていたがショーン・コネリーのジェームス・ボンドとは大違い。格好良いが女に弱いアクション映画ではなく、何とも言えないコメディ映画だ。だがデヴィッド・ニーヴン、ピーター・セラーズをはじめ俳優陣は超豪華、何とオーソン・ウェルズまでもが登場する。そしてまた美女ぞろいの布陣やバート・バカラックのすばらしい音楽、これで物語がしっかりしていたらそれこそ名作だったかも・・・。映画はパロディというが、どこがどうパロディなのかわからない私にはちょっと?? [映画館(字幕)] 6点(2014-05-20 07:11:43) |
3. 大列車強盗(1978)
前半は策略を巡らすだけでたいした活躍の場面がないなと思っていたら、さすがは007のジェームス・ボンド、大詰めの列車シーンは大迫力。鍵のコピーを作り出すまでが順調にいきすぎただけに、警備が強化されてからはハラハラドキドキだった。ただ上着が破けただけで逮捕というのはよくわからなった。 [映画館(字幕)] 7点(2014-01-11 09:41:00) |
4. ダウンタウン物語
子どもだけ出演のミュージカルでちょっと期待してみたが、元々暗黒街マフィアは好きでないし、大人のマネはふざけすぎに思う。せめてジョディ・フォスターだけはとかなり我慢してみたのだが・・・。 [DVD(字幕)] 3点(2013-06-18 18:42:16) |
5. 007は二度死ぬ
《ネタバレ》 タイトルが二度死ぬだから、冒頭でボンドが死んでもちっともおどろかなかったが、東京に来てびっくり、何と人力車が走っている。そして横綱佐田の山に琴櫻、富士錦の相撲取りが登場。何だ佐田の山は切符を渡すだけか。そのほか、見ていると驚くこと多々、奇想天外なストーリーでおもしろいと言えば相当おもしろい。それに女にだらしがないのは毎度のことだが、これじゃ二度死ぬじゃなく、三度も四度も死にそう・・・。 [映画館(字幕)] 6点(2012-12-28 16:15:32) |
6. ダンサー・イン・ザ・ダーク
二度と見たくないという人には酷かもしれないが、何年か経って再度見て冷静にレビューが書ける映画かもしれない。私も最初見たときの衝撃は大きく、とても言葉にできなかったことを覚えている。 確かにセルマの考え方や行動は異常だ。しかしそれは遺伝による先天的な目の病気ということを考えれば理解できることかもしれない。それなのに敢えて子どもを産んだという事実、それをどう考えればよいのだろう。不幸はここから始まっていたのかも。そして死刑執行という運命、死刑制度がなくならない限り、解消できない不幸かもしれない。 ラース・フォン・トリアーという監督は、つくづくすごい人だと思う。ミュージカルで綴る空想の世界が見事。 [DVD(字幕)] 8点(2012-07-14 22:45:12) |
7. 007/サンダーボール作戦
前作、前々作に比べまったくおもしろくない。NATOとかスペクターとか、原爆とか秘密兵器とか、とにかくすべて好きでない。海中アクションシーンが売りのようだけど・・・。 [映画館(字幕)] 3点(2012-02-04 18:32:29) |
8. 007/ゴールドフィンガー
今はそれほどでもないが、最初見たときは結構おもしろかった。愛車アストン・マーチンDB5が初めて登場し、殺人レーザーなどの秘密兵器も次々飛び出す。いかさまトランプ、賭ゴルフ、金粉に包まれた全裸女性など印象に残るシーンが多い。 [映画館(字幕)] 6点(2012-02-04 17:08:16) |
9. ターミネーター
ターミネーター2は一応子ども中心に楽しむことができるが、こっちの方はもうシュワルツェネッガーが暴れるだけでおもしろくなく減点。 [映画館(字幕)] 5点(2011-11-18 18:16:31) |
10. 第三の男
初めの方は何とが見られたが、門番が殺されたあたりから何が何だかわからなくなった。思えばライムはなぜマーチンスを呼び寄せたのかすら謎だったのに、どんどん謎は大きくなるばかり、最後も事件のすべてが解明されたとは思えず、消化不良ですっきりしなかった。 音楽は映画を見る以前から馴れ親しんでいた名曲であるし、アントン・カラスがチター1本で担当したことも知っていた。もちろん映画の評判も高かったし、淀川さんもベタほめしていたのに、自分の理解力のなさを痛感した。 英仏米ソの共同統治と、戦後の傷跡が時代背景としてあるわけだが、ドイツ語と英語の両方が入り交じってわかりにくくなっている。 [映画館(字幕)] 4点(2011-11-07 11:54:17) |
11. 007/ロシアより愛をこめて
《ネタバレ》 初めて見た007であり、シリーズで一番印象に残っています。私が見た時の題は「007/危機一髪」で、マット・モンローの歌うテーマ曲も大変好きでした。 映画の最初のシーンからすごい緊迫感、あっさりジェームス・ボンドが首を絞められたかと思ったら・・・。 ダニエラ・ビアンキもとてもきれいだったし・・・。これ以降「ダイヤモンドは永遠に」までショーン・コネリーのシリーズをみるはめになった。「ドクター・ノオ」だけは見ていない。 [映画館(字幕)] 7点(2011-02-22 06:47:47) |