1. Dear フランキー
DV亭主は例外として、少年フランキーも母親も祖母も、そして父親役を果たした謎の男も皆いい人ばかりで良かった。家族の愛情を深く感じる映画だったし、見た後の余韻が実に良い。フランキーがいつ真実を知ったのか気になったが、それはたいした問題ではないのかも・・・。 [DVD(字幕)] 8点(2014-09-27 21:57:30) |
2. 天国への階段
日本の三途の川があちらでは天国への階段、しかもそれがエスカレーターというのにはびっくり。ラブストーリーとして特筆すべきものはないが、撮影技術は相当なもの。地上と天国を色分けしているのだが、同じ連合国側の英国と米国の色分けは・・・。愛はその色分けを超えるという訳か。 [DVD(字幕)] 7点(2014-10-04 12:35:05) |
3. 転々
まさに転々としたドラマなのだがおもしろい。何か突拍子もないことが脈絡なく続くのだが私はこういう感じは好き、人間のおもしろさや愛着を感じさせてくれる。映画は理屈で見るものではないことを改めて思う。 [DVD(邦画)] 7点(2014-06-16 14:29:21) |
4. テス
映像美やナスターシャ・キンスキーの美しさは文句の付け所がないが、映画自体も堂々とした作品である。主人公テスの生き方にはついてはあまり好きにはなれないが、運命に逆らってまでも愛を貫こうという姿には何か強く惹かれるものがある。その点では少しばかり風と共に去りぬのスカーレットと共通するのかもしれない。 [映画館(字幕)] 7点(2012-07-20 22:07:30) |
5. デビッド・コパーフィールド<TVM>(1999)
《ネタバレ》 英国文豪のディケンズが、彼自身の作品の中で最も愛していたという「デビッド・コパーフィールド」、その小説は幾度となく映画化、ドラマ化されてきた。この映画は英国BBCのテレビドラマだが、注目すべきはあのハリー・ポッターシリーズの主人公を務めるダニエル・ラドクリフの映像デビュー作品だということである。 このデビッド・コパーフィールドこそが、ディケンズそのものであり自伝的な要素が強い。 [DVD(字幕)] 7点(2012-03-01 18:22:16) |
6. 天使の分け前
《ネタバレ》 ウイスキーの樽一つで110万ポンド(約1億5000万円)と私にとってはまったく縁のない別世界。それにウイスキー蒸留に少しでも知識があればついて行けたかもしれないが・・・。 天使の分け前とは非常にロマンティックだが、大自然が分け前についたと言えば許されようが、人間がかすめ取るのは許されるのだろうか。犯罪を社会奉仕で償うのはとても良いことだと思うけど。それにウイスキーの世界に縁のなさそうな世界で育った主人公に、鑑定の才能があったとは不自然に思う。 [映画館(字幕)] 5点(2013-05-30 15:46:17) |