1. ハリー・ポッターと謎のプリンス
登場人物たちの成長とともに観客の子供たちも成長していると仮定してこういう展開なのでしょうね。初めから大人の私は、可愛かった子供たちのあまりの成長ぶりにちょっと引いてしまいました。前シリーズ同様、動く絵本と割り切れば、原作原書ファンとしてはそれなりに楽しめます。もうちょっと感情に訴えるシーンがあると良かったのですが、最終章へのつなぎの章みたいなものですからいたし方ありませんね。 [映画館(字幕)] 7点(2009-09-02 16:34:27) |
2. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
《ネタバレ》 この巻は、話は面白いけど、登場人物に不快感をおぼえて原作は読みながら苦痛でした。映画は、人物の造形や物語がマイルドになってやや薄味ですが、見て不愉快な気持ちにさせるようなエンタメ映画って私は嫌いなんで、上手にまとめてくれた監督に感謝!です。相変わらず豪華な共演陣で役者が達者だからキャラも魅力的。それでも、やっぱりシリウス@ゲイリー・オールドマンは死んじゃったよぉ~~。シリウスが出てくるたび涙で画面が曇るぅるぅるぅ。次回以降は平常心で見れると思いますが、今回は冷静になれませんでした。それにしても映画化、急がなきゃ子役くんたち、限界に来てるような気がします・・・ [映画館(字幕)] 8点(2007-07-26 16:33:53)(良:1票) |
3. ハリー・ポッターと炎のゴブレット
《ネタバレ》 あの長大な原作をよくぞここまでキッチリまとめあげたものです。この第4話は次への繋ぎのような内容で、原作もイマイチまとまりを欠いていたように思うんですが、長い上映時間飽きさせずに作った監督に拍手。そりゃ、原作ファンから見たら、あれもない、これもない状態ではありますが、1本の映画にまとめるためなら仕方ないことでしょう。相変わらずシリウスたちの扱いは無体ですが、親世代ファンとして映画にはもう1ミリグラムも期待しておりませんので、それも功を奏したかもしれません。14歳と言われても、いや17歳の間違いだろう、という突っ込みは置いといて、原作のハリーはこの巻あたりから性格の悪さにますます拍車がかかっていて読んでいてとても辛いんですが、ダニエル君が演じるとずいぶんソフトで好青年な印象です。CGのセンスも前回よりずっとよくなってて(前作のピンクパンサーな狼男や黒犬さん、このセンスで作って欲しかったよぉ)映像的にも見ごたえがありました。例のあの人の復活で、やっぱり字幕が「俺様」になってたのには苦笑しましたが(これは戸田ナッチのせいではなく原作もそうなってます)ファインズ様の熱演に免じて許してあげよう(でもやっぱりこのシーン笑っちゃったんですけどね) [映画館(字幕)] 7点(2005-12-01 13:17:59)(良:1票) |
4. バイオハザードII アポカリプス
ゲームの映画化。それ以上でもそれ以下でもないですが、ジルさんを見てるだけで眼福、眼福。 [ビデオ(字幕)] 5点(2005-05-17 12:18:53) |
5. バスカヴィルの獣犬<TVM>
ぷちシャーロキアンとしては、いろいろと言いたいことのあるバスカヴィル。同じBBC制作のTVシリーズのジェレミー・ブレット版の印象が強烈過ぎて、今回のコンビは何か偽者くさい。映画の雰囲気は日本の2時間サスペンス並み。なのに妙に楽しかった。分る人には分ると思いますが、『わが愛しのホームズ』(コナン・ドイルの作にあらず)がお好きな方は一見の価値があると思います。この作品のホームズとワトソンは、どちらかと言えば前述の作品に近い感じです。 6点(2004-08-28 23:01:01) |
6. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
このシリーズの中で一番好き!原作は未読で、過去2作の「助けてドラえもん」的展開がどうしても好きになれなかったにも関わらず今回見ることにしたのは、ひとえにゲイリー・オールドマンとデヴィッド・シューリスとアラン・リックマン(はレギュラーですが)が出ているから。ハリーたちお子様チームにはさっぱり食指の動かない私ですが(ハリーも三十年後は楽しみ)、今回は年長組が出張ってて、オッサン好きーにはタマラン仕上がりでした。物語の展開は隙だらけで、画面が暗い以外はさほどダークでもなく、あいかわらずファミリームービーの域は超えてませんが、そんなことはどうでもいいです。ハリー父とシリウス、ルーピン、スネイプたちの過去が激しく気になります。そっちメインの映画を作ってくれたら、10回でも見に行くのに・・・。 8点(2004-06-30 23:55:43) |