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Cinecdockeさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 894
性別
自己紹介 ハリウッドのブロックバスター映画からヨーロッパのアート映画まで何でも見ています。
「完璧な映画は存在しない」と考えているので、10点はまずないと思いますが、思い入れの強い映画ほど10点付けるかも。
映画の完成度より自分の嗜好で高得点を付けるタイプです。
目指せ1000本!

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1.  ピーターラビット 《ネタバレ》 
原作の版権管理団体は長年にわたり映像化を頑なに断っていて、実写映画化がコレなので、原作には毒があって道徳的ではないことを言いたかったのかもしれない。それとも現代に合わせてアップグレードしたかったのか。描かれる物語は善悪もなく、お花畑なヒロインをめぐる殺し合いと言っても良い。そこらへんが面白いところだとは思うが、変に良い話に無理やり着地しちゃうのには違和感(それも狙いか)。任侠映画みたいと聞いたので、もっとはっちゃけても良かった。
[地上波(字幕)] 6点(2021-06-29 18:48:47)
2.  美女と野獣(2017)
元になったアニメ版は遠い昔、小学生なりたてで見たっきり。それでも記憶は飛び飛びでも大体のストーリーは覚えていた。たとえ超綺麗事で超大団円だとしても、それでも押し切ってしまう技量に圧倒してしまう。CG技術が追い付いてきたこともあるが、それに溺れることなく、アニメ版で説明不足なシーンの改善、LGBTを暗喩した多様性の強調を自然に挿入しているあたり、妄執に近いレベルで取り組んだことが伺える。言わば実写の成功作である。ちなみに黒人のキャスティングが目立っていたが、18世紀当時のフランスでは既に黒人差別を禁止しており、貴族として生活していた者もいたとのこと。たとえ違和感を持たれてもそういう設定もあながち間違いではない。
[地上波(字幕)] 8点(2019-06-14 22:38:15)
3.  ビューティフル・デイ 《ネタバレ》 
いくらでも娯楽活劇に出来るプロットに状況説明も格闘シーンもあえて排除し、希死念慮を持った男の孤独をより一層強調する演出はレフン監督の『ドライヴ』を想起させる。父親からの虐待と従軍経験の絶えないフラッシュバックで、死にたくても死ねないのは介護しなければならない母親で繋ぎ止めているだけで、少女を救ったことからその日常が破壊される。生と死の狭間で揺れ動く男の心境にシンクロするように絶えず流れるジョニー・グリーンウッドの重層的なスコアが効果を上げ、特に湖の水葬シーンには美しさすら感じた。再び少女を救い出すも、彼女にはもう帰る場所がないし人を殺している。"救うことができなかった"自分に絶望して死んだって周囲は何も変わらないのではないか。だが、少女の一言に彼は微かな光を見出す。「明日はいい日よ」。決して明るい未来ではないかもしれないが、再生へ向けて不思議な余韻を残すエンディング。多くを語らない男の人生をホアキン・フェニックスの熱演で説得力のあるものにさせており、カンヌ男優賞は納得。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-01-02 08:54:28)(良:1票)
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