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コメント数 1963
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1.  フォロー・ミー 《ネタバレ》 
人として凄く大切なことをこの映画では語っている。見せてくれている。妻が別の男と何かあるんじゃないか?どこかで浮気しているんじゃないか?と疑って妻を探偵に尾行させる夫、そうとは知らずにいる妻、ベリンダ(ミア・ファロー)にとっては夫に結婚前と同じようにいつまでも恋人気分で過ごしていたいと思っているが夫は忙しいと言って相手にしてくれない。夫婦のちょとしたすれ違いが生んだ結果の探偵とベリンダのやりとり、この二人のやりとりが言葉なしにただただ描かれているがお互い言葉に出さなくても解るものを感じさせる。夫は妻が自分が雇った探偵とまさかデートしているなんて思いもしなかっただろうし、妻も夫が探偵を頼んで自分を尾行していたなんて思ってもいなかっただろうし、いつも同じ場所、同じ場面で現れる男がその探偵だなんて思いもしなかっただろうし、皆して複雑な気持ち、感情に陥る。その感情というものが人間本来の持つものとしてとても解り易く描かれている。探偵のあの面白さ、バイクに猿だらけの場面の面白さは映画館で笑いを堪えるのに必死でした。探偵とのやりとりを夫婦でやることでもう一度、夫婦としての絆の強さ、愛の深さを知る二人。相手を信じることの大切さを描いた傑作!
[映画館(字幕)] 9点(2011-10-15 19:45:44)
2.  フレンジー 《ネタバレ》 
ヒッチコックらしいユーモアが所々で散りばめられている。例えばポテトの袋に詰められた死体を探す場面、死体の袋をポテト袋だらけの中で探すというユーモア、奥さんの作った料理に悩まされる警部やらのちょとしたユーモアはヒッチコックらしいし、楽しめる。その一方で映像が何ともグロすぎる。またヒッチコック映画と言えば女優の美しさを観るのも楽しみの一つである。美しい女優がどのようにして、犯罪に巻き込まれ、それをどうやって救うか?カメラの向こうでヒッチコック自身が女優を自分好みのように描くというのもヒッチコック映画の楽しみである。それが今作では感じられないのが残念です。またヒッチコック映画では珍しい女性の裸、しかし、ここでのその裸も見ていてもゾクゾクするものが感じられない。ヒッチコック映画=サスペンスとユーモアと女優を観る楽しみ、その中で女優の楽しみが感じられないので、観ていてもドキドキすることが少ない。スリラー映画としての楽しさはそれなりに感じられるし、つまらない映画でもないけど、一度観ればそれで良い。もう一度、観たいというものがこの映画には欠けている。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2011-01-01 14:39:11)(良:1票)
3.  フランケンシュタイン(1994)
これ、確か劇場で見てるはず。何だかホラーてよりは恋愛もの、それも悲しい話だったような気がする。ヨーロッパ映画ぽい雰囲気を感じるし、なかなか見応えのある作品になってた記憶があります。ところで、デニーロ!仕事選べよ!普通じゃない人間を演じても凄いのに、今度は人間ではなくフランケンシュタインとは、人間じゃない怪物を怪物らしく怪物的な演技とメイクで見せるデニーロの化け物ぶりは、正に仕事の為なら役を選ばない。何かこの作品あたりからやたら色んな作品に出るようになった気がするけどギャンブルで負けて借金でもしてんのかな?て言いたくなるぐらい、本当に仕事を選んで欲しいと思わずにはいられません。
[映画館(字幕)] 7点(2008-07-23 23:03:51)
4.  フルメタル・ジャケット
言葉による暴力が引き起こす人間性、それによる崩壊が何とも凄まじいほどの狂気を見せ付けられることになる。「博士の異常な愛情」が核戦争による狂気とすれば「2001年宇宙の旅」が機械による文明、コンピューター社会によって生まれる狂気とすれば「時計じかけのオレンジ」が暴力というものの持つ恐さだとすると、この映画もまた同じように言葉による暴力映画として捉えることが出来る。戦争そのものの狂気よりも人間が同じ人間なのに人を人とも思わないような差別的な言葉や態度で死に追いやる。それこそが一番の恐さ、やるせなさであるようなとにかくこの映画もまた色んな意味で狂気に満ちている。私にとっての監督、スタンリー・キューブリックはこの映画が本当の意味での最後の映画である。
[映画館(字幕)] 8点(2007-08-04 16:00:51)
5.  ブラックブック 《ネタバレ》 
凄い!久しぶりに物凄い映画を観たような気がする。ナチス=悪、レジスタンス=善という図式を完全にぶち壊すことで物凄く見応えのある作品になっていて驚かされた。ナチスドイツ軍とレジスタンスという双方の人間関係の奥に見える想像を遥かに上回る人間としての哀しさ、刹那さが観ていてずしりと迫る凄い映画です。この映画は誰もが思い浮かぶ構図をひっくり返すことで、人間の持って生まれた宿命、人間の心の中に誰もが抱えている哀しい部分というものを見事に表現している。家族を殺された主人公のラヘル(エリス)が棺桶に入っている家族の写真を見つめている時の姿が何とも哀しくて、切ない上に観ていて何か女性としての愛の深さ、強さというものを感じられずにはいられない。そして、この映画、そういったずしりと心に響く内容でありつつも、サスペンス映画としてもハラハラドキドキ、最後までヒロインの家族を殺したのは誰なのか?まるで先の読めないストーリー展開、見事な脚本にまるでヒッチコックの映画でも観ているような感覚にさせられた。戦争映画としてもサスペンス映画としても間違いなく一流の今年、観た映画の中でも面白さという点ではダントツの作品です。最近、流行のやたらCGばかりにお金をかける見せかけだけの下手なハリウッドの大作を観るぐらいなら私はこの映画を観ることをオススメしたい。
[映画館(字幕)] 9点(2007-07-12 18:13:18)
6.  舞台恐怖症
公開当時、かなりの不評でヒッチコック自身も失敗作だったと言っていたということを聞いたことがあるけど、けしてそんな酷い内容でもなければ、つまらないわけでも勿論、なくて、この映画は何と言ってもマレーネ・デートリッヒ!この人の存在感だけでも十分、楽しめる内容で、ある意味、地味な扱いをされがちなものの、そこはヒッチコック監督らしくメガネを使っての変装、更にユーモアの要素も取り入れて、ヒッチコック映画らしさを観ることの出来る映画であります。
[ビデオ(字幕)] 7点(2005-11-29 22:25:43)
7.  ファーゴ
これもまたいかにもコーエン兄弟の世界て感じの作品で好きな作品です。なんでこうおかしな人間、普通でない変な人達を面白可笑しく描くのか?最近のアメリカ映画、今のアメリカ人監督の中では独自の映像感覚を持っているという意味ではティム・バートン監督と並んでコーエン兄弟は好きな監督の一人です。この作品がきっかけで、ウィリアム・H・メイシーも好きな男優の一人になりました。そして、スティーブ・ブシェーミは相変わらず良い。
[DVD(字幕)] 8点(2005-07-19 21:48:18)
8.  ブラス!
これって確か「フル・モンティ」と同じ頃、公開された映画ですよね。残念ながら私の住んでる所では公開されずビデオで観ましたが「フル・モンティ」同様、良い映画だなあ!何か観ていて応援したくなるそんな作品でした。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-14 22:37:56)
9.  フル・モンティ
この映画を観て感じることはイギリス映画ってやっぱり良いなあ!なんて言うのかなあ!こう、観ていて応援したくなるって言いますか、温かい気持ちにしてくれる。だからイギリス映画って好きです。この映画、単なるコメディではなく、そこには頑張る男達の、それも中年のおじさんパワー全開でこういう映画は自然と応援したくなります。
[ビデオ(字幕)] 8点(2005-07-14 22:34:34)
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