21. パーフェクト・センス
《ネタバレ》 イギリスBBCっぽい映像だなー、というのが正直な感想です。 物語の落としどころは、早い段階で見当がついてしまい、 まんまと、そこに落とされた感じで、 意外性もドラマ性も感じられませんでした。 まぁ、独特の映像美でしょうか。 BBCって、こんな感じの映像が好きですよね~。 もしかしたらBBCが生んだ映像美の巨人、 ケン・ラッセルの世界の呪縛から抜け出せずにいるのか??? それとも、モンティ・パイソンの世界の呪縛か? なんてことを言っているワシは ケン・ラッセルもモンティパイソンも大好きなんですwわはは [DVD(字幕)] 6点(2015-08-26 21:08:21) |
22. ライフ・オブ・デビッド・ゲイル
《ネタバレ》 これはあくまでも娯楽映画。 死刑制度は、こんな単純なことではありません。 どんでん返し映画としては秀作ですが 死刑制度を娯楽に使う作風は好きになれません。 [DVD(字幕)] 3点(2015-06-26 14:43:13)(良:1票) |
23. タイタンの戦い(2010)
《ネタバレ》 んー いろいろ唐突だし、 それぞれのキャラの立ち位置が微妙だし。 特にゼウス。 まぁ、ゼウスにポリシーが感じられないのは ギリシア神話そのものからやけん しゃーないですなw でも、まぁ、なんですか。。。 [インターネット(字幕)] 3点(2015-05-13 05:30:18) |
24. インターステラー
《ネタバレ》 鑑賞後の余韻が強く、久しぶりに映画館に複数回足を運びました。 途中、何度も引用される詩 『Rage, rage against the dying of the light』の意味や、エンディングに向けて静かに進むようで、最後の最後に畳み掛けるような力強い最終カット。僕の心をとらえて離さない何かを考えながら。 この映画には2人の教授と息子が悪役のように登場してきます。一人は人類種の保存のために人を欺き、一人は人類を絶望を隠すために人を欺き、一人は今、自分のもとにあるものを、手段をえらばず失うまいとします。 でも、初見からこの3人を、単純に悪人と断ずることはできなかった。 その理由を考えながら。 一人の教授は可能性を信じて旅立ったが、その可能性への壁に直面して、絶望と孤独の中に苦しみ、もがいて、傲慢なまでに種の保存を切望した。 一人の教授は『今、考えうるすべてのこと』をやり尽くしても導き出されない『現実』に絶望し、人を欺いてでも、その事実を伝えないことを選んだ。 息子は、追い詰められた環境の中で、たった一人、頼れる存在だった父親を失い、自分の力の及ぶ限りのものだけに目を向けた。 それぞれの行動は否定されるものなのか?罪と言えるのか?彼らは悪なのか? そうではなく、彼らは、自分の知識や力の及ぶものの中でベストを尽くし、打ちのめされただけだのではないか? 彼らは自分の力や知識の及ぶ場所の先にある『未知なるものへの可能性』を求め続けることができなかったが、クーパーとマーフは、人知の及ばない先に『未知なるものへの可能性』を求め続けた。 『後ろに何かを残さなければ、先には進めない』 現在の人々の興味は、いかに『今』を守り、今を快適に過ごすか、だけに向いているのかもしれません。ですが、その『今』は、時間や物質や、時には人命を後ろに残し、未知なる可能性を切り開くことでたどり着いた『今』なのです。 『今ある可能性』だけが可能性ではない。『未知なる可能性』というものに挑むことが『進歩』であり、『進化』なのだ。 そんな力強さを感じる映画でした。 ちなみに難しいことは抜きにして、宇宙の映像を見るだけでも十分価値のある映画なので、ぜひぜひ劇場で! [映画館(字幕)] 9点(2015-01-23 12:19:11) |
25. 127時間
《ネタバレ》 実話と知らずに鑑賞。 ラストに実話であることを知った時に、驚きと、心をスーッと通り抜けていく何かを感じました。 自分に満足し、自信も持っていた男が孤独と絶望に直面した時、その心を支えたのは自分と関わりのある人や出来事。「助けてくれ」という叫びに、応えてくれる人。 一人で恰好つけて生きていくことも出来るけど、手を伸ばした時に、応えてくれる人の存在が自分にはあるのかな? それにしても、痛い。。。。 是非、いろんな人に見てもらいたい10点映画なのだけど、痛すぎて。。。 ワシはソファで悶絶しました。。 [ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-01-06 18:36:41) |
26. 未来世紀ブラジル
《ネタバレ》 へんてこな人々と、へんな世界観のオンパレード。書類、サイン、書類、サイン、領収書に受領書。形式主義に権威主義。責任回避と無関心。メインテーマの「ブラジル」が奏でる、開放的で陽気な旋律とはおよそ正反対の世界。登場する人々や出来事のひとつひとつが、いちいちシニカルで、爆笑はできずに苦笑い。 物語のすべてが陰鬱でバッドエンドなのに、それほど後味が悪いばかりではないのが、この映画の不可解にして素晴らしいところでしょう。 ちなみに好評価の前提として、僕はモンティパイソンの笑いが大好きだということ。それはかなり重要な要素ですw [ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-12-18 16:26:45) |
27. レ・ミゼラブル(2012)
《ネタバレ》 素晴らしいストーリー。素晴らしい歌の数々。役者さんも素晴らしい。 だけどだけどだーけーどーも、やっぱり舞台にはかなわないっす。 見終わった後、舞台を見に行きたくなりました。。。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-12-18 15:08:16) |