Menu
 > レビュワー
 > すねこすり さんの口コミ一覧。3ページ目
すねこすりさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 432
性別
ホームページ http://blog.goo.ne.jp/kirin6770
自己紹介 こちらでの書き込みは休止しております。
よろしければ、ブログへお立ち寄りを。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : イギリス 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345
投稿日付順12345
変更日付順12345
>> カレンダー表示
>> 通常表示
41.  運命の逆転
ジェレミー・アイアンズのあの後頭部は、作りモノでしょうか? それとも天然でしょうか? すごい衝撃受けてしまいましたです・・・ハイ。だってその後の作品も見ているけど、あんな後頭部じゃなかったはず・・・。うー、あれは受け入れ難い。話の内容は陳腐でまるで緊張感のないサスペンスだし、アイアンズのアカデミー賞も??だけど、後頭部ショックでどうにか最後まで見られました。
[ビデオ(字幕)] 4点(2009-12-08 16:01:07)
42.  あるスキャンダルの覚え書き
ジュディ・デンチがっ! すげぇーー! こぇーー!! でございますっ。・・・でも、実際います、こういう人。もの凄く世界の狭い人、恐ろしく対人関係構築がヘタな人。彼女、かなりの高確率でバージンだろうな。いえ、別にバージンが悪いのでなく、彼女がそのことに絶望的なコンプレックスを抱いちゃっているからヤバイんです。ちょっとレズっぽい描写がありますが、彼女は違います、多分。男を知らな過ぎる反動です、きっと。これは男性には分かりにくいかも。女子同士が手をつないでトイレに行くのと、感覚としては同じでしょう。男児にはありませんもんね、そういうの。オンナ特有のものだと思います。バーバラの人生の道幅は狭く、モテない我が身を片方の「男」という側から遠ざけることでずっと自己防衛してきたんだけど、それが反対側の「女」(しかも彼女の歪みに気付かない女限定)に極端に接近(つーか激突してますな)する結果となっただけ。彼女だから孤独なのか、孤独だから彼女なのか、ニワトリと卵だわ~。なかなか面白い作品でした。
[DVD(字幕)] 7点(2009-12-02 16:40:28)
43.  エバースマイル、ニュージャージー 《ネタバレ》 
乾燥したパタゴニアの風景がイイです。使命感に燃え、何かっちゅーと「cavities」を連呼するファーガスは、最後に財団に裏切られちゃった上に妻にも愛想をつかされて絶望し、抜け殻の如くへたれこんでしまうけれど、エステラによって、心身ともに「立ち上がらせ」てもらう・・・。なんかイイんだよなぁ、こういうの。そうそう、案外そうやって立ち直っちゃったりするんだよね、みたいな感じ、誰にでもあるんじゃないかしら。なんというか、すごくチャーミングな映画です。手元にそっと大切に置いておいて、ときどきそっと開けて見たくなる、そんな作品です。
[DVD(字幕)] 8点(2009-11-17 15:38:50)
44.  恋人たちのポートレート
ラストシーンがなかなかです。こういう群像劇って散漫になるとつまらないけど、この映画はギリギリのところでバランスを保っていて、個性的な登場人物たちがそれぞれよく描かれているので楽しいです。でもやっぱり、ヘレナ好きの私としては、不器用で愛らしいアダが一押し。買い物依存症のエマもイイ。こういう作品は、もっと評価されていいと思う半面、ず~っと自分だけのとっておきにしておきたいですね。
[地上波(吹替)] 8点(2009-10-30 15:14:15)
45.  太陽と月に背いて
妻と再生旅行中、ランボーに引き寄せられて反対側の列車に乗り、妻にバカ面を晒すヴェルレーヌを見て、むかっ腹が頂点に達しました。私なら追いかけて行ってそのハゲ頭をカチ割ってやったかも。詩人だか天才だか知らないが、こういう人はこういう人たち同士の世界で傷舐め合ってろ、シャバに出てくんな、って感じ。すげぇ迷惑。天才が故の放蕩ぶりが芸術になるなんてチャンチャラおかしいっての。ディカプリオ演ずるランボーは、それでもまだ破天荒ぶりが「絵になる」が、シューリス演ずるヴェルレーヌは醜い・・・、ただただ醜い。こんなもん見せられた日にゃ、秋の日にためいき・・・だゼ。
[ビデオ(字幕)] 5点(2009-10-30 14:58:40)(笑:1票)
46.  ケス
昔から、生まれ変わるなら「猛禽類」になりたいと思っている。バタバタ羽を動かさず上昇気流に乗って滑空するその様にホレる。世界的に見ても人間との関わりが浅くない鳥だが、決して人間に隷属しているのでなく、むしろ人間が敬意を持って扱うというその彼らの持つ「気高さ」に心酔する。そして奇しくもそんな私の思いをビリーは代弁してくれる。「飼い馴らすなんて無理さ。獰猛で超然とした鳥なんだ。僕さえ気にかけない。だから凄いんだ。~今だって姿を見させてもらってるんだ」と。この台詞を、15歳の少年が言うのだから驚嘆する。ケスと出会う前のビリーからは想像もつかない大人の台詞だ。『リトル・ダンサー』の脚本を書いたリー・ホールが本作を念頭に置いてホンを書いたというだけあって、設定はもちろん、専門書を古書店から拝借してしまうシーンなど、そのオマージュを端々に感じる。話は変わるが、つい先日の某新聞アンケートで、「人生、運と努力、どちらが大きく作用する?」という質問に対し、わずかに「運」が「努力」を上回っていたが、努力でどうしようもないものの筆頭として「出生」がダントツだったのが苦笑モノであった。本作の背景となるのはまさに出生により限界が決定付けられるという悲劇であるが、洋の東西を問わず、時代を問わず、人間にとってそれは変わらぬ重要なファクターなのかとしみじみ感じた。・・・といって、多くの現代日本人はその「運のなさ」を呪うでもなく、このビリーのように甘受しながら現実と闘って生きているに違いない。そういう自分もその一人に違いない。猛禽類に生まれ変わることも出来ないのだし。
[ビデオ(字幕)] 8点(2009-10-27 15:37:25)
47.  ある公爵夫人の生涯
キーラ・ナイトレイは確かに整った顔だけれど、社交界の人気をさらったという魅力――滲み出る品性と知性美がまるでないのが致命的。なんでこのキャスティングなのかなぁ。レイフ・ファインズは良いのだが、こういう主人公が不遇であることがウリの映画では悪役を魅力的に描くのが鉄則なのに、デヴォンシャー公爵はただの冷血漢でイヤなヤツという単純な描かれ方なのもいただけない。衣装はさすがに見応えがあって良かったけれど。・・・まあ、ちょっと年齢的に厳しいかも知れないけど、キーラよりヘレナ・ボナム・カーターの方がハマったんじゃないかなあ、公爵夫人には。
[DVD(字幕)] 5点(2009-10-21 15:49:48)
48.  秘密と嘘 《ネタバレ》 
シンシアのように自己憐憫の塊みたいな人は大っ嫌いです。アンタだけじゃないよ、苦労しているのは。しかも、彼女の場合、苦労の原因を自分で作っているわけで。世の中、不可抗力で辛酸を舐め尽している人だって大勢いるのに、ナメたこと言ってんじゃねぇよ、と思う。彼奴らは、甘ったれで自分だけが大事なんだから手に負えない。映画にしろ文学にしろ、こういう周囲に多大な迷惑を撒き散らす自己陶酔&自己憐憫人間を賛美するような作品って結構あるけど、ちょっとオカシイんじゃないかと思う。そりゃ、真面目でトラブルもない人間描いたって話にならんのは分かる。だからって、賛美するなよ。すんげぇ迷惑なんだから、現実に近くにいたら。あんだけホーテンスに拒否反応示しておきながら、舌の根も乾かぬうちにオシャレしていそいそ会いに行ったりするところなど、腹立たしさを越えて可愛ささえ感じてしまう。でも、それが彼奴らの常套手段。娘の誕生パーティぶち壊しておいて「人生いいわね」なんて、いかにもなノーテンキ台詞で呆れる。私が娘だったら張り倒してやりたい気分。映画としての出来は良いと思うが、嫌悪感を禁じえない作品。
[DVD(字幕)] 6点(2009-10-16 15:29:51)
49.  マイ・ネーム・イズ・ジョー
見終わった後、胸がジーンとなる。ああ、愛する人と平凡につつましく生きていけることの貴重さよ。「オレにはジョーという名前しかない」のセリフが突き刺さる。本当は、ジョーにはよき仲間がいるし、アル中から努力して足を洗ったのは未来を信じているからに他ならない。でも、その仲間のためにしたことで、また堕ちてゆく切なさ。セーラに理解されない辛さ。セーラもあそこまで激昂しなくても良いのに・・・、と観客としては思ってしまう。ラストショットに希望が見出せるのが救い。ホント、人生の大切なものを教えられる映画です。
[ビデオ(字幕)] 9点(2009-10-07 16:36:17)(良:1票)
50.  鳩の翼 《ネタバレ》 
あんまり評判がよろしくないのが残念ですが、大好きなヘレナ・ボナム・カーターの出演作のなかで随一の映画だと思います。彼女の魅力を一番引き出してくれています。ヘレナ演じるケイトは、どんどんイヤな女になっていくのだけれど、これが心底憎めない。なんでマートンみたいな優男にそこまで・・・と思うけど、人を好きになるってそういうもの。もう理屈じゃない。そして、企みどおりに事が運ばないのも恋愛の定石。どうしてこう、人の心って厄介なんでしょう。原作(未読)のケイトはもっと冷酷かつドライでマートンを失ってもミリーの遺産はしっかり手にするそうですが、人間臭く魅力的なのは映画のケイトでしょう、やっぱり。そして、こういうクセのある高貴な女を演じさせればヘレナは魅力全開になるのです。衣装、美術、映像も素晴らしく、シャーロット・ランプリングまでご出演。もう贅沢そのものの映画です。・・・それにしても、思い入れのあり過ぎる映画ってのは、レビュー書きづらいですねぇ。いや、ホントにこれ、なかなかにイイ映画なんですよってことを伝えたいだけなんだけど・・・。
[映画館(字幕)] 9点(2009-10-07 11:00:19)(良:1票)
51.  真夏の夜の夢(1999)
う~ん、つまらないですね。これはもう、美しい女優陣(男優陣は凡庸なので)を鑑賞するファンタジックイメージ映像と割り切って見れば、それなりに楽しめるかも知れません。シェイクスピアはやはり劇作として優れているわけですから、おいそれと映画化するものではありません。
[DVD(字幕)] 3点(2009-10-05 11:13:39)
52.  から騒ぎ
オープニングからいきなり置いてけぼり状態。例えて言うなら、合コン行ってまわりはみんな開始直後から盛り上がってるのに、自分だけシラ~ッみたいな。なんだ、このノリ? なんでこんなメンツで盛り上がれるんだ? みたいな。げーっ、私ってイヤなヤツ、と思いながらも脱落して這い上がれないのは、私のせいじゃありません! というわけで、問題幹事はケネス・ブラナーってことで。どーにかしてくれ、あのナル男! あいつがいなけりゃ、もう少し輪に入ろうと努力もできたってもんだ。キアヌの美しさだけが浮いていた。そして美しい毒のある男は去って行った。あぁ、、、。・・・合わない映画ってこういうことを言うのでしょうね。
[DVD(字幕)] 3点(2009-09-14 16:02:10)
53.  ニジンスキー 《ネタバレ》 
言わずと知れた、あの伝説のバレエダンサーのお話。言い伝えられているエピソードにかなり忠実に作られていると思います。ニジンスキー役の俳優さんはちょっとキレイ過ぎかな・・・。でも、アラン・ベイツ演じるディアギレフは、実際のディアギレフもこんなだったんだろうな、と思わせる眼力と迫力があって見応え十分。ジェレミー・アイアンズ初映画出演作品というのも感慨深いです。監督自身がダンサー・振付師出身だけあって、写真や絵画に残るニジンスキーの姿に忠実に舞台が再現されていてこれは本作の見所(あの「牧神の午後」もアリ)。しかし、やっぱり狂っていってしまう人の話は、見ていて辛いものがあります。その始まりはほんの小さなボタンの掛け違いなのに、あっと言う間にマリアナ海溝より深く大きな溝ができ、彼の人生そのものであった「踊ること」が出来なくなってしまうという悲劇。後味はあまり良いものではありませんが、好きです。見終わった後、必ずドビュッシーが聞きたくなる作品でもあります。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-09-09 11:39:19)
54.  ゴスフォード・パーク
アルトマン映画は割と好き。この作品も、らしい群像劇で面白い。でも、らしからぬ起承転結みたいなものが一応あって、これは意外。彼の作品はスクリーンの隅々にまで情報が詰め込まれているから、ずっと隅々まで見ないといけないので、そういう意味では疲れる。そして、本作もやっぱりそうだった。幕開けの音楽が素敵。続々出てくる登場人物たちの顔と名前は、そのうち一致してくるから、最初は分からなくても大丈夫。なんといっても階上と階下の描き分けが面白い。お互い蔑んでいる関係。いいねえ、いいねえ、こういう毒の撒き散らされ方。これぞ映画の真骨頂じゃないですか。ヘレン・ミレンの存在感はどうでしょう、スゴイなあ。エゴと欲の渦巻くお屋敷でのミステリー。衣装や美術も凝ったというだけあって見応え十分。何度見ても楽しめる。というか、見れば見るほど味わいが増す稀少作品。
[DVD(字幕)] 9点(2009-09-01 14:40:48)
55.  スノーマン<TVM>
「ゆきだるま」の絵本を始めて書店で立ち読みしたとき、不覚にも泣いてしまった。・・・という話を何年も経ってから母親にしたら「へぇ~、あんた意外に繊細なんやなー、信じられへんわ」と怪訝な顔をして言われたことが、この『スノーマン』の絵を見るとイヤでも思い出して不快な気持ちになるのであった。ゆきだるまに泥をかけられた感じだった。あの人にとっては、単にあったかくなって溶けたゆきだるま、でしかなかったわけだ。その絵本がそのまま動画になっている。歌も物悲しくボーイソプラノが沁みる。あー、あんなこと、母親に言うんじゃなかった。言わなければ、この作品ももっと素直に鑑賞できただろうに。
[DVD(字幕)] 7点(2009-08-04 14:47:08)(笑:1票)
56.  シンプル・プラン 《ネタバレ》 
すみません、この映画は、前提が大間違いだと思います。「人間誰でも大金を目にしたらこうなる」って、勝手に決め付けないでよぉ。大体、3人で山分けしたら1人当たり、1億5千万円弱。そこまで躍起になるほど魅力的な金額でしょうか? いまどき、宝くじでも1等3億円です。私はいい歳してろくな貯えもないその日暮らしの身だけれど、そんな怪しげな大金要りません。だったら部屋の掃除していて思いがけず野口英世が1枚出て来た方が百倍嬉しいです。こういう人間は世の中の少数派だと言いたいのでしょうか? なかでもとくにハンク的な人間が一番キライです。自分だけ正義面して、そのくせ実は強欲で、同穴狢の悪妻の言いなり。自己保身のためなら恐ろしいほど巧妙な作り話もし、実の兄をも殺せる。・・・この愚かなる兄を演じていたソーントンがとにかく出色です。この人のおかげでこの作品は辛うじて最後まで見られます。ある意味、あの兄が一番共感できるかも。ラストシーンは、しかし一応のカタルシスを得られます。あんな夫婦の下に生まれたお嬢ちゃんが気の毒で仕方ないです。
[DVD(字幕)] 4点(2009-07-27 17:04:32)(良:1票)
57.  動物農場
最近、ハルキーのおかげでその名をよく聞くようになったオーウェルの、皆さまご存知の名作が原作でございます。原作に比較的忠実な筋立てですが、ラストが違っています。まあ、原作のままの方が私としては好みですが、これはどちらでも良いでしょう。制作年を考えれば、絵もアニメーションもなかなかのレベルです。アニメにしては全体に非常に暗い画面で、雰囲気も暗いです。このDVDの発売元はあのジブリなのですが、宮崎駿のコメントが笑えます。セレブタってことですかね。大体、猫も杓子もセレブ呼ばわりされている昨今で、セレブタもへったくれもない気もしますが。本作はロシア革命後のソビエトを描いた寓話と言われますが、まあ、現代の北朝鮮でも民主主義の国でもあてはまるオハナシなんです。権力を掌握する者がいない国家がありますか? ありませんね。このオハナシから得る教訓といえば、恐怖政治独裁国家を除けば、国民のクオリティーがそのまま権力掌握者のクオリティーに反映されるということでしょうか。それを思うと、単純に面白い映画などとも言っていられない、というか、暗澹たる気持ちにもなります。夏休みにお子さんと見るにはよい映画かもしれませんね。
[DVD(字幕)] 6点(2009-07-22 17:25:58)
58.  その土曜日、7時58分 《ネタバレ》 
この映画のテーマは「親子」ですね。ハンソン家は、この強盗事件が起きる前からとっくに「崩壊」していたわけです。両親=夫婦間の愛情があったので表面化しなかっただけ。子ども(といってもいい歳のオヤジだけど)たちの心はとっても荒んでいたのね。父親という存在によって。だからこそ、2人とも問題抱えちゃっている。辛うじて家族の要となってくれいてた母親=妻が亡くなったことで、名実ともに「崩壊」しちゃう過程を実に緻密に描いています。子は親を選べない、生れ落ちた環境が全て。愛情不足や兄弟偏愛が人格形成に決定的な影を落としたという点では、親子の確執経験者としては、同情を禁じえないのだけれど、やっぱり「大人」になったら、自分の尻拭いは自分でできるようになりなさいよ、というのが私の信条。いつまでも「アンタのせいで」を燻らせて生きてんじゃねーよ、と。そんな親にいつまで囚われて生きてんだ、と。言わんこっちゃない、結局、燻り続けた思いを抱いていた父親に命まで奪われるアンディ。気の毒としか言いようがないが、彼はそれだけ甘チャンだったとも言える。・・・とは言え、一番憤りを感じるのは、やはりあの父親。ああいう人間が簡単に人の親になれちゃうんだから、世間って恐ろしい。とことん、自分の過ちと向き合わない、息子以上に甘チャン男。我が子を殺して満足ですか、あなた。後味最悪の映画ですが、嫌いじゃありません。
[DVD(字幕)] 7点(2009-07-09 10:50:09)(良:1票)
59.  オテサーネク 妄想の子供
深刻に不妊の悩みを持つ人が見たら卒倒しそうな内容。こりゃー怖い。豆腐売るみたいに赤ちゃん売ってる屋台があればねえ・・・。オティークはあの奥さんの執着の権化、まさに尽きない欲望ってとこかな。あそこまで行くと、赤ちゃんに執着しているというより、執着していることに執着している(今さら執着を捨てられない)みたいなモンでしょ。せっかくだから、もっとアニメを見せて欲しかったなあ。あの絵本はステキだったけれど。シュワンクマイエルにしては何もかもがえらく真っ当な作りでございました。いえ、不満じゃないんです、グロ全開でとても面白かったので。ちょっとばかし物足りなかっただけです。
[DVD(字幕)] 8点(2009-05-01 16:16:33)
60.  レンブラントの夜警
うーむ、グリーナウェイ、相変わらずですな。ついつい見てしまう。グロもエロも(大して)ありませんので、不眠症でお悩みの方にオススメします。
[DVD(字幕)] 4点(2009-04-08 15:17:39)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS