1. ニル・バイ・マウス
とにかく出てくる人間がバカばっかりで不快度マックス。んで何であの和やかなラスト?もうさっぱり意味がわかりませーん。 4点(2004-09-02 21:39:25) |
2. ギャンブル・プレイ
結局ニック・ノルティ演じる彼(名前忘れた)に踊らされた仲間達が少し可哀相・・・という。彼(名前忘れた)は自分の人生をしっかり生きていて他の人はその流れに乗って失敗したり成功したり、という。主人公を強く描きすぎて、周りは本当にかたちだけ個性のある、毛糸に絡みつくホコリのような人間ばかりになってしまったなー、というイメージ。 6点(2004-07-13 21:14:20) |
3. ケリー・ザ・ギャング
まず、気になるのが完全にタイトル、というか邦題負けしている。ギャングというからすごい一団が結成されてドンパチドンパチかと思いきや、最初から最後まで四人組が暴れて指名手配されて追われるだけ。銃撃戦も数回程度でしっとりしたもの。悪役もキャラが弱い。権威を傘に着てやりたい放題の警視(しかも現場に出まくり)。ただ!ギャング映画ではなくヒューマンドラマとして観れば、実によくできている。それぞれの思惑が絡み合い、結末に行き着く流れは実にスムーズである。それだけに、期待を膨らませすぎる邦題は実に残念。 6点(2004-06-03 22:34:01) |
4. アンダーワールド(2003)
これはもう何も考えずに単純にカッコいいアクションを楽しめる最たる作品ですよ。観てて背筋がゾクゾクする感覚はなかなか味わえるもんじゃない。 8点(2004-05-29 09:41:41) |
5. ノー・マンズ・ランド(2001)
中間地帯の二人の男のやり取りは、どんな激しい銃撃戦を見せる戦争映画よりも、戦争の空虚さを去来させる。戦争は人の精神をズタズタにするもので、傍から観ると非常に滑稽なものだ。 8点(2004-05-29 09:36:59) |
6. イン・ザ・カット
この映画で描かれているのは普段理性や規則によって抑圧された衝動を解放した人間たちの思考、及び行動である。全編を通して漂う濃密な性の香り、暴力描写は、観るものを深い、暗い穴の淵に誘う。わたしたちはおそるおそるその穴を覗いている。穴を覗き込むわたしたちは、映像の端々がぼやけている事も手伝って言い様のない不安感を掻き立てられる。その不安感はどこから来るのだろうか。それは一見浮世離れしたこの映画に潜むリアリティである。 6点(2004-04-25 12:45:37)(良:1票) |
7. ヘル・レイザー
《ネタバレ》 人が吊られて爆発する映画だった・・・。 5点(2004-04-17 12:51:02) |
8. デス・トゥ・スムーチー
何より編集が綿密になされていて、テンポが驚くほど良いことにこの作品の良さが凝縮している。映画はテンポの良さが命だと言う事がよくわかる。そしてそれに彩りを加えるのが色彩の鮮やかさ。目にも脳にも優しい、良心的な作品でした。 8点(2004-03-21 17:19:10) |
9. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 この映画はゆっくり、徐々に観る側に浸透してゆき、物語が大きく動くときから私たちはこの映画に完全に引き込まれ、その後加速度的にラストまで連れて行ってくれる。その途中には笑いや涙をもたれしてくれるちょっとしたアトラクションが散りばめられている。そしてラストの空港のシーンで全てが一つになり、残るのはほんわかした暖かい気分。この映画は魔法だ。 8点(2004-03-18 01:45:02) |
10. リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い
たしかに魅力的なキャラクターが揃った。それぞれにとっておきの力がある。まさにわくわくする設定というやつだ。しかし悲しい哉、この魅力的なキャラクターたちを徹底的に暴れまわらせるにはあまりにも時間が足りなさ過ぎた。あるいは前置きが長すぎたのかも知れない。皆のその魅力的な能力が我々の印象に残る前に映画は終わる。とはいえ彼らの活躍をまだまだ見たいという求心力はあったということなので、6点。 6点(2004-03-12 16:07:24) |
11. 28日後...
これは単なるゾンビ映画ではなく、人間性そのものを深く掘り下げた映画だ。テーマは”凶暴性”。誰しもが持つ凶暴性がちょっとしたことで爆発状態になったゾンビも、利己欲で突っ走る兵士たちも、怒りが爆発した主人公も、結局のところ皆一緒。皆が心のうちに秘める凶暴性により、この事態が起こるよりずっと前から人々は殺し合いをしてきた、というメッセージが確認できる。それを実証するかのようなストーリーが美しい映像に乗せて進んでゆく。そして、最後のシーン、HELLOの文字は最初映ったときHELLだった。地獄からこんにちわ。まさに現実だ。 8点(2004-03-07 14:25:43) |
12. ジョニー・イングリッシュ
サアサア、またまたあのローワン・アトキンソンがやってくれるぞ!と、息んで観てみると・・・アレ・・・?狙いすぎでしょその笑い、ってシーンが多くて笑えない笑えない。いや、違う、笑えない理由、それはさんざん予告、CMで笑いどころのシーンを繰り返し繰り返し見てしまっていたからなのです!これは最早映画がどうこう言うよりもマスコミの弊害であります!かくして英国が誇るコメディアン、アトキンソンはマスコミの前に沈没したのでした。 5点(2004-03-06 23:56:17)(良:1票) |
13. フォー・ウェディング
一回目の結婚式で結婚した二人が四人目の結婚式で子供を抱いている・・・など、人々が一人一人細かいところまでよく作りこまれている。四つの結婚式と一つの葬式で成長してゆく主人公という設定も秀逸である。それにしてもヒュー・グラントは年が流れても顔が変らないなーと、再確認。 7点(2004-02-29 01:08:43) |
14. EX エックス(2002)
エックススポーツを見せるシーンは本当にかっこいい。一瞬たりとも見逃せない出来です。犯罪とのからみは正直余計だった気が・・・あまりにも唐突かつ強引で参りました。 7点(2004-02-23 19:57:12) |
15. ブリジット・ジョーンズの日記
《ネタバレ》 まずヒュー・グラントが嫌な奴を演じていたのが新鮮でした。作品の至る所に細かい笑いが散りばめられていて、レニー・ゼルウィガーもほんとにリアルな(?実態を知らないのでわからないですが)30代女性を演じていて最後には何だかほっこりさせられました。 7点(2004-02-19 12:24:43) |
16. ギャング・オブ・ニューヨーク
最後の決闘の結末、あれだけ時間をかけて因縁やらを塗り固めていったのに、それはないだろうと思う。 4点(2004-02-07 23:24:47) |
17. 私が愛したギャングスター
素直に愛着が持てるキャラクターに徹しきれなかった主人公に残念な気持ち。 5点(2004-02-07 22:56:59) |
18. ターミネーター3
1にあった絶対的な力への緊迫感、2にあった機械の葛藤という深いテーマは影を潜め、ただ純粋なアクションエンターテイメントに変身したのが今作の位置づけでしょう。何も考えずにリラックスして見ることの出来る娯楽作品として、評価できる。 6点(2004-02-07 22:48:13) |
19. ザ・ビーチ(2000)
ロバート・カーライルの見事な死にっぷりに乾杯!以上! 3点(2004-02-07 22:42:35) |
20. ミニミニ大作戦(2003)
確かにミニクーパーの小回りが利く点を利用した作戦がメインなんだろうけどもっと見所はある。特に一人一人の登場人物が一癖も二癖もある連中で全体的に引き締まった印象を受ける。何よりこういう系統の映画に必須の「テンポが良い」事が大きい。主題歌のピンクフロイドも雰囲気に良くあっていてグッド。あまりにミニを前面に押し出した邦題はちょっとひどいと思う。 7点(2004-02-07 13:40:13)(良:1票) |