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1.  ベルヴィル・ランデブー
フランス版のDVDで鑑賞。日本では、「ベルヴィル・ランデブー」の邦題で2005年1月に劇場公開される予定です。フランス・ベルギー・カナダ・イギリスの合作による本作は、2004年アカデミー賞2部門にノミネートされました。インターネット上で公開された北米版の予告編がたいへん素晴らしい出来で、日本でも本作は大きく注目を集めています。だが、本作のオリジナリティがどこにあるのかを深く考えると、評価は難しくなると思います。1970年前後・虫プロ劇場アニメの影響を強く、そして正しく受けている点は、よかった。しかし「インスト音楽」の凡庸さ、だらしなさが大きく足を引っ張っています(主題歌は素晴らしい。しかしこの曲は、エンディングロールに流れるのみです)。プロットが単純なのはよいのですが(本作を抑えて長編アニメーション映画賞を受賞した「ファイティング・ニモ」にたいへん良く似ています)、見せ場が少なく、原題の「三人組」のキャラクターが薄いのも、残念。シーンごとの演出はたいへん優れているのですが、それを1本の作品にまとめあげる能力が貧しいように思えました。アカデミーにノミネートされた印象的な主題歌は、仏語、英語バージョンともに、フランスの「男性」アーティスト(デーモン小暮風)・M(Matthieu Chedid)が歌っています。-------------------------- 大人向けアニメ、子供にはわかるまいと思い、本作を厳しく見ていました。ところが、7歳の子供が大喜び。新聞紙など、身近のもので音を出し、踊るようになりました。
7点(2004-08-03 16:19:30)
2.  ターミネーター 《ネタバレ》 
シュワルツネガー、そしてジェームズ・キャメロンの出世作。構成、女性の描き方に、「エイリアン」の影響を強く感じました。本作がすごいのは、「未来からロボットが女性を殺しにやってくる」という、思い切りB級で駄目なプロットから、緊迫感のある「機械と人間」の追っかけっこを作り上げてしまったことです。このセンスは、後に「マトリックス」が受け継いでいるように思います(プロットが似ているという意味ではなくて)。 いずれも、興行的に大成功しました。
7点(2004-07-15 05:43:55)
3.  スーパーマン(1978) 《ネタバレ》 
本作は、SFXを用いたコミック映画の走り。私は、公開当時、地元の映画館で観ました。幼年時代には車を持ち上げ、少年時代には電車と競争して勝つ。赤いケープをまとって開始する救出劇。今まで見たこともなかったSFXシーンの連続に、興奮しました。ところがーーーロイス登場あたりから、雰囲気が悪くなります。このロイス、年をとってるわ、すれてるわ、ちっとも美人じゃないわ、スタイル悪いわ、声が悪いわ、下品だわ、性格悪いわ、魅力がない、以前の問題で、良いところが一つもない。なぜこんな女に惚れる?女なら、何でもいいのか?スーパーマン?「スパイダーマン」のMJを見たときも、「なんだ?この生き物は?」と思いましたが、まだ若いだけ救いがありました。いかにもひ弱なルーサーに惨敗するスーパーマンにも、がっかり。ラストはーーー「それはないだろう!!」、「それやったら、もう何でもありになっちゃうだろう!!続編作るんだろ?」と、子供心に思いました・・・後半からは寝ててもいいような本作ですが、中盤までの出来は、すばらしい。スーパーマンの魅力を、じゅうぶんに伝えきっています。
5点(2004-07-06 13:37:19)(笑:1票)
4.  マイケル・ムーアの恐るべき真実 アホでマヌケなアメリカ白人
悪党を裁く。していることは、メディアの力を利用した「嫌がらせ」。一見もっともらしい主張をするのですが、底が浅い。下調べに、ずさんさを感じます。ムーアが、「人間が呼吸で吐くのは、酸素だろ?」と、ジョークではなしに、まじめに尋ねるシーンがあるのですが、これはムーアの番組を象徴する一コマでした。彼の番組は、おもしろい。このおもしろさは、アニメ「サウスパーク」のおもしろさと同じものです。口にしずらい、米国の根深い社会問題を、下衆な言葉で大声で叫ぶおもしろさです。しかし、最近のムーアはビッグタイトルの受賞が続き、どうも世間、そしてムーア本人が誤解をしているようで、不安です。ムーアの番組は、日本のテレビ番組「電波少年」(初期の)と同じ。彼は、正義のために動いているわけではない。おもしろくて、他人が注目してくれる「番組」を、加減なしに作っているのに過ぎない。正義は、後付けでしかないように思います。それが悪い、ということではありません。本作で取り上げられているトピックについては、知る価値があります。が、くれぐれも「これは米国の娯楽番組なのだ」ということ忘れないように、ご注意を。
4点(2004-06-30 01:30:31)
5.  時計じかけのオレンジ 《ネタバレ》 
原作は、アンソニー・バージェス。バージェスは、妊娠中の妻が4人の米軍兵士に乱暴を受け子供を流産した悲劇を経験しています。本作の主人公アレックスは、決して時代のアンチヒーローではありません。しかし本作を誤解した若者たちが事件を起こし、キューブリックはイギリスでの上映を打ち切ることとなりました。本作は、暴力シーンがあまりにも凄惨であることから、近未来という設定をとり、できる限りリアリティが排除されています(原作も同じ)。そうしたアプローチが功となり、同時に無責任な印象も与えています。 ---------------本作、および米国で出版された小説には、原作(英国版)の最終章が欠落しています。この結末では、自我を取り戻したアレックスが、これまでの生き方にむなしさを覚えます。
5点(2004-06-23 14:53:40)
6.  2001年宇宙の旅
本作はアーサー・C・クラークの複数の短編小説を原作とする予定でしたが、最終的に「前哨」のみが残されました。クラークとキューブリックの双方でアイデアを出し、まずクラークが「前哨」を原作とした長編小説を書き上げる。その小説をベースに、脚本を書き起こす方法で製作が進められました。その作業がいかに過酷なものであったかは、クラーク著「失われた宇宙の旅2001」で知ることができます(後年、同じ制作方法でブライアン・オールディの短編をモチーフしにた映画「A.I.」の製作を開始しますが、それが完成することはありませんでした)。難解と言われる本作(映画)の理解を深めるには、クラーク著「2001年宇宙の旅」を読むのが手っ取り早いでしょう。もちろん、小説を読まずに、本作(映画)にある材料の中から自分で解釈を見つけてゆくのも楽しいと思います。本作は、意味のない謎だけを残して逃げ出してしまう最近のマニア向けムービーとは、決定的に違います。2001年を経過した今でも、色あせることなく、私たちの知的好奇心をあおり続けています。
9点(2004-06-23 08:29:06)
7.  ターミネーター3
ハリウッドに3匹目のどじょうは存在しない、そんな思いから、観るのを敬遠していた本作。シュワルツネガーの老い、キャメロンの監督降板、麻薬中毒のためキャスティングされなかったファーロングに代わりジョン・コナーを演じたニック・スタールのサル顔、サラ・コーナーの出演はなく、美しさに欠けるヒロインのクレア・デーンズなどなど、たくさんの不安材料がありました。が、これが意外におもしろかった。重量感のあるアクションシーンは、ハリウッドの意地を見ました。脚本も、思ったより悪くはない。ジョン・コナーが最後まで頼りにならないのはスカッしませんが、がんばったところでしょせんサル顔ですから、目をつむります。前作「ターミネーター2」を楽しめた人には、おすすめできるレベルだと思います。
6点(2004-06-19 04:27:45)
8.  BROTHER
米国人たちに日本のヤクザの強さを紹介しようとして、失敗してしまった本作。ストーリーラインは、「スカーフェイス」を日本人に置き換えただけのもの。脚本、コンテを完璧に仕上げ、スケジュール通りに撮影するハリウッド流が、北野にあうはずもない。脚本、コンテは北野の最大の弱点なのだから。Hana-bi以降の北野は、玄人の映画監督として確立しようと、限られた時間と努力の中で、あがきはじめているのだろうと思える。本作は、「その男、凶暴につき」を下回るレベルの脚本、北野の年代特有の海外コンプレックス、人間関係だけで採用されてしまったスタッフの自分本位の仕事ばかりが目立つ作品となってしまった。今後の北野作品に、大きな不安を抱いている。
2点(2004-06-19 03:56:02)
9.  遠い夜明け
1980年、ピーター・ガブリエルのサード・アルバムが全英1位となりました。このアルバムの最後に収録された曲が、アパルトヘイトを歌った「ビコ」。ロックアーティストのアムネスティ・インターナショナルへの参加が広がった時期で、1981年、イギリスのミュージシャンを中心としたシークレット・ポリスマンズ・コンサートによりネルソン・マンデラ氏の解放が実現しました。1994年、マンデラ氏による黒人政権が誕生したことで、(まだまだ南アに問題は残されていますが)アパルトヘイトは終焉を迎えました。本作が公開されたのは、1987年。1977年9月、治安警察により殺害された黒人覚運動の指導者スティーブ・ビコ、ビコに賛同する新聞編集長ドナルド・ウッズを描いた作品です。
7点(2004-06-15 17:55:25)
10.  ミッドナイト・エクスプレス(1978)
アラン・パーカーの最高傑作。本作は原作(実話)を大きくアレンジしています。原作は、投獄の理由である麻薬が刑務所内ではどうどうと使用されている矛盾、米・トルコ政府間の問題の生け贄となった境遇がテーマとなっています。本作では、自由への渇望を強調し、主題としています。刑務所内での麻薬に関するエピソードをばっさりと切り、原作にはない恋人をキャスト、刑務所内の悲痛な状況をしつこく描写しました。 これらは、すべて成功しているように思います。 ===53の最後の人物(マックス)について=== マックスは、原作にも登場します。原作では、刑務所内での麻薬の乱用により、廃人になります。主人公ビリーは、開放刑務所に移転させられたため(ここから脱走が始まります)、マックスの消息はわからなくなります。(記憶違いがあるかもしれませんが、ご容赦ください)
9点(2004-06-07 06:59:07)
11.  28日後... 《ネタバレ》 
オープニングのウィルス流出の件は、この映画がB級であることを決定づけてしまいました。 1ヶ月程度の禁欲で、自殺をしたり、殺し合い、たった一人の民間人に全滅させられてしまう軍隊には、失笑。 ゾンビの少年を殺害したことに苦しむ主人公も良かったのですが、少し引きずりすぎーーーだと思っていたら、やけに切り替えがはやく、次々と人間を殺し始めるーーー脚本が、じゅうぶんに練れていないように思います。  映画全般の雰囲気はよかったと思います。ラストは、テーマからすると、「if...」の展開がよかったのかもしれませんが、私はハッピーエンドの方が好きでした。
5点(2004-06-04 01:25:21)
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