1. エイリアン
《ネタバレ》 とにかく猫のジョーンズがカワイイ! ハリー・ディーン・スタントンがやられるのを彼がじーっと見つめてるシーンは「家政婦は見た」のようで笑ってしまいました。 その後のシリーズ(自分は「4」が一番好き)を観てしまっているせいか、 リプリーがオトコマエ過ぎてエイリアンに負ける気が全然しないのはもう先入観が邪魔しちゃってるんだろうなー。 他の登場人物の行動もフラグ立ちまくりなので次の展開が手に取るようにわかってしまい、次にやられるのは誰?とか、奴はどこから襲ってくる?という緊張感は皆無。 そういう意味では自分的には完全に賞味期限切れの映画でした。 名作といわれる作品でも映画史には残るかもしれませんが、「今観ても面白い」と感じられるものは本当に少ないものです。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-01-16 23:37:54)(良:1票) |
2. マチェーテ
《ネタバレ》 「グラインドハウス」のフェイクトレーラーの映画化だなんてファンに媚びたことしやがってと公開時は冷めた目でみていた私。今回ブルーレイ(しかも廉価版)で初めて観たわけですが、悔しいけどこれは面白い。映画の楽しさを存分に詰め込んだ痛快さにしっかり楽しんでしまった。ダニー・トレホ主演、ロバート・デ・ニーロ、スティーヴン・セガール共演というむちゃくちゃなキャスティングや容赦ないバイオレンス描写には本気を感じたし、ジェシカ・アルバ、ミシェル・ロドリゲス、リンジー・ローハンといったエロい女優陣には心底燃え(萌え)あがりました。監督はファンに媚びたんじゃなくて純粋に楽しい映画を撮りたかったんだなと、斜めに構えていた自分を反省。バイオレンスとエロは映画の華。アクション映画、娯楽映画はこうでなくちゃ!という監督の心意気は確実に伝わってきました。ブルーレイには吹替え版もDTS-HDの5.1chサラウンドというホームシアター用のゴージャスな仕様で収録されていますが、これに限ってはモノラルの方が雰囲気が合って良かったかも。 [ブルーレイ(吹替)] 7点(2011-08-24 18:34:28)(良:3票) |
3. ミッドナイト・ミート・トレイン
《ネタバレ》 いろんな意味でハードルが高い作品ですね。数限りないツッコミどころを許容でき、かつそれを楽しめる人、強靭なグロ耐性のある人、クライマックスの超展開(笑)について行ける人、(ホラー)映画を(ホラー)映画として割り切って観れる人。総じてジャンル映画を楽しめる人なら腹も立たずに楽しめるのではないかと。惜しむらくはブッチャーを演じるヴィニー・ジョーンズがあまりにも強面すぎてあんまり怖くないこと。ああいう役はもっとおとなしめで、ちょっと怪しいくらいの雰囲気の人の方が怖さが引き立つんじゃないかな。たとえば渡辺謙さんとか。あと日本人監督だからって豆腐ネタとかいらないから! [DVD(字幕)] 6点(2011-04-10 21:51:46)(笑:1票) |
4. シークレット・エージェント
《ネタバレ》 「ミッション:インポッシブル」や「007」を連想してしまうタイトルですが、中身はテロリストの葛藤と愛憎劇を描く地味なドラマでした。全体的に古臭いです。ラストシーンのロビン・ウィリアムスが印象的でした。 [ビデオ(字幕)] 5点(2011-02-27 07:23:10) |
5. ソウ6
《ネタバレ》 3あたりからどんどんテンションが下がってきたこのシリーズですが、今作は若干持ち直した感あり。悪くないです。ゲームの内容はややバラエティ番組の罰ゲーム寄りになってきましたが「命の重さは天秤にかけられるのか」という一貫したテーマが貫かれておりこのシリーズ久々の会心作ではないでしょうか。最後は予想通り暴走気味のホフマン自身が試されていたという展開になりましたがパニクりながらも的確な対処をやってのけるのはさすがですね。個人的に彼の存在感は好きなので次回も登場して欲しいです。おそらく殺し屋1の垣原みたいな顔になってそうですが。 [DVD(吹替)] 6点(2010-03-23 16:19:02)(良:2票) |
6. 太陽と月に背いて
なにやら文学的な邦題と雰囲気とは裏腹の、小生意気で奔放なガキとハゲのおっさんの馬鹿丸出しのじゃれあいを延々と描いた珍品。ランボーを演じたディカプリオのギラギラとした佇まいはこの作品独特で、他の出演作にはないものを感じる。ちょうど俳優として上がり調子の時期で、その勢いが如実に出てる。ロマーヌ・ボーランジェの巨乳にビックリしつつアブサンがメロンクリームソーダみたいで美味そうなんて思っていたらストーリーが全然頭に入って来なかった。 [DVD(吹替)] 5点(2009-08-20 16:13:40)(笑:1票) |
7. ウォレスとグルミット、危機一髪!
シリーズの完成形といって良いほどクオリティの高い技術とエンターテインメント性。個人的に(一部の例外を除いて)CGアニメが全く受け付けないのはこういう作品があるから。ただ、ストーリーやアクションシーンに関しては「ペンギン」の方が良くまとまっていたように思います。 [DVD(吹替)] 7点(2009-08-07 15:33:45) |
8. ピアノチューナー・オブ・アースクエイク
本当は「ストリート・オブ・クロコダイル」が観てみたいのですが見つからないのでこの作品が初体験となりました。期待していたパペットアニメは少なめで実写メインなのがちょっと肩透かしでしたが幻想的で眩い映像は文句なしの満点。もう1カット1カットがまさに絵画の趣。しかしながらストーリーが意味不明。ピアノの調律士が得体の知れない装置の調律を任されるという導入部は引き込まれるんですが、どんどんわけがわからなくなり何度寝落ちしそうになったことか・・・。 [DVD(字幕)] 4点(2009-07-10 22:29:43)(良:1票) |
9. ハンニバル・ライジング
復讐劇&サイコサスペンスとしては面白い。しかしこれがハンニバル・シリーズの1作なら話は別。この映画で描かれている青年が年老いてもあのハンニバル・レクターになるとは思えない。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-07 17:20:17)(良:1票) |
10. スパイラル・バイオレンス
《ネタバレ》 G・オールドマンが主役と思いきやなんと途中退場。村人によって監禁されていた少女の救出をしたまではよかったが・・・という状況はスリリングで、主人公がどんどん暴力に取り付かれてゆくという展開は良いのですが、演出にキレがなく主人公の変貌の恐ろしさが伝わってこないのがつらい。主人公を含む2組のカップルがことあるごとに言い争いをはじめてイライラさせられました。 「わらの犬」のような映画を目指しているのはわかるんだけど・・・。 [DVD(字幕)] 5点(2008-12-04 00:16:02) |
11. ユナイテッド93
綿密な取材の積み重ねによる機内の様子の再現や管制塔の職員に実際に事件に直面した人々を起用するという究極のリアリティ。製作時期の早さなどいろいろと賛否はあるが「そこらのダメ監督に下手クソな作品を作られるくらいなら俺がぐうの音も出ないようなヤツを作ってやる」という監督の心意気は伝わってくる。この映画の地上波初放映を勝ち取ったのが湾岸戦争発生時にアニメを放送していたテレビ東京とは皮肉だ。 [地上波(吹替)] 6点(2008-11-21 11:35:29)(良:1票) |
12. アリス(1988)
もう「なんだこりゃ???」の連続。シュールで不気味。悪夢的な映像美に酔わせてもらいました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-10-30 00:17:06) |
13. 蝿の王
昔観たアニメの「十五少年漂流記」を思い出した。 [ビデオ(字幕)] 3点(2008-10-16 18:15:05)(笑:1票) |