1. スターダスト(2007)
《ネタバレ》 原作は「もののけ姫」の英語版の脚本を担当したニール・ゲイマンだけど、彼の中で消化しきれなかった宮崎ワールドがあちらこちらで垣間見られて、なんだか胸焼けしそうな映画。足を怪我した女の子を引っ張り回して歩く様子は、実写ではちょっとキツいなあ。それで彼女が彼を好きになるのも、ちょっと意味不明。映像と音楽は心に残るぐらい美しかっただけに残念。 [映画館(字幕)] 4点(2007-11-04 23:50:29)(良:1票) |
2. ファンタスティック・フォー:銀河の危機
《ネタバレ》 地球を救ったヒーローは、この四人でなく、あのサーファーの人なのでは・・・?と思いました。ファンタスティックな四人は、むしろサーファーの人を説得しただけというか。四人の人の良さが彼の心を動かしたということなら、そうかもしれません。そもそも邦題の「銀河の危機」というのも「???」。ツッコミどころ満載なのが、この映画の持ち味。大きな期待をせず肩の力を抜いて大らかな心で鑑賞するのが正解。 [映画館(字幕)] 5点(2007-09-23 23:23:11) |
3. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
《ネタバレ》 可もなく不可もなく、というところでしょうか。というか、最近、自分自身が、このシリーズに何を期待して観に行っているのか、分からなくなってしまっているので、あまり妥当な評価とは言えないかも。このあたりで原作を読み直そうかな、と思ったりしました。 [映画館(字幕)] 5点(2007-07-16 23:06:28) |
4. 007/カジノ・ロワイヤル(2006)
《ネタバレ》 始めにボンドに追われていた黒人の人は誰ですかー?元オリンピック選手?あの運動神経は並じゃないよねえ。それに比べて追うボンドは、足をすべらしたりずり落ちかけたり、しょっぱなからヘナチョコぶりが目立ちます。けど、それがだんだん可愛く思えてくる不思議。美人は三日で飽きると言いますからねー。たいへん面白かったのですが、あまりに盛り込み過ぎ。観終わると、絶叫マシンをハシゴしたような疲労感に襲われました。 [映画館(字幕)] 6点(2007-01-14 13:10:37)(良:1票) |
5. ナイロビの蜂
《ネタバレ》 二人の愛がなければ、本当に救いようのない話です。すでに死んでしまっている彼女が、回想の中で生命力に溢れているのが悲しい。生きている間、愛し合っていながらも大切なことを分かち合えなかった二人が悲しい。何重にも現実に打ちのめされた彼が、悄然として来るべき死を待つのが悲しい。だけど人生って、こんなものなのかもしれません。 [映画館(字幕)] 7点(2007-01-04 15:31:32) |
6. ホテル・ルワンダ
《ネタバレ》 ホテルからバスで脱出するシーン、助かる人にも助からない人にも平等に降り注ぐ雨が、なんとも印象的でした。 日本公開の経緯を含め、ほんとに良い映画であったと思います。けれどもう少し歴史的背景についての説明があったほうが良かったのでは。民族の対立を煽り、そして得をしたのは、いったい誰だったのでしょうか? [DVD(字幕)] 6点(2007-01-04 15:19:40) |