1. 007/スカイフォール
面白い。ゴールドフィンガーらへんの初期007へのオマージュがそこかしこに。特にアストン・マーチンやマネーペニー、昔のオフィスの再現などたまらん仕掛け。 [DVD(字幕)] 7点(2013-09-21 13:48:24) |
2. フォロー・ミー
いい映画。ミア・ファローはこれ。 [DVD(字幕)] 7点(2013-09-04 23:42:58) |
3. ムカデ人間
普通につまらない映画でした。アイディアは確かに面白い気がするのですが。 [DVD(字幕)] 5点(2013-08-18 19:57:07) |
4. ワールド・ウォー Z
3Dとしては3点でいいというくらいひどい映画だった。3Dでなくても、アクションがやや雑だろう。ゾンビが全速力で走る設定のため、市街地でのパンデミックの際、ゾンビから逃げている人間とおいかけているゾンビとの区別がつきづらく、最初の市街地の迫力が失われている。エルサレムのシーンはその分圧巻だった。ラストはなんかホラーゲームみたいになって興ざめである。 [DVD(字幕)] 5点(2013-08-18 01:02:10) |
5. 裏切りのサーカス
二回観させる感じがすごい。 [DVD(字幕)] 8点(2013-07-14 22:46:13) |
6. SHAME -シェイム-
《ネタバレ》 ラストシーン、虚ろな目をしたファスベンダーの後ろにある「world trade center」のポスター。明らかに意図的だが何を意味するのか。 [DVD(字幕)] 6点(2013-07-13 23:41:05) |
7. ゴーストライター
《ネタバレ》 二流の政治サスペンスに成り下がってしまった。ポランスキーは雰囲気を作り出すことにかけては一級品だが、どうもそれが他の要素とあいまって昇華することが少ないように思う。脚本の問題かもしれないが…。ラスト近くのシーンは素晴らしい。ブレッソン「スリ」を思わせる手紙の手渡し、事故が起こった後の紙吹雪(?)は美しい。が、それ以外において雰囲気だけはあるものの、低俗さばかりが目に付くつまらない映画になっている。 [DVD(字幕)] 6点(2013-03-23 12:11:20)(良:1票) |
8. 127時間
シャロウグレイブ、トレインスポッティングの香りを随所に漂わせながら、かつスラムドッグミリオネアのめまぐるしいカット割をも感じさせる円熟味のある作品になっている。とにかく非の打ち所がないほどのいわに挟まれる前半部分。画面を分割し、躍動感溢れるスペクタクルを実現している。これほどかっこいい画が撮れるのはダニーボイルだけだろう。後半は回想を交えながら飽きさせないつくり。主人公がどのような人間かを断片的にではあるが浮き上がらせる。その手法も前半での二人の女性を伏線に使ったり、ビデオカメラやプレゼントのナイフなどをたくみに使い、上手い。かなり低予算で作ることができたのではないだろうか、などとも思ってしまう。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-14 21:42:17) |
9. 僕らのミライへ逆回転
映画愛に溢れていてとても好きです。 [DVD(字幕)] 7点(2013-02-02 15:16:24) |
10. 007/ロシアより愛をこめて
まぁ普通です。 [DVD(字幕)] 6点(2012-12-07 00:18:39) |
11. 007/ドクター・ノオ
評価するのが難しいが、あくまで現在の視点からということで。 [DVD(字幕)] 5点(2012-11-27 11:32:30) |
12. 希望の国
《ネタバレ》 これまでの園作品を想像していると意表を突かれる。残酷さやエキセントリックさ、ある種のエクストリームさは影を潜め、真正面からドラマを撮っている(ようにみえる)。福島原発事故が何年前のことかわからないが、まだ国民の中には残っている設定。そして「もう逃げ場はない」というようなセリフから、恐らく本作の原発は西日本にあることが考えられる。「福島を思い出せ」のようなセリフが何度か出てきており、やはり前提となっているが、実際に福島の教訓はほとんど活かされない。妻の宇宙飛行士のような防護服は「園作品らしい」部分であったが、非常に主観的な感情が、単なるヒステリーと突き放すことを許さない。また、実際の福島の映像、津波で荒廃した被災地の映像も織り込まれており、単なるドラマではない。ラストの「愛」も園作品らしい結末だが、その平凡さは、この物語が再び繰り返されるような不安を覚えずにはいられない。園が伝えようとしたのは福島を忘れるな、という分かりやすいメッセージであろう。どこということもなく「帰ろうよ」と何度も言うチエコの言葉が印象的である。 [映画館(邦画)] 6点(2012-10-27 14:33:05) |
13. ラストエンペラー
どうしても英語に違和感を持つ。ベルトリッチの官能的な映像美は堪能できるが…。 [DVD(字幕)] 6点(2012-08-30 11:39:12) |
14. ダークナイト ライジング
どうしても面白いと思えない。なぜかは分からないけど、アン・ハサウェイの魅力だけではこの映画は持たないのではないだろうか。まとめに入ろうとする平凡さを感じてしまった。 [映画館(字幕)] 6点(2012-08-05 12:23:32)(良:1票) |
15. カプリコン・1
佳作。 [DVD(字幕)] 6点(2012-06-02 09:01:24) |
16. ゴーストワールド
《ネタバレ》 最後はやはり死んだと解釈するのが妥当ではないだろうか…。不変なものを求める心情と、変わって行く周囲。非常に切ない。 [DVD(字幕)] 7点(2012-05-09 00:03:39) |
17. ヒューゴの不思議な発明
スコセッシのシネフィルぶりが遺憾なく発揮されていて、これ作っている間楽しかっただろうなぁ、と想像する。 [映画館(字幕)] 7点(2012-04-11 07:33:55) |
18. ドラゴン・タトゥーの女
基本的なストーリーはありきたり過ぎてどうしようもない。勿論フィンチャーのスタイリッシュさは健在で、オープニングは鳥肌モノ。しかしハッキングのステレオタイプなイメージに、いまひとつピンとこない家族関係など、不満は多い。やはりこれはドラゴン・タトゥーの女を描いた映画だと考えるべきだろう。ミカエルは言うまでもないが、リスベットの魅力は素晴らしい。その点、もう少し彼女に焦点をあてるべきだったように思う。そしてこの映画を通低している女性への性的暴力、コミュニケーションの歪みなどが注目される。主人公がミカエルなのもなにかの暗示だろうか。いずれにせよ次回作が待たれる。 [映画館(字幕)] 6点(2012-02-13 23:34:02)(良:1票) |
19. プラトーン
映像は戦争モノとしては傑出していると思うが、「エリアスとバーンズはいつの時代にも要る」というようなあまりに単純化しすぎた図式は逆にこの作品を浅いものにしてしまう。それよりは、インテリで富裕層のクリスが気が狂ったように殺人マシーンになり、バーンズを射殺するようになるその過程をより強調すべきだった。あれだけ豹変した彼が、帰還するときには人間に戻って「エリアスとバーンズは……」なんて落ち着いた表情で思索するのはどうも違和感がある。ベトナム戦争を忠実に描いたという点でのみ評価されるべき作品のような気がする。 [DVD(字幕)] 6点(2011-11-14 00:22:19) |
20. オーメン(1976)
これはホラー映画ではなく、オカルト映画である、とあえて言い切ってしまおう。怖がらせるなんてことを狙っているわけではない、オカルトの雰囲気を存分に出しつつ、その人智を越えた恐ろしさを体感させる映画なのである。音楽の素晴らしさは言わずもがな。その聖書に裏打ちされたアイディアと、子供に悪魔をやつすという発想。犬という小道具も効いており、短いながらもものすごいインパクトの見せ場をタイミングよく挟む。謙抑的かつ上質なオカルト映画だ。 [DVD(字幕)] 8点(2011-10-26 23:07:32) |